トマトファームでピッキング専用の車にびっくり

トマトファームでピッキング専用の車にびっくり

バンダバーグ (Bundaberg)のトマトファームで働いた時に、面白い経験を色々しました。

もちろんずっと日本にいたらファームなんて体験しなかったでしょうし、それ以前にきっと日本にはないだろうと思われるピッキングの仕方だとか、とにかく色々新鮮でした。

今回はそのトマトファームについて紹介します!

バンダバーグってどんな所? と思った方は、前回の記事も併せて読んでみてくださいね。
猫も杓子もバンダバーグ!? 実際のところは…

ファームの生活

さて、ファームの朝はどこも早いです。
毎日バックパッカーズホテル(以下バッパー)の掲示板に貼らるワーカーたちの日程表があるんですが、今回確認したところ、その日程表の写真が残っていました。(個人名だらけなのでここには載せられませんが。)

それによると、ひとつのファームにだいたい約15人ずつくらいにメンバーが振り分けられていて、どのファーム行きのバスがどのストリートから何時に出るか、という詳細が書かれています。システマチックですね。
このバッパー、一般客が快適に泊まれるようなホテルではなかったので、こういうファーム目的のワーカーで成り立っていたんだと思います。

バスが出る時間は、一番早くて早朝4時50分発、遅くても5時半発。早いですよね〜!
特に繁忙期のクイーンズランドの真夏の昼間はものすごく暑くなるので、涼しいうちから始めた方がはかどります。

だからワーカーたちは平日あまり夜更かし出来ず、だいたい夜の9時頃には寝てました。
夜型人間の私もさすがに朝型に成らざるを得ず、ファームで働く時期だけは比較的健康的な生活リズムになります(^_^;)

私がここで最初にした仕事はチェリートマトファームでのピッキング。10月の初めです。

これは歩合制の仕事でした。
バケツをトマトでいっぱいにしたら、上に自分の番号札を乗せて、それが自分の出来高になります。

ピッキング中トラックがまわって来たら、出来たバケツを持って行ってもらって、工場内でカウントしてもらうのですが、これが曲者。
ちゃんと自分のバケツの数を把握しておかないと、後でもらう給料が全く合わないなんて事は日常茶飯事でした。
そして最後の方では働いたのに給料をくれないという事件もあり、ここは何となくトラブルの多いファームでした。

トマトのヘタを取らないといけなかったりとかちょっと面倒なんですが、1バケツ$5くらいだったかな?ずっと後になってから、ビクトリア州でチェリートマトピッキングをしてた人と話す機会あったんですが、彼のファームはここよりも2倍くらい1バケツに対してもらえる金額が違ったので羨ましかったのを覚えてます。
やっぱりクイーンズランド州のファームは飽和状態なので足元を見られているのかもしれません。

勤務時間や日数は、その時期の収穫状態によって異なります。
10月の初め頃は仕事がもらえない事もあったし、ほんの3〜4時間働いただけで帰される事もありました。

それが10月下旬になって来ると、ファームも時給制でわりの良い普通サイズのトマトに振り分けてもらえるようになって、繁忙期には朝早くから夜暗くなるまで働きました。

このファームにはちゃんとTAXも払ってました。お給料は2週間に1度、銀行振込でもらってました。
前のチェリートマトファームのお給料は2週間ごとの現金で、TAXは払ってません。

さてこのトマトのファーム、最大の問題はトイレです。
何故かこのファームにはトイレがなかったので、女の子でもその辺の草むらに隠れてしなければいけません。
私はトイレが遠いのが特技なので (全然体に良くない)、何とか助かりましたがやっぱりちょっと苦しかったです。

そしてこのファームのピッキング、システムがとても面白いんです!さすが広大な土地を持つ、農業大国のオーストラリアだなと思いました。

口で説明しにくいので写真を載せますね。

まずこういう車が来て、
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ウィーンとゆっくり開いていきます。
↓↓↓

完全に開くと座席が付いてるのが分かりますか⁉︎
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トマトの垣根の間に座席がぴったりと入るように、ゆっくりと車を運転していきます。
この座席にピッカーたちが座って、座ったままトマトを採る仕組みです。

座った前方にはコンビナートのようなものまで付いていて、何とも私には新鮮に映りました。
でもちょっとかわいそうなのが、バケツ係になったピッカーです。
みんなの後ろから採り残しのトマトを重いバケツを持ちながら走って採る係です。
だいたい男の子が選ばれますが、女の子にも順番はまわってきます。
結構きついです。
取り残しの多い人の後についてしまった時は最悪です。

うーんそれにしても、採りたてのトマトってものっすごくおいしいんです!
オーストラリアのトマトは日本のものよりも酸味が少なくて食べやすく、私好みです。
時々採れたての新鮮なトマトを服で拭いてつまみ食いしてました。

ところで、いつも仕事が終わった後に自分の服を見ると、前の方がいつも必ず粉っぽい緑色になってるんです。
そしてそのうち便も緑色っぽくなって来たんですよ。
何だろね〜、なんてのんきに思っていましたが、あれって農薬ですよね。

私は全くなりませんでしたが、皮膚の弱い人は腕にブツブツが出る人もいました。
あ〜そんな農薬たっぷりのトマトをロクに洗いもしないで食べてた〜(⌒-⌒; )
みなさんピッキングする際はお気を付けくださいね。

私は日焼けしたかったからキャミソールとかで仕事してたけど、肌の弱い人はちゃんと暑くても長袖と手袋でカバーしてました。
見て、すごいでしょ、私の日焼け!人生で一番黒かった時期です(笑) うわー本当にインド人並みですね。実はアボリジニーなんじゃないかというウワサもありました(笑) というのはウソですが。

働いているからこそ見れる、面白トマト

そしてファームで働く楽しみのひとつに、面白い形の作物がたくさん見れるというのがあります。

   

面白い形のトマトをみつけると、とっておきたくなるのは何故 (笑) 結構みんな集めてましたよ。

そしてハート形のトマトとの出会い♡
これはものすごく気に入っているので、よくSNSなどで今でも使うので見覚えのある人もいるかもしれません。(いちごのハート形バージョンもあります♡)このトマトは正真正銘、私がバンダバーグで見つけたトマトです♡

こんな感じのファーム生活です。
楽しいと思うか辛いと思うかは、あなた次第。

そして私がこの時泊まっていたバックパッカーズホテルも、今までの私の常識を覆す体験を色々させてくれました。次回はそのびっくり体験について書きます!
何だそれ!? バッパーパニック Part1
何だそれ!? バッパーパニック Part2

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