オーストラリアワインを語るなら、南オーストラリア州のバロッサバレー (Barossa Valley) は絶対に外せないワインの産地。この地域にはワイナリーが160カ所以上もあり、半分以上が一般の人に試飲や販売をしています。
そんなバロッサバレーは好きな人にはたまらない場所ですが、
こういう人もいますよね?
それなら私はジェイコブスクリーク・ビジターセンター (Jacob’s Creek Visitor Centre) をおすすめします!
ジェイコブスクリークは生産の80%が世界60カ所以上に輸出されている有名なブランドで、ビジターセンターではワインテイスティングはもちろん、良質なワインと一緒に食事が楽しめますし、子供連れでもゆったり過ごせますよ。
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Jacob’s Creek のワイン
2002年に一般観光客向けに作られたジェイコブスクリーク・ビジターセンターは、3年連続で南オーストラリアのベスト観光名所 (Best Major Tourist Attraction) に選ばれた事もある人気のスポットです。
Jacob’s Creek Visitor Centre
Barossa Valley Way, Rowland Flat SA 5352
http://www.jacobscreek.com/au/
10am–5pm
ジェイコブスクリークは実際にバロッサバレーに存在する小川の名前で、ジェイコブスクリークワインを発売する家族の祖先、ドイツ系移民ヨハン・グランプ (Johann Gramp) が1842年に小川のほとりに商業用のブドウの木を植えた事に由来しています。
バロッサバレーにおけるワインの歴史は、そこから始まりました。
モダンな建物と明るい店内
入り口の前には貸し自転車がありました。これでワイナリー巡りをするのも良いですね。
建物を入ると明るい店内が目に入ります。手前に雑貨やワインなどを売る店があって、奥はカフェになっています。
お店にはワインに相性が良さそうな商品がたくさん販売されていて、見ているだけでも楽しいです。
もちろんワインの販売も。
ここは軽食やコーヒータイムに利用したいカフェスペース。しっかりと食事したいなら、同じ敷地内にレストランもあります。
ワインテイスティングやレストランは入り口の左側です。
レストラン Our Table (12pm – 3pm) はこんな感じ。
ワインテイスティングのカウンター。$10 で6種類のワインのテイスティングが出来ます。
レストランとワインテイスティングについては、別記事にもっと詳しく書いています。
こちらをどうぞ
敷地内にはのんびり出来るスペースがたくさん用意されているのも嬉しいところ。
このクッションで小学生くらいの子供たちがずっと遊んでました。
外にもゆったり出来る場所がいっぱいで、思わず長居してしまいそうですね。
樽で作ったブランコがかわいい!
こんな所でパーティしたら素敵そう。
ワインエクスペリエンス
ここではテイスティングの他に様々なツアーなどのオプションも用意されています。
自分でワインをブレンドする体験 ($65)、ピクニックしながらワインと食事を楽しめるグルメピクニック ($140)、ジェイコブスクリークの歴史を聞きながらワインとコースメニューを楽しむフード&ワインマスタークラス ($140)、ビギナー向けのランチ付き入門コース ($100)、敷地内にあるガーデンで新鮮な素材を使ったクッキングクラス ($195) など。
個人的にはピクニック良いなあと思うのですが、個人で勝手に見て回る事も出来ます。
様々な品種のブドウの木にひとつひとつ英語と中国語で説明が付いていますので、見比べてみてください。
これがシラーズ (Shiraz)。
カバネーソービニオン (Cabernet Sauvignon)。
メルロー (Merlot)…。うーん、私のような素人には見分けがつきませんね(笑)
でも、ちょうどブドウが出来てるのを見れて良かったです!(12月でした。)
他にも色んなインフォメーションが書かれた看板があります。
ここから東京まで7818kmだそうです。あっちの方向かあ…。
飲んだら注意!
ビジターセンターには車で来る人がほとんどだと思いますが、オーストラリアでは血中アルコール濃度が0.05以下ではないと運転は違反になります。
ストローを差して息を吹き込めばアルコール濃度が分かる機械が設置されていますので、お帰りの際はしっかりチェックして安全運転してくださいね!
おわりに
調べていたら私ももう一度行きたくなりました。ピクニックしてみたいですねー。
行った人、感想をお待ちしてます!