“ワーホリマジック” は恐ろしい⁉︎ 私がワーホリの頃に聞いた恋愛にまつわるウワサ

昔、私がまだワーホリビザでオーストラリアにいた頃、同じワーホリ仲間の日本人から「ワーホリマジックには気を付けた方が良いよ〜」という話を耳にしました。

ワーホリマジック、何だと思いますか?

それは日本の地に一歩足を踏み入れた途端に現実に戻り、オーストラリアで恋人だった人への気持ちが一気に冷める現象を指すらしいです。

ワーホリは通常の状態とは異なるようなシチュエーションが多くあるので、これは意外にあるあるかもしれないですね〜。だって私は帰国はしてないものの、やっぱり身に覚えがありますから💦

という事で、今回は恋愛が生まれやすいワーホリのシチュエーションについての考察と、私が聞いたワーホリの恋愛絡みのウワサを紹介してみたいと思います。

 

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ワーホリの間で語り継がれてた?恋愛にまつわる色んな話

恋は盲目。もちろんワーホリで出会った幸せカップルも山ほど見ていますし、利害関係が一致したのでここだけの関係だと割り切っている人もいるので人それぞれです。

でも、せっかくの一生に1度のワーホリビザなので後悔のないように過ごしたいものですよね。

私がオーストラリアでワーホリをしていた2006年〜2008年頃はまだインターネットが気軽に出来る時代ではなかったので、こういうウワサ話は同じ日本人のワーホリ仲間から口伝えでまわって来ていました。

他にも次のような恋愛にまつわるジンクスや都市伝説を聞いた事があります。

ワーホリは恋愛を3回する

「ワーホリは1年で3回恋愛するというジンクスがあるんだって」

これは、オーストラリアに来てすぐ語学学校で出来た友人から聞いた話だったと思います。

ただ、この頃はまだセカンドビザが出来たばかりだったので、このジンクスはそのビザが出来る前に来ていたワーホリの人から受け継がれた話のようです。

この3回という数字は、ワーホリは学校に通えるのも同じ雇用主のもとで働けるのも最大3カ月なので、3に縁があるからとの事。だから制度が変わった今では、こういう話は消えてしまったのかもしれません。

ケアンズに生息する青い蝶ユリシスも3回見ると幸せになるというジンクスも日本人が作ったそうですし、日本人ってそういうのが好きなんでしょうか (笑)

「じゃあ、セカンドビザが出来てから6カ月働けるようになったから、今は2年で6回なのかな?」なんて話していたのを覚えています。

今はワーホリの間でもこういう感じのジンクスがあるのか知りませんが、今も昔もワーホリに恋愛はつきものなのは、変わらないような気がします。

恐ろしいメッセージ

あと、これは男性の話ですが、本当にありそうな都市伝説的話です。

ある男性が日本帰国直前にキレイな白人女性と一夜過ごした後、その女性に「飛行機に乗ってから読んでね♡」と手紙を渡されたそうです。そして、言われた通りに飛行機の中で手紙を読むと、そこには恐ろしい内容が…!という話。

これ、朝起きたら女性がいなくて、洗面台の鏡に口紅で恐ろしいメッセージが書かれていたというバージョンもあります。

※ 何が恐ろしいのかはここには書けないので推測してください。

いやーこれ、女性側でもあり得る話です。怖いですね…。

ワーホリは恋愛が生まれやすいシチュエーションがたくさん⁉︎

人と人が出会えば恋が生まれるのは必然的と言えますが、特にワーホリは日本で過ごすのとは少し特殊なシチュエーションなので、環境的にも心理的にも恋に落ちるような場面がたくさんです。

その中にはもちろんワーホリマジックで人を好きになる事もあるでしょう。

なぜなら、下の5つのような理由があるからです。

1. ハネムーンムードだから

日本社会のしがらみから離れてオーストラリアに来たばかりだと、海外というシチュエーションに開放感を感じてハメを外したくなりがちです。

長期の旅行気分で浮かれモードになるのもある意味ワーホリの醍醐味ですが、こういう何を見ても何を聞いても楽しい状態は “ハネムーンムード” と呼ばれ、通常の精神状態とはちょっと違うんですよね。

慣れないうちは白人だからという理由だけでカッコ良く見えたり、英語がペラペラなだけで尊敬したりする事もあるかもしれません。でも、こういう時に好きになった人は現実に戻った時に冷める可能性大です。

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2. 単純接触効果

ワーホリは語学学校やシェアハウス、ファームなど集まる場所が大体決まっているので、同じ人と頻繁に顔を合わせる機会が多くなる事はよくあります。

人というのは会う回数が多ければ多いほどその人に好意を抱いてしまうもので、最初はイマイチだったり興味がなかったりしても、だんだん情が移って好感度が上がる “単純接触効果“ という法則が働きます。
単純接触効果 = 1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイアンス氏が発表した論文で知られるようになった

情報をシェアしたりご飯を食べたり、何かと短期間で親密にもなりやすい密度の濃い時間を過ごす機会が多いので、常に恋愛に発展しやすい状況と言えます。

3. 吊り橋効果

慣れない英語環境、初めてのシェアハウス、仕事が見つかるかどうかなど、ワーホリはドキドキ緊張するシチュエーションも多いもの。

まるで吊り橋を渡る時のような不安や恐怖のドキドキ感は恋愛感情のドキドキ感に似ていて混同しやすいので、そういう状況の時に出会った人に恋愛感情を抱きやすいという、恋愛心理学でもよく使われる “吊り橋効果” というテクニックがありますが、ワーホリだとそれはナチュラルに起こり得ます。
※ 吊り橋効果 = 1974年カナダの心理学者ダットンとアロンによって実証された効果

一緒に怖い映画を見たり絶叫マシンに乗らなくても、ワーホリはその環境自体がドキドキですから、そんな中で出会った人は男女問わず特別なものを感じるもの。更に一緒に助け合いながら壁を乗り越えるという経験をすると尚更ですね。

4. 単純に時間があるのにする事がないから

言い方は悪いですが、単に暇なので恋愛に発展するケースもあります。

特にファームなどの僻地でバックパッカーたちのカップル誕生率が高いのは、もちろん単純接触効果や吊り橋効果もあるでしょうが、する事がないという理由も無視できない事実です。

場所によっては周りに本当に何もなくて、スーパーマーケットでさえ車がないと行けない距離にあり、それなのに公共交通機関が何もないなんていう事も珍しくないですからね。

中には “ファーム限定の恋人” と割り切って付き合っている人もいますし、少しの間ファームを離れて戻って来たら、すでに彼だった人は他の恋人が出来ていたという笑えない話もあります。

相手はどういうつもりなのかちゃんとみておかないと、後で泣く事になるかもしれません。

5. 押しに弱くてズルズルと流される

何だかんだ言って、やっぱり日本人女性は今でもわりとモテると思うんです。

ただ、ワーホリはビザの関係で滞在出来る期間が限られているので後腐れがない相手だと思われていたり、日本人を狙うジャパ専みたいな存在がいる事も否めません。

色んなメディアの影響もあり、日本人女性は軽くてすぐ引っかかると思っている人もいるので、そういうろくでもない人に押されてズルズルと付き合って色恋に振り回されないよう、気を付けた方が良いですね。

 

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という事で、ワーホリは恋のチャンスがたくさんです。

恋愛をすると世界がキラキラして楽しいですが、中には恋愛に振り回されて最初の予定変更をして本来の目的を失ってしまう人もいます。

後で振り返って「一体何をしてたんだろう?」とならないように、お気を付けくださいね。

おわりに

ワーホリは色んな事が出来て良いビザですが、相手あっての事ですし、毒にも薬にもなると思います。

ぶっちゃけ私も黒歴史が色々あって、本当は私のワーホリマジック体験も書こうと思っていたのですが、長くなったのでまたいずれ別記事で!