英語脳に日本語はいらないけど、母国語も大事にしよう

英語脳に日本語はいらないけど、母国語も大事にしよう

よく勘違いしがちなパターンですけど、海外に来れば自動的に英語が出来るようになるとか思ってる人、いません?

もしそうなら誰も苦労しないって話で(笑)

英語はただ海外にいるだけでは上達しませんよ。やっぱりそれなりにやらないと。

実際、10年以上オーストラリアにいても、全然しゃべれない人は結構いるのですよ〜。(ドキッ)

んー、でも困った、困った! 日本人は誘惑がいっぱいあるし、日本語も大好きなんだもの!

そうやってどっちも中途半端にしてるうちに、英語も日本語も上手くしゃべれなくなったりして…。

 

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日本語を直訳しないこと

英語をしゃべる時には完全に脳みそまで英語に切り替えた方が良いのです。英語と日本語では表現方法やニュアンスが違うし、いちいち日本語で考えて英語に直していたら、会話速度が間に合わないですから。

英語初心者がよくやってしまいがちですが、日本語をひとつひとつ直訳すると、不自然な英語になってたりするんですよね。

そもそも英語圏と日本では生活習慣も文化も違うので、日本語の微妙なニュアンスを英語に直そうとしても、表現がかなり違って来るのは当然です。

なんならジブリの映画を日本語版と英語版の両方を聴き比べて見てください。英語の方は英語圏の人が理解出来るように省略されてたり付け加えられていたりしてる言葉が結構ありますから。

こっちの語学学校に行くと、英語を調べる時は、母国語の辞書ではなくて英語で説明された辞書を使えと言われる事がよくありますが、語学を勉強するのに母国語で説明をされている本を読むよりは、英語なら英語のみで書かれた教本で勉強した方が、効率が良いんですよね。これは私もやってみてそう思いました。
だから、もしこれから英語の勉強本などを買う予定のある人がいたら、英語しか載ってない物を選んでみては?

そういえば、笑える話として今でも私とパートナーの中でギャグになってる言葉があります。

まだ私たちが出会って間もない頃、私は何気なく家の窓を開けて「自然の風を入れた方が良いよ」と言いたかったんですけど、“自然の風” を “Natural wind” と直訳したら大笑いされました。
「わはははは、そういう時は “Fresh air” って言うんだよ!(笑)🤣」

日本語脳だとこんな風になりやすいです(笑)
言いたい事は何となく分かるけど、英語ではこう表現するんだよ的な事がたくさんあって、へー、そう来たか!と思う事もよくありますよ。

襲って来る日本の誘惑

私、読書がわりと嫌いじゃないんですよ。主にノンフィクションやビジネス書ばかり読んでますけど。でも、英語で読むと疲れて進まないので、日本語が良いですねー!

それにひきかえ、ベトナム人の友人はいつも英語の小説を読んでいるので感心してました。私よりも全然オーストラリア在住歴は短いですが、読書の効果でかなりの語彙力があるのではないでしょうか。

いや私もね、英語の本は自分で買ったりクリスマスにもらったりするので結構持ってるんですよ。うん、英語の本はインテリアにも映えますね…。

あ〜だって、日本の本の方が魅力的に見えるんだもの!そっちを先に読みたいじゃないですか。読みたい本がたくさん控えてるのに、英語の本やら読んでる暇ないわ!って思っちゃうのです…(^_^;)

最近はますます便利になって、良いのか悪いのか電子書籍でどこでも日本語の本は買えるし Youtube とかもあるし、とにかく海外にいながら楽しい日本語の娯楽が簡単に手に入っちゃうという。ひと昔前には信じられないですけどねー。

しかも! ブログを初めてしまったので、最近の私の頭の中はブログの事でいっぱいです。文章を書く上でやっぱり定期的に日本語に触れていった方が良いですからね!(言い訳)

大切なのは話す内容

でも、言わせてください。

母国語すらきちんと話せなかったり語彙力が少なかったりする人が、第二言語の英語だけ飛躍的にしゃべれるんでしょうか?

例えば “無神論者” という日本語がありますけど、この言葉の意味を母国語で知らない人が英語でなら Atheist (無神論者) という言葉を使いこなすんでしょうか?

前に “ユダヤ人” という存在自体を知らなかったという子がいたのですが、その話題を振られて辞書を引いてみたけど、意味が分からなかっそうです。その子は Jewish (ユダヤ人) の単語を知る以前に “ユダヤ人とは?” から始めなければいけませんよね。

私がいつも思うのは、英語が出来るか出来ないか以前に、話す内容についていけるかどうか。

例えば私の場合ですが、オージーたちがスポーツの話で盛り上がっている時、言ってる事は理解出来ても内容自体に興味がないと会話には入りにくいです。昔あったテレビ番組とか有名人が言ってた言葉で盛り上がってても、元ネタを知らないので置いてけぼりになる事もよくあります。

だから言語を学ぶなら文化を通して学んでいかないと、何となく上手くいかない気がします。

外国人が日本語を学ぶ時だって、相手を立てたり和を保つ日本の考え方が理解出来なければ、やっぱり日本語を正しく使いこなせないと思うのです。

よく日本語をしゃべってる時と英語をしゃべってる時は性格が変わると言う人がいますが、あれは言葉を通した文化の違いを反映している良い例だと思います。(日本語だとおっとり丁寧に話すのに、英語になった途端にテキパキ指示を出す、とか。)

日本語も大事にしたい

私は日本語が好きです。キレイな言葉だと思います。

日本語を話す時は、ルー大柴のような日本語と英語をミックスしたしゃべり方をしたくないし、尊敬語や謙譲語などをきちんと使いこなせる日本人でありたいと思ってます。

それに日本語って、パワフルで繊細な言葉なんです。言霊って言いますよね?

頭で考えてる時の言語は、そのまま脳に指令を出すツールとなりますが、日本人が細かく繊細な作業が得意なのも、言語が細かく繊細だからだと聞いた事があります。

だから、せっかく日本人に生まれたのに、日本語を使わないともったいないと思ってしまうのです。

私はネイティブじゃないし、オーストラリア人に同化する必要はない。オーストラリア在住日本人として生きていこう。 そう思うようになってから、少し楽になりました。

結論

これからも日本語はじゃんじゃん使っていくつもりです!

今の所の私のレベルでは、日本語で何かを読んだ場合と英語の場合では、理解速度もインプット量も圧倒的に日本語の方が吸収しやすいです。そして、日本語原作の物は当然日本語で読みたいです。

でも切り替える時はしっかりと英語の脳に変えて行こうと思います!

英語が理解出来ると、やっぱり入ってくるインフォメーションも変わってくるし、英語原作の物はやっぱり英語で読みたい、観たい。(訳者によってニュアンスが微妙に変わってしまう物だから。)

そして何と言っても、英語は私の大切に思う人たちとコミュニケーションを取る為の大切なツールですから、私の好きな人たちが幼い頃から使って来た言葉を理解して、その世界を共有したい。

今はそれが一番のモチベーションかもしれません。