エピローグ 海外に行くと決めてから今までの事

エピローグ 海外に行くと決めてから今までの事

私、本当にオーストラリアに行くんだよね~!?
飛行機に乗ってもまだオーストラリアのイメージが出来ませんでした。
数時間後にはオーストラリアにいるなんて、信じられない!

オーストラリアにワーキングホリデーに行こう!と決めてからすでに2年が経っていました。
仕事の都合やらお金の都合やら、父親の大反対(今思い出しても胃が痛い)やらで、ずっと夢に足踏みして来たこの2年。

ワーホリを目標にしていた2年間

私の海外旅行経験は、短大の時に研修旅行で行った韓国と、福祉専攻だったので視察という名目で北欧に一瞬だけ行った事があるのみ…。

最後の1年は、ただひたすらオーストラリアに行くことばかり考えて、寝る間も惜しんでバイトして、英語を勉強して。
バイトを昼も夜も詰め込んで、隙間の時間に英語クラスを予約してました。
その合間を見つけては数時間の仮眠を取る感じ。

「今日もまたこのクラス前に駐車場で仮眠とってたの?」
イギリス出身の背の高い男の先生は、いつもクラスの中で私にそう聞きながら笑ってました。

深夜から朝までウエイトレスのバイトは時給がまあまあ良くて時間も節約できるけど、とにかくいつも眠かった日々。
昼間もバイトしてたから、24時間寝てないなんて事も度々あったけど、オーストラリアに行く為だと思ったら苦にはなりませんでした。

だってオーストラリアの生活を充実させたかったから当然資金はあればあるほど良いし、英語だって皆んなが楽しい相談してるのに理解出来ない為に逃してしまったらもったいないでしょう?

地球の歩き方は、買ってからすでに2年経っていたので2004年版だったけど、それから10年以上大切に持っている事になる、重くてかさばるけどとってもとっても便利な本。

そしてついにその日が来た

地元の大分駅から新幹線に乗って関西空港まで6時間くらい。
ちょうど数ヶ月前に福岡→ケアンズ便がなくなったので、大阪まで行かないといけなくなってしまいました。ちょっとした小旅行です。

やっとのことで飛行機に乗り込んでホッとひと安心。

私の席の隣に座った日本人の男の子は、どこかの田舎にホームスティすると言ってテンションが高め。
私たちは初対面にも関わらず、飛行中の6時間ずっとしゃべってました。
お互いレッチリファンという事が発覚して、当時発売されたばかりのアルバムを彼のmp3で聴かせてもらったのを思い出します。

…この長い長い助走期間の後、目が回るくらいの急展開で物事がどんどん進んでいきます。
こんなに時間が経っても、あの時のことはよく覚えているんですよね。

オーストラリアのワーホリを選んだ理由

でもぶっちゃけちゃいますが、本当の事言うとオーストラリアに特に興味がある訳でもなかったんです(^_^;)
だって、それこそダウンアンダー はないけど田舎ってイメージでしたから。(田舎出身者は都会に憧れるんです。)

でも私の経済力で海外に長期滞在しようと思ったら、仕事もできるワーキングホリデーが一番現実的です。

当時のワーキングホリデー提携国で英語圏となると、まずイギリスは25歳までだったのでダメ。カナダは寒すぎる、ニュージーランドは田舎すぎる(失礼だけど)、シンガポールなんてありませんでした。
で、残ったのがオーストラリアだったという何とも微妙な理由。
けど、色んな人と話してみると意外にそういう理由でオーストラリアを選んだ人って多いんですよね(笑)みんな考える事は同じなんですね。

まあ選ぶ国はともかく私、海外に対して小さい頃からすごく興味があったんです。
幼少時代、「どうやったら世界中に友達を作る事が出来るんだろうな?」と漠然と考えてた事もあります。
少なくとも私の周りにはそんな海外交流していそうな大人はいませんでした。30年くらい前の九州の田舎ですしね。

大人になったら旅行が大、大、大好きになりました。
正社員でしたし、なかなかそんなには遠くへ行けませんでしたが、もしオーストラリアに来なかったら “Down Under オーストラリア” というブログじゃなくて “九州情報ブログ” になってたかもしれません(笑) それくらい旅行し込んで詳しくなっていた自信はあります。
だからオーストラリアに行くと決めた時も、大きなモチベーションのひとつが旅行でした。

日本にいる時、ある占い師から「あなた、オーストラリアと相性が良いですよ!すごく縁があります!!」って言われた事がありますが、九州LOVEなので自分の本拠地は日本だとずっと思っていました。
まさかこの国にずっと残って暮らす事になるなんて、ね…。

そして月日は流れ…

来た当初はオーストラリア博士になる!とか張り切って目をキラキラさせていた私ですが、何年も月日が経つうちに「何で私がオーストラリアに残ってるんだ!?」とブツブツ不思議に思う日々。

オーストラリアに住む為のビザ取得で必死に動いてる人たちがたくさんいる中、変な話しかもしれませんが、私はオーストラリアに住むという事を受け入れるのに数年かかりました。(色んな事情で日本に帰れず。)
オーストラリアは私にとって長い間、あくまでも旅行先であって腰を落ち着けるところではなかったんです。オーストラリアこそ自分の居場所なんだ、と思い始めたのはここ2、3年くらいです。

オージーと同化しなきゃ、とか思った時期もありましたけど、それは無理。(たまにそういう日本人いますけどね。)というかその必要もないんですけど、私はやっぱり生粋の日本人という事がよく分かりました。

「すっかりオージーだね。」とか言われる事もたまにありますが、オーストラリア在住に住んでる日本人というのがやっぱり一番しっくり来ます。
ええ、そう、私は日本人!日本人大好きだ〜。
でもそれはたくさんのオージーや様々な国の人と交流して分かった事。

日本の良いところも悪いところも、日本の外から見た方がよく分かります。
日本で一応いい歳まで常識的な社会人をしてたので、オーストラリアの良いところと悪いところもよく見えます。
私の意見としては日本人とオーストラリア人を足して2で割ったら色々丁度よくなる気がします(笑) ライフスタイルとか考え方とか。

収まるべきとこに収まった?

最近になってようやく気付きました。
二十代からがむしゃらに走って来たけど、いつの間にか若い頃に思ってた夢がだいたい全部叶っている事に。

どこの馬の骨だか分からないアジア人の私を、すんなりと本当の家族のように受け入れてかわいがってくれる私のパートナーと彼の親戚一同の人たち。
(彼の家族は本当にいわゆるオージーファミリーで、アジア人はいないのです。)
オーストラリアの懐の深さに感謝してます。

そして最近改めて思ったんです。
「私、オーストラリアが好き…?」
(遅っ!と自分でツッコむ。)

オーストラリアにはたくさんの日本人が行ったり来たりしています。
観光の人、ワーホリ、学生、ビジネス、駐在さん…。

日本人が当たり前に知ってる事をオージーが知らないように、オージーが当たり前に知っている事を日本人が知らないという事はたくさんたくさんありますよね。
現地にいないと知らない事も。

今までは私が経験して来た事や情報などは、聞かれれば話しますがそれ以外は自分の中だけで楽しんで来ました。

ところが2ヶ月前の10月、急に伝えたい、シェアしたいという気持ちが湧き上がって来て、このサイトを立ち上げる事になりました。

2ヶ月前までは冗談抜きでWordpressって何???のレベルで知識ゼロからのスタートでしたが、でもまあ何事も情熱です。
最近やっと何となく形になって来たように思います。

書きたい事は山ほどあって気持だけはちょっと焦りますが、何しろひと記事書くのにすごく時間をかけてしまう私です。
だからなかなか追いつきませんが、ひと記事ひと記事丁寧に大切に書いてます。

何年か経ってもずっと読んでくれるようなサイトにしたいと思っています。

ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
よかったらまた読みに来てくださいね(^^)

2017年12月5日
シドニーから愛を込めて♡
Eri