プースカフェ風虹色デザート

プースカフェ風虹色デザート

全然オーストラリアとは関係ないんですけど、プースカフェ(Poussecafe)というカクテルを知ってますか?

アルコールの比重を利用して作るカクテルで、特にレインボープースカフェは色の層が何層にも重なったとてもキレイなカクテルなんです。
※写真はCOCKTAIL豆知識よりお借りしました。
だたこれは、作り手の集中力と腕が試される割にはおいしくない、観賞用だとよく言われます。アルコールの原液をそのまま使って重ねてるだけだからです。
うーん、私はMIDORI(メロンリキュール)を原液で飲むような人間なので、きっとおいしく飲める気はするんですけどね。
(だって、パイナップルジュースやオレンジジュースで割ると、ただのジュースみたいで物足りなかったんです💧 喉が焼けるほど甘いのにはすぐ慣れます。でもオージーに、えっ?って二度聞きされましたけど 笑)

要するに今回はそのプースカフェに憧れてプースカフェみたいなゼリーを作ったので、それを紹介しようかと思います!

日本のバーが時々恋しい

日本って、おしゃれなバーがたくさんありますよね。
若い頃、カクテルってなんておしゃれな飲み物なんだろうと思ってました。

カクテルって味と見た目が融合したアートなんです。
それにバーテンダーの作り出す雰囲気やトークなどもプラスされます。

バーテンダーというのは博識で話題が豊富でないといけないし、とても奥が深い仕事なんです。
一時期、その職業にすごく憧れました。

でも私がバーテンダーになる事はないだろうけど、せめてカクテルのベースとか材料とかスラスラ言えたらカッコよくない?とか思ってハマっていた時代もあったんです。若かったんですね。(飲む専門です!)

その中でも色彩がキレイなプースカフェは私の憧れでした。

でも先ほど言ったように作るのが大変な上にただの観賞用とされるプースカフェ、当然オーダーを嫌がれる事もあるそうで、そんな空気の読めないオーダーはなかなか出来なかった私でした。

一度たまに行くバーのマスターと仲良くなったので言ってみたんですが、「ああ、あれはおいしくないから別の頼んだ方が良いよ!」とあっさり断られ、それ以来トライしないままです。

求めてるのは味か?ビジュアルか?

一度だけ3色のプースカフェを飲んだ事があります。

地元のバーで偶然アイルランド人の英語の先生に会って、おごってくれたカクテルがアイルランド国旗🇮🇪と同じ色の層になったカクテルでした。(すごくかわいかったのに手元に写真が残ってないのが残念です。)

オーストラリアでもカクテルは飲めますが、基本高いので(グラス一杯$15〜)自然とビールやワインばかり飲むようになり、カクテルは特別な事がない限り飲まなくなりました。

だからすっかりカクテルの事は忘れてたのに…。
なのに何故か最近よくプースカフェの事を思い出して、飲みたくてたまらない衝動に駆られてました。

ああ、どうしよう…。

で、すごく考えたんですけど多分、飲みたいというか見たいんです。だってただの原液の層がプースカフェですから、原液買って飲めば同じ味なはずです。でもしたいのはそれじゃないな、と。

じゃあ自分で買って作ってみる??うーん。
あ、そっかあ!
べつにアルコールじゃなくても似てれば良くない!?

という結論に至ってゼリーで作る事にしました!
長い前置きでしたね(^_^;)

という事で衝動に駆られて作ったプースカフェ風の虹色デザート。

色は虹の順番にしてみましたが、これはお好みで。
簡単ですが見栄えが良いので、パーティ用などに作ってみてはいかがでしょう。
材料はゼリーの素とお湯と水!終わり(笑)

レシピ

ゼリーは好みのジュースにゼラチンや寒天を入れて作っても良いし、何でもOKです。
私は今回、オーストラリアのスーパーならどこでも売っているゼリーの素を使いました。

このAeroplane Jellyというゼリーの素は$2しませんが、スーパーマーケット独自のブランドの物なら更に安く手に入ります。

ただ強烈なブルー色のはこのメーカーしか出してないので、今回はこのブランドで統一してみました。
私このゼリー好きなんですよ、特にブルー。

このゼリーについて詳しく知りたい方はこちらをご覧くださいね。
エアプレインゼリー90周年の足あと

ちなみに箱の裏には豆知識的なものやゲームやレシピなどが載ってるんですけど、ちょっとみてください、このブルーの箱に書かれているレシピ!


あはは、プールパーティゼリーケーキ!(笑)
日本人のキャラ弁もこれ食べ物?と思うくらいすごいですけど、オージーの遊び心もハンパないです、特にスイーツ系!面白い〜。

さあ肝心のゼリーですが、今回はレインボーにしたかったので、使った味はストロベリーオレンジレモンライムブルーベリーグレープ。虹色ですが、紺色はないので6色使いました。バリエーションはお好みで。

レインボーゼリーの作り方

①ゼリーの素を一色だけお湯に溶かす。

ゼリーの箱にはこう書いています。

①ボウルにゼリーの素を入れて250mlのお湯を入れてよく溶かす。
②200mlの冷たい水を入れて混ぜる。

⬇︎

別に全部熱湯で溶かして構いませんが、最初に熱湯でよく溶かした後に水を加えることで温度が下がるので、ゼリーが固まるのが早くなります。

※寒天やゼラチンで作る方は、それぞれの方法に従ってください。

②透明の出来るだけ細長いグラスにちょっとずつゼリーを流し込む。

なければ普通のグラスで良いですが、グラスはなるべく均等な太さで細長い形のグラスが理想的ですす。
そういう私も持ってなかったので普通のグラスを使いました。
6色なら6当分、色を重ねていくことを考えて最初の色の量を配分してくださいね。

③冷蔵庫で冷やす。

③冷蔵庫にゼリーが固まるまで入れる。(最低4時間。)
500gのゼリーが出来る。
④生のパイナップルやキウイフルーツ、パパイヤは固まらなくなるので入れないこと。

上記の果物にはタンパク質分解酵素が含まれているので、ゼラチンを分解して固まらないんです。パイナップルは有名ですが、他にもメロンや桃も固まりにくいらしいです。

④冷蔵庫のゼリーが固まってきた頃、他の色をまた一色だけ同じようにお湯と水でゼリーの素を溶かす

これが2番目に重ねるゼリーです。

あまりこのゼリーの素が熱いと最初に作ったゼリーの上に乗せる時に、せっかく固まったゼリーが溶る可能性がありますので、少し放置して、ぬる目になるまで冷ましてあげてください。

最低4時間冷やすと書かれていましたが、3時間でも固まっていればOK。
でも時間に余裕があるなら4時間は開けるに越した事はないですね。
私はせっかちなので後で反省。

⑤先に作っていたゼリーの上に、新しいゼリーの素を流し込む。

これが一番緊張するけど一番楽しい作業です。
最初に作って固まらせたゼリーの上に、新たな色のゼリーの素を重ねていきます。
色が均等な層になった方がキレイなので、横から水平にグラスを見ながら注いだ方が上手くいきます。色のバランス命です。
最初のゼリーが充分に固まっていないとキレイな層にならないので気を付けてください。

⑥また冷蔵庫で冷やす。

⑦これを自分の好みの層になるまで繰り返す。

終わりです。

これが完成したもの。

おお〜プースカフェだ!!

簡単ですけど、ちょっとだけ時間と根気がいるかもしれません。
それに当然6箱分のゼリーが出来る訳で(500ml×6=3ℓ)、結構な量です。

あとこういうのも作ってみました。

左からウクライナ、コロンビア、マリ、イタリア、アイルランド、フランスです。

この国旗ゼリーと普通のグラスで作ったゼリーが6個、レインボーにはならなかったゼリーもひとつ出来ました。

他のアレンジと失敗例

昔、作ってる途中でシェアメイトが待ちきれなくて食べちゃった事もあります。
仕上げにちゃんとかわいくトッピングをしたかったんですけど、まだ完成してないよ!って言ったのに待てなかったようです。「もうこれで充分!」って(笑)

でも色を少しずつ重ねて冷やすので、完成してなくても完成してるように見えなくはないんですよね。
最後まできっちり終わらせたければ、家族や同居人に食べられる前にしっかりと完成していない事を伝えておいた方が良いかもしれません。まあ言っても食べる人は食べますが(笑)

あと昔、このゼリーの素を使ってクリスマススイーツを作った事もあります。
赤と緑でかわいいかなーっと思って、りんごのコンポートと一緒に。

けれど、そこはケアンズよりももっとずっと北に位置する熱帯雨林地域の真夏。
しかも昼間だったので、見事にドロドロに溶けて混じって真っ黒の液体になりました(^_^;)
まさかゼリーがドロドロに溶けるなんて…。思わぬ誤算!

ちなみにゼリーじゃなくても、下の写真のようなジュースを凍らせた物でもレインボーを楽しめます。

 

でも量が思ったよりもすごくて、食べ終わる頃には頭がクラクラしてました(笑)
一気に7本食べたという事ですからね。

まとめ

いかがでしたか?
私はとりあえずこれで、プースカフェ病は治りました(笑)
別に手間暇かけてゼリーを重ねなくても、粉を溶かして固めるだけのゼリーは、楽チンで安くておいしいおやつになりますね♪