黄色いロゴが印象的な『ウェイワード (Wayward)』 のクラフトビール。
近所のボトルショップでドーナツ味のビールを見付けてびっくりしたのをきっかけに、次々と面白いビールを見掛けるようになりました。
この間は、期間限定で真っ青なビールを発売していて、またびっくり!近年オーストラリアではユニークな小規模ブリュワリーが増えましたが、青は結構珍しいのではないでしょうか。
もちろんベーシックなビールもありますが、ここではユニークな季節限定フレーバーに焦点を当てて紹介します!
ウェイワード・ブリュワリー
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ウェイワードは、2015年10月にシドニーのキャンパーダウンにオープンしたブリュワリーです。
初めてボトルショップでウェイワードのビールを買って飲んでいた時は新型コロナウィルスが猛威をふるていた最中で、シドニーはロックダウン中。
だから外出はおろか、お店も空いてませんでしたが、2023年に無事ブリュワリーにもいけました!
ちょっと変な場所にありますが、おすすめですよー。
面白いビール紹介
という事で、今まで私が飲んだビールを紹介していきますね!
Coffee and Donuts Milk Stout (6.0%)
(21 November 2020)
このコーヒー & ドーナツ・ミルクスタウトのビールを見た時は驚きました。2020年限定だったそうなのですが、シドニーのベスト自家焙煎コーヒーと言われる「Toby’s Estate」と、キャンパーダウンにあるドーナツ屋さん「Grumpy Donuts」のコラボだったそうです。
飲んだ感想
味の語彙力がなくて大変申し訳ないのですが、ひとことで言うとまろやかな黒ビールといった感じでした。とにかく、コラボというコンセプトが面白いですよね!
Sourade Blue Blast Berry Gose (4.0%)
(1 July 2021)
そしてこれが「え、これがビール⁉︎」と思うような真っ青なエレクトリックブルーのビールです。ね、すごい色でしょ?
人気のスポーツドリンクに触発されたブルーベリーのゴーゼ (酸味のあるビール) で、オーストラリアとニュージーランドのクラフトビールの祭典 GABS に向けて作られたビールなんだそう。特別な方法で本来のビールの色を抜いてから、天然のフードカラーで色つけしているらしいですよ。
※ 2021年7月現在も販売中ですよ!
飲んだ感想
ゴーゼと言われれば確かにゴーゼなのですが、ほんのりブルーベリーの味がして、酸味はありますが、すっぱ過ぎず…。飲んでるうちにだんだんおいしく感じて来る、何とも不思議な感覚になるビールです。
さて、これらのビールはちょっと珍しいマニアックなビールが揃っているボトルショップでないと置いてないかもしれませんが、次に紹介するのは普通の大手ボトルショップにもわりとあるメジャーなフレーバーです。
Raspberry Berliner Weisse (3.8%)
(3 July 2021)
このブリュワリーでは定番っぽい、ラズベリー味のベルリーナー・バイセンというドイツのベルリンスタイルのビールです。
2021年の Australian International Beer Awards (AIBA) と2020年の Indie Beer Awards で金賞を受賞したビールだそうで、以前は “Sourpuss” という名前だったらしいですよ。
飲んだ感想
ピンク色の酸味が効いたラズベリー味のビールは「色も味も予想を裏切らない!」と思ったくらい私が予想したものに近くて、期待通りのビールだと思いました。酸味があるビールが好きな人には良いのではないでしょうか。(私、本当はどちらかと言うと苦味がある方が好みです)
姉妹ドリンク
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ちなみに、ここのブリュワリーでは『W Seltzer』という、ナチュラルでグルテンフリーのアルコール飲料も製造しています。砂糖も炭酸も少なめです。
おわりに
今回は3本だけの紹介でしたが、これからも面白いビールを見付けたら試してみようと思います。このブリュワリーは、きっとこれからも面白いビールが発売されると思うので楽しみです。
ちょっと変わったビールが飲みたい人に最適ではないでしょうか。