シドニーのジャカランダがきれいに見えるスポットをリストアップ

10月中旬頃から11月にかけて、オーストラリア各地ではジャカランダ (Jacaranda) が満開を迎えます。

この花はとても人気があり、散ると道路を薄紫に染める姿はまるで桜を彷彿させるので、日本人の中ではジャカランダを “オーストラリアの桜” と思っている人も少なくありません。

野外でのアルコールは制限があったりするので、日本のようにどんちゃん騒ぎとはいきませんが、ピクニックや散歩をするには最高です。

今回は、そんなジャカランダを十分に堪能出来るシドニーのジャカランダスポットの紹介しますね!

ジャカランダのきれいな場所リスト

シドニーのジャカランダ見れる場所のリストは以下の通りです。赤い色が付いている場所は、後半で詳しく説明しますね。

(参考: https://www.news.com.au)

シティ (CBD)

・シドニーロイヤルボタニックガーデン (Royal Botanic Garden Sydney)
・サーキュラキー (Circular Quay)
・ロックス (The Rocks)

ノースショア (North Shore)

・キリビリ (Kirribilli)
・ラベンダーベイ (Lavender Bay)
・グリニッジ (Greenwich)
・ウェイバートン (Waverton)
・ハンターヒル (Hunters Hill)
・ウールウィッチ (Woolwich)
・ロングビル (Longueville)
・ウールストンクラフト (Wollstonecraft)

インナーシドニー (Inner Sydney)

・シドニー大学 (University of Sydney)
・グリーブ (Glebe)
・キャンパーダウン (Camperdown)
・アースキンビル (Erskineville)

イースタンサバーブ (Eastern Suburbs)

・オックスフォードストリート (Oxford St)
・グレンモアロード (Glenmore Rd)
・パディントンのファイブウェイズ (Five Ways)
・ダブルベイ (Double Bay)
・ウラーラ (Woollahra)

サウスウエスト (South West)

・カムデン (Camden) の アーガイルストリート (Argyle St)

※ 11月下旬にジャカランダフェスティバルも開催されています。(詳しくはウェブサイトで)

それぞれのジャカランダスポット

では、もう少し詳しくそれぞれの地域を見ていきます。

ちなみに上記のリストには載せてない場所にもジャカランダは咲いていて、例えばシティの Gorge Street にあるタウンホール前も鮮やかな紫色が。

Oxford Street の裏道にも。

ロックス

人気観光地のロックスはこんな感じです。

ジャカランダと一緒にオペラハウスやハーバブリッジも見れる場所なんて、最高のロケーションですよね。芝生があるのでピクニックも出来ます。(でもカモメがご飯を狙ってくる可能性があるので注意)

サーキュラキー

ロックスのお隣、オペラハウスのあるサーキュラキーにもジャカランダ。ほんの少しだけですけどね。

シドニーロイヤルボタニックガーデン

ボタニックガーデンもちょこちょこと咲いてました。それにしても、この花は遠くからでもよく目立ちます。

花びらのじゅうたんが素敵。

いちばんの有名スポット、キリビリ!

そして、いちばん有名なスポットがノースショアエリアのキリビリ (Kirribilli) にある McDougall Street です。

ここはシティから少し外れている静かな地域にも関わらず、SNS などで拡散されて現在はあまりにも有名なジャカランダの名所として知られるようになっています。

この道路の両側に咲いているジャカランダは、確かに他の場所よりもボリュームがありますし散ってる花もきれいです。

11月の初旬の朝9時過ぎに行ってみたら、もうジャカランダをカメラに収めようとする人たちが既にちらほらいました。

こちらは晴れた日の午後2時過ぎ。

こんなに人がいるのかと驚くほどの賑わいですが、ただここ、決して交通量は少ない方ではないので、気を付けないと危ないです。

次から次へと車が通過していく中、良い写真を撮ろうとしたらどうしても道路の真ん中に出る事になってしまうんですよね。

車を気にしながらサッと道路へ出てパッと写真を撮って、車が来たらまたよけて…という感じなので、なかなか忙しいです。車側も暗黙の了解のようにある程度徐行してくれたりしてますが…。

こんなに多くの人が集まって来るのだから、もっとゆっくり出来るスポットがあると良いですよね。

そして、この道路沿いにミルソンパーク (Milson Park) という広い公園もあるので、ピクニックもおすすめ。

人が多いといっても日本のお花見ほどいないので、もちろん場所取りなんてする必要ないです。

近くにはこんな場所もありますし、探せばおしゃれなカフェとか見つかりそう。

McDougall Street までの行き方

では、このジャカランダスポットまでの行き方を ミルソンズポイント (Milsons Point) の駅から説明します。

駅までは電車かバス、ロックスからならフェリーもしくは余裕があればハーバーブリッジを歩いて渡るのも良い散歩コースになって良いですよ。

① Milsons Point の駅を降りたら改札口を左 (Ennis Road側) に出て、横断歩道を渡ります。

② この通りを左に歩いていくと階段があるので、そこを下に降ります。

③ 降りたら Broughton Street に出るのでひたすら左にまっすぐ進んでください。

④ 右手にコンビニが見えて来るので、その脇を入ったらそこが McDougall Street です。おそらく人がたくさんいるのですぐ分かると思います。

車の交通量が多いので、このストリートまで行く時も十分気を付けてくださいね。

ラベンダーベイ

さて、ミルソンズポイントまで来たなら、もう一カ所素敵な散歩コースがあります。

ルナパークの裏側に海沿いを歩ける道があるのを知ってるでしょうか?ここら辺はラベンダーベイといって超お金持ちの人が住んでいるエリアです。

ルナパークまでの行き方は別記事に書いてますので、分からなければそれを参考にしてくださいね。

遠くに見えるジャカランダの花自体はパラパラ咲いているという感じですが、とにかくこの道はとても気持ち良いんです。

ここからフェリー乗り場も近いので、散歩が終わったらフェリーでハーバーブリッジをくぐって、オペラハウスを見ながらロックスまで戻るのも最高ですよ。

おわりに

シドニーの春から夏にかけては気候も良く、観光客も増えるシーズンです。

有名観光地に行くのも良いですが、ちょっと植物に目を向けるのもまた良いものですよね!

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Acknowledgement to Country

This website would like to acknowledge Gadigal peoples of the Eora nations, Aboriginal and Torres Strait Islander people, the traditional custodians of this land and pay our respects to Elders both past and present.このウェブサイトは伝統的な土地の所有者であるエオラ、ガディガルの人々を含むアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老に敬意を表します。