ペーストで作るタイカレーはびっくりするほど簡単だった!

最近、ココナッツがたっぷり入ったタイカレー作りにハマってます。簡単でおいしいんですよ〜!

私は辛いのがあまり得意ではないので、レストランで注文するよりも手作りの方が自分で辛さを調整出来て安心というのもありますが、何よりもペーストを使えばあっという間に出来てしまうのが気に入ってます。

まだレパートリーに入ってないなら、ぜひタイカレーもいかがでしょうか。

今回はレッドカレーグリーンカレー、日本で揚げカレーラーメンと呼ばれているカオソーイを作ってみました。

タイの食材購入

という事で、まず食材の購入です。

シドニーのワールドスクエア内にある Coles

必要な食材はアジアン食料品店ローカルのスーパーマーケットの輸入品コーナーなどで入手出来ます。それに、シドニーのチャイナタウン近くにはタイの食料品店もあったはず。

個人的にはアジアンショップだと食材がたくさんあり過ぎて素人には分かりにくいので、最低限必要な物がきれいに陳列されているスーパーマーケットに行った方が楽だと思いました。

タイ料理のレシピを見ていると必ずと言って出てくる必需品がナンプラー (Fish Sause)です。

でも、移動が多いワーホリさんもいるでしょうし、そんなに頻繁にタイ料理を作る予定もこだわりもないのなら、ぶっちゃけなくても良いと思います。醤油や塩で代用出来ると書いているレシピもあるので。ココナッツミルクは必須ですけどね!

あと、私はジャスミンライスが苦手なので普通のミディアム米で食べます。ジャスミンライスは日本米とは炊き方が全然違うので、そっちが良い人は調べてみてくださいね。

そして、今回初めて知ったんですけど、この野菜ってタイのナスだったんですね!以前カブラマッタに行った時に見つけましたが、お店の人があまり英語出来なくてよく分からなかったので謎が解けました!グリーンカレーに使うと本格的です。

ペーストにはレモングラスやガランガル (Galangal) という生姜、コリアンダーの種などが入っている事が多いようです。

タイカレーの種類

さて、何のカレーにしますか?

タイカレーには様々な種類がありますが、三大カレーはレッド・グリーン・イエローです。

でも、イエローカレーのペーストは売ってるのを私は見た事ないです。その代わりマッサマンカレーやパナンカレーは売られています。

レッドカレー (Red Curry)

タイ語でゲーンペッ (แกงเผ็ด)

赤いのは赤いトウガラシを使っているからで、辛そうですが甘口のトウガラシなのでグリーンカレーよりは辛くないと言われてます。

グリーンカレー (Green Curry)

タイ語でゲーンキャオワーン (แกงเขียวหวาน)

本来はカレーというよりは汁物らしいです。緑色なのはプリッキーヌ (Prik kee noo) という激辛トウガラシの色で、基本的には辛いですが作る工程で調整出来ます。

イエローカレー (Yellow Curry)

タイ語でゲーン・ガリー (แกงกะหรี่)

黄色なのはターメリックが入っているからで、レッドやグリーンに比べてまろやかなので辛いのが苦手な人にも良さそう。

マッサマンカレー (Massaman curry)

ゲーン・マッサマン (แกงมัสมั่น)

本来イスラム教徒のハラール料理としてタイ南部で食べられていたローカルの人にも知名度が低いカレーだったのだそうですが、2011年に世界で最も美味な料理ランキングで1位に選ばれた事で脚光を浴び始め、日本でも流行ってるようですね。

実際に作って食べてみた感想は、ターメリックの匂いがするしジャガイモや玉ねぎも入っているので、ココナッツミルクは入っているもののいちばん日本のカレーに似てるかな?という感じ。イエローカレーとの違いはよく分かりません。

パナンカレー (Panang Curry)

うーん、パナンカレーを調べると Wikipedia では “Phanaeng Curry” となってるし、“Penang Curry” というスペルで売っているメーカーもあるし、よく分からない(笑) ペーストは真っ赤なので辛そうですが、いつかチャレンジしたいと思います。

ちなみにペーストは瓶に入ったものもあれば、2人分用に小分けされたものもあります。

レッドカレーのレシピ

では、いよいよ作っていきます!

レシピと言ってもペーストの瓶に書いているものを参考にしていて、メーカーや人によってレシピが違うと思うので、ざっくりと書いておきます。(お米は材料には書いてません。)

材料

レッドカレーペースト … 瓶の半分
オイル … 1tsp
鶏肉か牛肉 … 400g
ココナッツミルク … 270ml
… 100ml
ナンプラー … 2tbs
砂糖 … 1tsp
好みの野菜 (ズッキーニ、カプシカムなど) … 適量
バジルの葉 (飾り付け)

ひき肉を使ってもおいしかったですよ。辛さはペーストやココナッツミルクの量などで調整してください。

今回使ったペーストはこれ。

普通、タイカレーってお肉を炒めずに作るんですけど、このメーカーのレシピは炒めるようです。

作り方

① 鍋に油を熱し、肉を3〜4分炒める

② 火から下ろしてレッドカレーペーストを加えたら1分程炒める

③ ココナッツミルクと水、野菜を加えたら、ナンプラーと砂糖で味付けして10分〜15分煮込む

④ バジルの葉を加えて出来上がり

簡単でしょ?

カオソーイのレシピ

レッドカレーペーストを使ってカオソーイというヌードルスープも作れます。

イメージ写真

カオソーイ (Khao soi / ข้าวซอย) はタイ北部チェンマイやラオス北部で食べられているミャンマーが起源の麺料理で、タイではココナッツミルクの入ったカレースープに揚げ麺が入っているスタイルが一般的です。日本では揚げカレーラーメンと呼ばれているようですね。

材料 (2人分)

中華麺 … 1玉
揚げ麺 … 1玉
レッドカレーペースト … 3tbsくらい
(カレー粉) … 少々
ココナッツミルク … 400mlくらい
鶏がらスープ … 100ml くらい
鶏もも肉 … 適量
ナンプラー … 適量
砂糖 … 適量
トッピング (赤タマネギ、パクチー、高菜、ライムなど)

中には茹でた中華麺、上には揚げた中華麺を乗せますが、揚げるのが大変なので出来合いの揚げ麺を使っても良いと思います。

色々種類があるので良い物を見つけてください

作り方

① 鍋に油を熱し、レッドカレーペーストを炒める。
この時にお好みでニンニクやショウガを足してもOKです。

② 油と馴染んできたらココナッツミルク、鶏がらスープを入れて煮立て、カレー粉があれば入れる

③ 一口大に切った鶏肉を加えてしばらく煮る

④ ナンプラーと砂糖で味を付ける

⑤ 中華麺を茹でる

⑥ 器に中華麺とスープを入れ、揚げ麺とトッピングで飾り付けをする

トッピングがなかったのでこんな風になりましたけど、おいしかったですよ。ラクサに似てるかも。

グリーンカレーのレシピ

最後に私の大好きなグリーンカレー!

材料 (4人分)

グリーンカレーペースト … 瓶の半分
オイル … 2tbs
ココナッツミルク … 400ml
鶏肉 … 400g
ナンプラー … 2分の1tbs
砂糖 … 1tsp
好みの野菜 (ナス、ズッキーニ、カプシカム、豆など)
(チリ、バジルの葉) … 2カップ

使ったペーストはこちら。

作り方

① 鍋に油を熱し、グリーンカレーペーストを香りが出るまで炒める

② 半分の量ののココナッツミルクを加え、香りが出るまで5分程炒める

③ 鶏肉を加えて強火で2分炒めた後、残りのココナッツミルクを加え、ナンプラーと砂糖で味付けして沸騰させる

④ 野菜をを加えて柔らかくなるまで煮る

⑤ 刻んだチリを加えて、火から下ろす前にバジルの葉を加える。(オプション)

これでもかというくらい野菜を入れたので、そんなに辛くなくめちゃくちゃおいしかったです。

 

それにしても、現地の人が作る料理は観ているだけでも面白いですね。この人、食べる時に本当に幸せそうなのが良いです(笑)

この Youtube でもナンプラーを入れずに塩でした。

 

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おわりに

同じような感じでインドカレーも出来るので、ジャパニーズカレーも良いですが、たまには違う国のカレーもーどうですか?

トムヤムクンは辛すぎて無理ですけど、そのうちパッタイやガパオなど色んなタイ料理に挑戦してみたいと思ってます。

とにかく、タイカレーは本当に簡単なのでおすすめですよ〜!

 

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