キラキラ光るレインボーゼリーの作り方とアレンジ

突然、レインボーゼリーが作りたくなりました。

カラフルに透ける虹色のゼリーは、どうして見ているだけで気分が上がるのでしょうか。

今回は、そんなレインボーゼリーのレシピを紹介します。ちなみに、タイトルに【オーストラリア版】とつけたのは、オーストラリアで売られている材料で作ったからです。

少し時間はかかりますが、工程はとても簡単で見た目もかわいいのでパーティにも喜ばれそうですし、ひとりでこっそり楽しむだけでも幸せな気分になりそうです。

Eri
というかこのゼリー、私が発明したくらいの勢いだったのですが、普通にアメリカや日本で人気があるみたいですね (笑)

虹色のキラキラゼリー

こちらが今回作ったレインボーゼリーです。

レインボーになるように、ストロベリー、オレンジ、レモン、ライム、ブルーベリー、グレープ、紺色はないので6種類のフレーバーで作りました。

Aeroplane Jelly

こうやってテーブルに置いてもきれい。

実は、本当はゼリーではなく、プースカフェ (Poussecafe) というレインボーのカクテルを飲みたかったんですが、そんな面倒で技術の必要なカクテルは無理そうだったので、代わりにこのプースカフェ風なゼリーを思い付きました。

プースカフェはアルコールの比重を利用して色を重ねるのですが、原液で作るので作り手の集中力と腕が試される割にはおいしくない観賞用だとか言われているんですけど、ゼリーなら時間はかかりますが材料費も安くて簡単でおいしいですからね。

プースカフェと言えば、昔日本でアイルランド出身の人にアイルランド国旗🇮🇪と同じ配色の3色プースカフェをご馳走になった事を思い出したので、国旗をイメージしたゼリーも作ってみました。

左からウクライナ、コロンビア、マリ、イタリア、アイルランド、フランスです。(ちょっと杏仁豆腐で作った白が上手く出ませんでしたが)

これ、全部粉末ゼリーの素で作っています。

ゼリーの素を使う場合

私が使った粉末ゼリーの素は、オーストラリアで昔から販売されているエアプレインゼリー (Aeroplane Jelly) です。

エアプレインゼリーは$2しないのですが、スーパーマーケット独自のブランドのゼリーの素ならもっと安く買えます。ただ、鮮やかなブルーのゼリーはエアプレインゼリーからしか発売されていないようだったので、このメーカーを使いました。

6箱 (500ml×6=3ℓ) を使ったので、普通のグラスで作ったゼリーが6個、レインボーにはならなかったゼリーもひとつ、そして国旗ゼリーたちと、結構な量のゼリーが出来上がります。

 

でも、パーティならこの量でも問題ないでしょうが、たくさん作っても困るという人は Zooper Dooper というポリジュースを使うと便利ですよ。

Zooper Dooper を使う場合

Zooper Doper

Zooper Dooper は1袋70ml と少量で使えますし、カラフルで味もついているので重宝します。これにゼラチンを入れて作るときれいなレインボーゼリーの完成です。

使ったのは、Cosmic のラズベリー、オレンジ、パイナップル、ライム、バブルガム、ブラックカラント、それから No Sugar のブルーレモネードを使いました。

Zooper Dooper

ひとつの色を2本ずつ使って7色 (70ml × 2 × 7) で、普通のグラスに4つ出来ました。我が家はパートナーと2人暮らしなので、これくらいの量がちょうど良いです。

Zooper Dooper

ちなみに、このゼリーの写真をツイッターに上げたら「グラスの模様みたいにも見える」という感想をもらったので、ちゃんとゼリーだという証拠の写真も載せておきますね (笑)

Zooper Dooper

それにしても、キラキラしてとってもきれいですねー。

7色を順番に固めないといけないので最低でも2日くらいかかりますが、手間をかけた甲斐はあると思います。

という事で、レインボーゼリーを作ってみましょう!

 

レインボーゼリーの作り方

粉末ゼリーの素を使う場合は、ゼリーの箱に書いている通りにゼリーを作ります。

① ボウルにゼリーの素を入れて250mlのお湯を入れてよく溶かす。
② 200mlの冷たい水を入れて混ぜる。

※ 全部熱湯で溶かしても良いのですが、水を加える事で温度が下がるのでゼリーが固まるのが早くなります。

Zooper Dooper、もしくは他の液体を使う場合は、その液体を鍋で温めててゼラチンと砂糖を完全に溶かします。私は70ml のZooper Dooper 2本に対して、粉ゼラチン 1ティースプーン、砂糖 2ティースプーンを使いました。

これを一色ずつ作って冷やし固めていきます。

ちなみに、生のパイナップルやキウイフルーツ、パパイヤ、メロン、桃は、タンパク質分解酵素が含まれているためにゼラチンを分解して固まらないので、使わないようにしてください。(生フルーツジュースとか)

① ゼリーの素を一色ずつ作る
まずは一色目を作ります。これをグラスに流し込みます。

② 透明のグラスにちょっとずつゼリーを流し込む
細長いグラスを使った方がゼリーを入れた時に色の幅が均等になるので理想的ですが、なかったので普通のグラスを使用しました。6色なら6等分、7色なら7等分、色を重ねていくことを考えて最初の色の量を配分してくださいね。

③冷蔵庫で冷やす
ゼリーが固まるまで冷蔵庫に入れて冷やします。固まり方が甘いと色の層が壊れてしまうので、最低でも4時間くらいは冷やしてください。

④ 冷蔵庫のゼリーが固まってきたら、他の色をまた一色作って先に作っていたゼリーの上から重ねる
重ねるゼリーの液体は熱いと最初に作ったゼリーが溶ける恐れがあるので、なるべくぬるめに冷ましてあげた方が安全です。横から水平にグラスを見ながら注ぐと、他の色とのバランスがとりやすいと思います。

⑥ また冷蔵庫で冷やす
この作業を繰り返し、6〜7色を重ねて作ってください。だんだん虹色になっていくので楽しい作業です。

これでレインボーゼリーが出来上がります。

3〜4色ならあっという間

レインボーなので6〜7色で作りましたが、3色だとわりとすぐ出来ます。

ミルク系のゼリーを挟んで、色を強調させてもかわいいかも。

昔のシェアメイトは、まだ作ってる途中の2層目くらいで待ちきれなくて、私が「まだ完成してないよ!」と言ったのに、隙を見て食べてしまいました(笑) 普通のゼリーよりは時間がかかりますからね。

これは牛乳+ヌテラ+コーヒーで作ったパンナコッタ。色んなバリエーションが考えられますね。

おわりに

レインボーゼリー (もしくは3食ゼリー) は普通のゼリーよりも若干の手間はかかりますが、見た目がきれいですし、何となく気分がるんるんしてくる気がします。

もし余裕があれば作ってみると楽しいですよー。

 

こちらのサイトからもレシピが見れます