英語脳と日本語

英語脳と日本語

最近の私の頭の中はブログの事でいっぱいです。
文章を書く事も、何かを調べてまとめる事も結構好き。
しかも、ありがたい事に私のブログを頻繁にチェックしてくれてて目の前で感想を言ってくれる人がいるので励みになっています。本当にありがとう。

でもブログを書く以前から私は本や漫画を読むのが大好き。
私のベトナム人の友人なんかは、いつも英語の小説を読んで英語の勉強をしているので、私よりも全然オーストラリア歴が短いのにかなりの語彙力があると思います。

私もね、英語の本は自分で買ったりクリスマスにもらったりするので結構持ってはいるんですよ。
本当に全部読破したら、結構英語も伸びる気はします。
でもね、日本の本の方が魅力的な内容に見えるんだもの!そっちを先に読みたいよ!

便利になって良いのか悪いのか…

近年、電子書籍と言うものが充実して来てから、私は活字に飢える事がなくなりました。
電子書籍サイトはたくさんありますが、特に私が気に入ってずっと利用しているのはeBook Japan
これのお陰でどんなに私の生活が豊かになったか!

シドニーには紀伊国屋も古本屋もあるし、日本の本は実は普通に手に入ります。
でも電子書籍ならいくらでも買えて場所を取らない上に、いつでも楽々と持ち運び出来ます。
私のiPadには常に400冊以上の本をダウンロードしてあるので、気が向いた時にいつでも読めるようになってるんです。

そんなに読みたい本が控えてるのに、英語の本やら読んでる暇ないわ!って思っちゃうのです…(^_^;)
それにこのブログを書き始めてから、文章を書く上でやっぱり定期的にちゃんとした日本語の本とかに触れていった方が良いなと思いました。

私はそんなに見ませんがYoutubeとかもあるし、とにかく日本人は楽しい娯楽が多過ぎ。(と、言い訳してみる。)
という事で、最近「英語って何だっけ」状態でした。

と言ってもパートナーやお客さんとの会話は英語なので完全には離れていませんが、多くの人がよくする勘違い。
英語はただ海外にいるだけでは上達しません。やっぱりそれなりにやらないと。
10年以上オーストラリアにいても、全然しゃべれない人は結構いるのですよ〜。

そして英語脳とは

で、何が言いたかったかというと、本当は英語をしゃべる時には完全に脳みそまで英語に切り替えた方が良いのです。
だって同じ事を伝えるにしても、英語と日本語では表現方法やニュアンスが違うし、いちいち日本語で考えた事を英語に直していたら、会話速度が間に合わないんです。
「あれ、英語で○○は日本語で何て言うんだったっけ〜?」となるくらいでちょうど良いんです。

で、ちょっとネットを見ていたら、日本語ペラペラお笑い芸人、厚切りジェイソンさん?(有名ですか?疎くてごめんなさい。)がすごく良い事を言ってました。

「日本語と英語の間には、一言で言いかえられるものなんてない」とジェイソンさん。英語圏と日本では生活も文化もちがい、語彙のニュアンスに微妙な差があるのは当たり前。それを別の言語で言いかえることこそが、ナンセンスなのかもしれません。
(中略)実際にネイティブ・スピーカーと話したり、英文を読んだりしたとき、「単語の意味はわかるのに、フレーズ全体の意味がわからない」という経験は誰にでもあるはず。それは英語を本当に理解しているのではなく、ジェイソンさんがいう通り「一語一義」で丸暗記しているからでしょう。丸暗記だから応用がきかず、実際に会話したり読んだりするときにわからなくなってしまうのです。
http://gotcha.alc.co.jp/entry/20170124-book-jason

うんうん、なるほど。これ、すごく良く分かります。

こっちの語学学校に行くと、英語を調べる時は、母国語の辞書ではなくて英語で説明された辞書を使えと言われる事がよくあります。
色んな人が言ってますが、語学を勉強するのに母国語で説明をされている本を読むよりは、英語なら英語のみで書かれた教本で勉強した方が、効率が良いんですよね。これは私もやってみてそう思いました。
だから、もしこれから英語の勉強本などを買う予定のある人がいたら、英語しか載ってない物を選んでみては?

そういえば、笑える話として今でも私とパートナーの中でギャグになってる言葉があります。

まだ私たちが出会って間もない頃、私は何気なく家の窓を開けて「自然の風を入れた方が良いよ」と言いたかったんですけど、“自然の風” を “Natural wind” と直訳したら大笑いされました。
「わはははは、そういう時は “Fresh air” って言うんだよ!(笑)🤣」

日本語脳だとこんな風になりやすいです(笑)
言いたい事は何となく分かるけど、英語ではこう表現するんだよ的な事がたくさんあって、へー、そう来たか!と思う事もよくありますよ。

ちなみに、昔、ジブリのDVDを日本語版と英語版で見比べたら、英語の方は英語圏の人が理解出来るように省略されてたり付け加えられていたりしてる言葉が結構ありました。

大切なのは話す内容

英語の上達の前に、母国語すらきちんと話せなかったり語彙力が少なかったりする人は、第二言語の英語だけ飛躍的にしゃべれる事はない、と言う話もあります。

えーと、例えば “無神論者” という日本語があります。
神さまを信じない人という意味ですが、この言葉を母国語で知らない人が英語でAtheist(無神論者)という言葉を使ったりするでしょうか。まず「英語で何て言うんだろう?」とすら思いつかない可能性が高いですよね。

“ユダヤ人”という存在自体を知らなかったという子がいました。
その話題が出たので日本語の辞書を引いてみたけど、意味が分からなかっそうです。
そうなるとJewish(ユダヤ人)の単語を知る以前に “ユダヤ人とは?” から始めなければいけません。

私がいつも思うのは、英語が出来るか出来ないか以前に、話す内容についていけるかどうか。
例えば私の場合ですが、オージーたちがスポーツの話で盛り上がっている時、言ってる事は理解出来ても内容自体に興味がないと会話には入りにくいです。

あとオージーはダジャレ的なものが好きらしく、親父ギャグ的ジョークを言い合って笑う事も多いですが、ギャグの元ネタが分からないから笑えない。昔あったテレビ番組とか、有名人が言ってた言葉なんて知らないので、それに絡めてジョークを言って大笑いしてる中、ひとり「?」ってなる事が多いです(笑)

だから言語を学ぶなら文化を通して学んだ方が良いと言うのは本当です。
外国人が日本語を学ぶ時だって、相手を立てたり和を保つ日本の考え方が理解出来なければ、やっぱり日本語を正しく使いこなせないと思うのです。

よく日本語をしゃべってる時と英語をしゃべってる時は性格が変わると言う人がいますが、あれは言葉を通した文化の違いを反映している良い例だと思います。(日本語だとおっとり丁寧に話すのに、英語になった途端にテキパキ指示を出す、とか。)

私は日本語が好きです。キレイな言葉だと思います。

日本語を話す時は、ルー大柴のような日本語と英語をミックスしたしゃべり方をしたくないし、尊敬語や謙譲語などをきちんと使いこなせる日本人でありたい。(時々間違えますが。)

それに日本語って、パワフルで繊細な言葉なんです。言霊って言いますよね?
頭で考えてる時の言語は、そのまま脳に指令を出すツールとなります。
日本人が細かく繊細な作業が得意なのも、言語が細かく繊細だからだと聞いた事があります。
だから、せっかく日本人に生まれたのに、日本語を使わないともったいないと思ってしまうのです。

結論

これからも日本語はじゃんじゃん使っていくつもりです!
今の所の私のレベルでは、日本語で何かを読んだ場合と英語の場合では、理解速度もインプット量も圧倒的に日本語の方が吸収しやすいです。そして、日本語原作の物は当然日本語で読みたいです。

でも切り替える時はしっかりと英語の脳に変えて行こうと思います!
英語が理解出来ると、やっぱり入ってくるインフォメーションも変わってくるし、英語原作の物はやっぱり英語で読みたい、観たい。(訳者によってニュアンスが微妙に変わってしまう物だから。)

そして何と言っても、英語は私の大切に思う人たちとコミュニケーションを取る為の大切なツールです。
私の好きな人たちが幼い頃から使って来た言葉を理解して、その世界を共有したい。
今はそれが一番のモチベーションかもしれません。