オーストラリアの習慣に馴染もうと頑張る日々

オーストラリアの習慣に馴染もうと頑張る日々

オーストラリアのケアンズに来てから、最初の1カ月はホームステイをしました。
色んな事が日本と違いすぎて毎日が発見の連続でした。

オーストラリア第1日目の話はこちらです。
ホストファミリーと怒涛の1日目

まず夜寝るのがやたら早くて朝も早い!
私のお世話になったホストファミリー、ピーターとパトリシア夫婦は9時には就寝します。そして5時過ぎには起きてます。

9時就寝なんて私にとっては小学生以来ですよ、ホント。
通常の私の平均睡眠時間は5〜6時間。
8時間も9時間も寝たら、目が腐るんじゃなかろうか。

基本夜型人間の私にとって、9時なんて早すぎてとても眠れません。
でもホストファミリーを心配させたくないから、とりあえず部屋の電気を消して、よくベットの中でゲーム機と化した日本の携帯電話でズーキーパーゲームをしたものです。
あはは、懐かし。
だって本当に心配するんですもん。
一度学校の宿題と予習復習の為に11時くらいまで起きてたら、「ちゃんと眠れてるの?」と聞かれました(笑)

私のホストファミリーはすごく良い人たちで大好きでしたが、初めて他人と暮らすのは結構気をつかいました。
今思えばオーストラリア人って本当にリラックスした人たちなので、そんなに気をつかう必要はなかったんですが、何しろ何もかもが初めてで。

私は夜更かししたくてしたくて、後半は「あー夜更かししたい!! 」ってだんだん欲求不満になっていったくらいです。
だから私は1カ月のホームステイでちょうど良かったんですよね。

それからオーストラリアでは、寝る時以外は部屋のドアを開けておくものなんだ、とホストファミリーを見て知りました。
部屋だけじゃなくてバスルームとかも一緒。使ってない時は開けておきます。

“郷に入れば郷に従え” と言いますからね、私も寝る時以外は部屋のドアを開けてましたけど、慣れてないので何となくソワソワしてました。

あと食事の時。

日本に比べたら質素だとウワサには聞いていたけど、どうだろう。
焼いたお肉とかは味付けがされてなくて、ソースやケチャップなど好みの味を後から付ける感じ。
量はそんなになかったかもしれませんが、初めてだらけで緊張していたせいか、そう言えばホームステイ中はちっともお腹がすきませんでした。

それから英語には「いただきます」という言葉がないので食べる時にすごく違和感がありました。
彼らはクリスチャンなので、食べる前に必ずお祈りをして最後に「アーメン」とか言ってから食べてましたが、私はクリスチャンじゃないしクリスチャンのマネも気恥ずかしいので、とりあえず「Thank you for the meal.(ご飯ありがとう)」と言って食べる事にしてました。

そして本当に日本人らしい失敗もやりましたよ☆
たとえば日本人の美徳、“遠慮” というものをオージーの前で披露してしまったんです。

食事のお皿が配られる時、つい癖?で「私、一番小さいので大丈夫。」と言ってしまったんです。
お世話になってる身なので単に遠慮してしまっただけなんですけど、当然オージーに通じる訳がないですよね。

次から「えりには一番小さいのをあげてくれ。」と向こうからわざわざ気をつかってくれるようになりました。あーやっちゃった!何となく後から取り消しづらくて、ずっと少食のフリで通しました(^_^;)

そして日本人お得意のThe 曖昧 も連発。
つい「That‘s OK…」って答えてしまって、「だからそれはYesなの?Noなの?」ってよく聞かれたものです。

あと失敗と言えば、近所に住んでいた彼らの娘さん夫婦を思い出します。
その娘さんは韓国人の男性と結婚して小さな子供もいました。

金髪美女のオーストラリア女性も韓国人男性を選ぶ事があるんだなーって(失礼?)新鮮だったんですが、ある日その旦那さんが料理を振舞ってくれた日がありました。
「それダイコン(Daikon)なんだよ。」と旦那さんが私に教えてくれたんですが、私はカッコつけて英語で “Japanese Radish” と言うつもりが口が滑って「ああ、Japanese Rubbish(日本のゴミ)ですね!」とめちゃくちゃ失礼な事を言ってしまったという、嘘のような本当の話。今となってはネタですけど冷や汗かきましたよ!

そしてこの韓国人男性を旦那に持つ娘さん、実は私と同じ歳でした。
同じ歳でしたが、父親との距離の近さは日本のものとは全く違ってこれもまたびっくり。

父親であるピーターの娘に対するボディタッチがやたら多いんですよ。しかもとても自然。
腰に手を当てたりとか別れの時にはほっぺにチュッ💋って。

あまりに自然でサマになるので違和感がありませんが、これが自分の父親だったら、いや日本人の親子だとしたら…!?
絶対「げーっ!おやじキモー!おえーっ」ってなりそうですよね!何でしょ、この違い!

持ち物も普通に洋風なもの持ってるし(当たり前)、ずるい。
ピーターはいい歳のおじさんなのに、庭で当たり前のようにオシャレなキャンドルなんて使っちゃって。
今思えばただのよくあるキャンドルなんですけど、あの時は何もかもがオシャレに見えてました。
だって日本のおじさんはそんなしゃれたもの使う人あまりいないですからね!しかも本人はそのオシャレさを自覚せずに使いこなす自然さ!
もう日本と何もかもが違っていちいち驚いてましたよ〜。

ある日パトリシアがケーキを作りました。
職場の人の誕生日にと作ったケーキは、ピンク色でココナッツがふってありました。
いかにも外国っていう感じでとてもかわいかったので写真も撮らせてもらったんです。
「すごく素敵なケーキだね!これっていちご味なの!?」

「…これはね、ただピンク色なだけよ。」

ピンク=いちご味というのは、日本人的発想?何となく気まずいような空気。
ちなみに、私の好きなみどり=メロンはあまりなくて、こっちのみどりはだいたいライム味。

そうそう、一度だけパトリシアに英語学校の宿題を手伝ってもらった事がありました。
ネイティブスピーカーだから完璧だと思いきや、バッチリ間違ってました(笑)
本当に思うんですけど、先生でもない普通のネイティブスピーカーに英語の文法などは聞くものではありません(笑)

あとネイティブの英語は達筆過ぎて読めない!
多分 “Chicken” って書いてるんだろうなーと想像出来ても読めなかったな…(笑)

そして、夜に隣の部屋から聞こえるピーターとパトリシアのヒソヒソ話が本当に英語なのにも(当たり前)いちいち感動してました。
でもそれと同時に英語にウンザリもして来ました。

日本にいる時は寝ても覚めても英語、英語ってテンション高かった時期もあったんですが、この国では英語が当たり前。

期間限定とか希少価値があるからこそ燃えるのと同じで、日本で英語を学ぶから楽しいっていうのもあったみたいです。
何て言うか、能動的に自分から追い求めないと得られないから快感だったっていうか?

求めなくてもあふれんばかりに英語英語って差し出される環境に入ったら、お腹いっぱいになっちゃいました。
「毎日毎日、英語英語ってやになっちゃう!」って。
そういう意味でもやっぱり日本である程度英語をやっておいて良かったです。

でもショッキングだったのは、何と言ってもこっちの人がよくやる食器の洗い方ですね。
これは水が不足しているオーストラリアでは効率の良い洗い方らしのですけど…。

①まず食器のたまったシンクに栓をして、お湯を張ります。

②そのお湯を張ったシンクに食器洗い用の洗剤を入れて、泡立ったお湯を使って、そのままスポンジで食器を洗っていきます。

③洗った食器は泡がついたまま乾かしておわり!泡は流さず自然乾燥です。

んー、洗剤は薄まってるから大丈夫とか言う人もいるけど、大丈夫なんだろうか?

私の今のパートナーも最初そのやり方で食器を洗ってたので、やめてもらいました。あと食器用のスポンジでガスコンロを拭くのも。

「でもほとんどのオージーは食器用のスポンジでガスコンロを拭いてると思うよ?」

いやいや、他のオージーとか関係ないから。私、日本人だし。
オージーと日本人が一緒に暮らせば、色んな事でお互いの妥協が求められます。

どうですか?こんなオーストラリアの人たちの生活。
他にも色々ありますが、ウワサ通り人に気を使いすぎないリラックスした人たちでした。

でも他にもまだまだ慣れない事がたくさんありましたよ。こちらも良かったら読んでみてください。
日本と違う事ばかり