「さすが日本の柚子ビール‼︎」
そう思わせてくれたのが常陸野ネストビールのゆずラガーです。
最近のオーストラリアでは柚子が人気ですし、オーストラリアビールと一緒に置いてあったので、てっきりオーストラリアにある日系のブリュワリーのビールだと思ってました。
でも調べたら、茨城県にある木内酒造さんのビールだったんです‼︎びっくり。
オーストラリアでも買える常陸野ネストビール
こんな感じで近所にあるリカーランド (シドニーのワールドスクエアの中) で売ってたんです。
ここ、ビールの品揃えはメジャーどころと有名ブリュワリーのビールがそこそこあるといった感じなのですが、結構コロコロと色んなビールに入れかわるので、たまにチェックしに来てます。
最近、ローカルのビールの缶に日本語が書かれていたり、日本風ラガーなんていうのも発売されていたりしますからね。
そもそもアサヒやキリンはもうオーストラリアでも定番ですし、大手ビールメーカーは日本企業なので、昔ながらのオーストラリアにある有名ビールもほとんど実質日本のビール、みたいな感じになってます。
だから紛れてても違和感はなかったんですけど、やっぱり日本産のビールがここにあるのは珍しいですよ。
そう思ってツイートしたら、なんと。
あ、これを作ってる酒蔵の一族のひとが高校の同級生にいて売り込みに各国周って頑張ってるので是非ひいきしてください…!
— 系天 (@P_sudzo) March 25, 2023
本当にいつも思うんですけど、ツイッターにはありとあらゆる人がいますよね。
日本食レストランでもたまに置いているという情報もありました。
そして調べてみると、どうやら常陸野ネストビールは現在オーストラリアだけではなく、イギリスやアメリカ、タイなど世界20ヵ国の国々で販売されているようなんです。
常陸野ネストビールとは?
常陸野ネストは、茨城県那珂に本社がある木内酒造という酒蔵のブリュワリーで、茨城県だけではなく東京にもブリューイングの店舗があります。
木内酒造は日本酒の他にもウイスキーや果実酒、ワイン、焼酎など、さまざまなアルコールを醸造していて、1823年 (文政六年) 創業だそうですよ。
私が見かけたのは「ゆずラガー」だけですが、もちろんたくさんの種類のビールがつくられています。
だいだいエール、塩梅エール、さくらスタウト…、ああ、なんて魅力的な響き。
ゆずラガーを飲んでみた感想
日本産の柚子をふんだんに使用しているというゆずラガー。さて、どんなビールなんでしょう⁉︎
ちなみにアルコール度数は5.5%です。
(30 April 2023)
写真では泡がほとんど写ってませんが、結構泡立ちました。そしてビールは黄色っぽい感じ。
飲んだ感想
ラガーというのでもっと軽い感じかと思ったら、想像以上にどっしりと苦みがありました。でも、柚子の味もしっかりとします。
口に含んだ時は苦いと感じるのですが、喉を経過した後も口の中に柚子の味が残っていて爽やかな感じ。なんだろう、この絶妙な繊細さ。なかなかおいしいビールでした!
追記:
もしかしたら、ビールが苦手な人や甘め・軽めなビールを期待している人には苦過ぎるかもしれません。本当にビールが好きな人に焦点が当てられてるのかな、なんて。
オーストラリアの面白いフレーバービールを色々飲んで来た私としては、ここまでしっかり柚子の味が残るビールはさすがだと思いました。
おわりに
去年からオーストラリアのブリュワリー巡りにハマっている私ですが、日本のブリュワリーも良さそうですね。
もっと色々売ってないかな?と気になるビールです!