オーストラリアにはピンク色の湖が多く点在しているのですが、都市部から遠い場所がほとんど。でも、もしメルボルン市内からすぐの所にあったら、行ってみたいと思う人は多いのではないでしょうか？
実は2019年2月中旬から、メルボルンCBDから7kmほど離れたウエストゲートパーク (Westgate Park) の湖がピンク色になったと話題になっていて、これは秋の終わり頃まで続くだろうと言われています。
この湖がピンク色に染まるのは期間限定 (基本的に夏) の現象で、毎年ピンクになるとは限らないし、そもそもこの湖がピンクに初めてなったのは2012年の12月からと意外と最近かららしいです。
そんなピンクレイクを私たちが見る事が出来たのは、たまたまメルボルン近くにいた時にこの湖のニュースで見たからで、とてもラッキーでした。
本当に濃いピンク色で感動しましたよ！
他のピンクレイクのリストはこちら
オーストラリアには息を飲むような絶景がたくさんありますが、ピンク色の湖がある事は […]…
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なぜピンク色なの？
そのウワサのピンクレイクはこんな感じ。
想像以上に真っピンクなので、知らずに通りかかったら毒かと思ってギョッとする人がいてもおかしくなさそうです。
でも、これは偶然が重なった自然現象で人間に害ではないとの事。ただ、触れない方が無難とは言われていますが。
後からここへ来た人たちは硫黄のような臭いがきついと言っていたのですが、私たちはピンクになってからすぐに行ったせいか、特に臭いは感じませんでした。
この不思議な現象の原因は温度や雨量が関係していて、もともと塩分を含んでいた湖が通常よりも濃くなると水中の藻がベータカロチンという赤い色素を生成して、それがピンク色に見える原因なのだそうです。
なので、寒くなって降水量が増えると通常の色に戻りますし、ピンク色になり始める時期も12月からだったり2月中旬からだったり年によって違うので、ピンクレイクが見れる時期はいつ頃とははっきり言えないんです。
(参考: https://www.abc.net.au)
ウエストゲートパーク
そんなピンクレイクのあるウエストゲートパークはメルボルンCBDの西側、ポートメルボルンのウエストゲートブリッジ近くにあります。
Westgate Park
https://whatson.melbourne.vic.gov.au/
バス: 235、237、606
工業地域にひっそりある自然豊かな公園という印象で、特にゲートが閉まったりしないので、いつでも入れます。夏は午後8時過ぎまで明るいので良いですね。
しかも、ちゃんと案内の張り紙まであって、行ったのは夕方でしたが結構人が集まってました。
ちなみに、歩いていて最初に見つけたのが普通の湖だったので「ピンクはもう終わってしまったの？」とドキッとしましたが、これは違う湖。公園内に湖が複数ありますが、ピンク色になるのはソルトレイクだけです。
のんびりと休日を過ごしても
もしピンクレイクが見れる時期ではなくても、ここで1日のんびり過ごすのも良さそうな場所です。
バーベキューエリアもありますし、サイクリングやジョギングなども出来ます。広い自然の溢れる公園という感じですね。
おわりに
実際に行ってみると想像してたよりも場所は地味でしたが、ピンク色は本当にすごくて「思っていたよりもピンクで引いた」という感想を持った人もいるくらいです。
見れたらラッキーですね！