ポーポー (Papaw) はパパイヤ (Papaya) じゃない⁉︎オーストラリアとニュージーランドでの区別の仕方

  • 2020年9月26日
  • 2020年9月27日
  • 食材

この間スーパーマーケットに行ったら ポーポー (Papaw) が売ってて珍しいなあ〜と思いました。パパイヤならよく見るんですけどね。いや、私が気付かなかっただけで、前から売られていたのかもしれません。

そう、意外と同じだと思っている人は多いように思いますが、パパイヤとポーポーは別の果物なんです。気付いてました?

という事で、パパイヤとポーポーの違いを説明しますね〜。

ポーポーとパパイヤを比較してみよう

Papaya and Papaw

これがパパイヤ (Papaya) です。

Papaya and Papaw

そして、これがポーポー (Papaw)。違いが分かるでしょうか?

値段は9月中旬の Coles で比較すると、パパイヤ1個$3.90、2個で$7に対して、ポーポーは1個$4.90 でした。

こうやって区別されている事からも分かるように、パパイヤとポーポーは別の果物です。

と言っても、どちらもパパイヤ科 (Caricaceae) で、学名もどうやら同じ Carica papaya らしいですけどね。(多分ですが)

中を切って断面を比較すると、もっと分かりやすいかもしれません。

Papaya and Papaw

パパイヤはラグビーのボールのように楕円形で、赤くて甘い果肉を持ちます。

Papaya and Papaw

そしてポーポーは丸い形をしています。果肉も黄色っぽくて、パパイヤに比べると甘くありません。

この写真では分かりにくいですが、パパイヤの熟れた実は赤いので Red Papaya、ポーポーは黄色いので Yellow Papaw などと表現されます。

Papaya and Papaw

上の写真はポーポー。まんまるですよね?

食べてみると、あの独特な果肉の匂いはどちらも同じなのですが、甘さが全然違います。単独でフルーツとして食べるなら、絶対にパパイヤの方がおいしいです。

ポーポーはサラダとかに入れた方が良いかも…。

せっかくなのでちょっと紹介。ピンボケしてて残念ですが、台湾人の友人が昔作ってくれたパパイヤデザートです。当時の私には新鮮でした。

Papaw と Pawpaw は違う?

それから、“Papaw”“Pawpaw”、どちらのスペルも見掛けます。

オーストラリアのポーポーは “Papaw” が正しいようなのですが、“Pawpaw” もしくは “Paw Paw” と書かれている事もあり混乱します。

…が、どれも同じ意味で使われているようですね。

まあ、オーストラリアには色んなバックグラウンドを持つ人が住んでいますし、スペルミスもよくあるのでいつの間にか一緒になってしまったのかも?(想像です)

ちなみにポーポーと言えば、オーストラリアのお土産としても絶大な人気を誇るポーポークリームを真っ先に思い浮かべる人も多いと思います。

画像: https://lucaspapaw.com.au/より

でも、この商品のウェブサイトを見るとパパイヤの写真が載ってるんですよね。うーん、やっぱり混乱w

北アメリカ産ポーポーは全く別物

更に混乱しそうになるのは、実はパパイヤとポーポーが区別されているのはオーストラリアとニュージーランドだけらしいという事。

アメリカのポーポー (Pawpaw) は、バンレイシ科 (Annonaceae・学名: Asimina triloba) の果物で、パパイヤとは全く別物です。

別名アメリカンカスタードアップルとも呼ばれ、日本でも幻の果物なんて言われて話題になったのだとか。おいしそうですよね。

私はオーストラリアでこの果物を見掛けた事はまだないのですが、みなさんはどうでしょうか。

それにしても、Corn Flour や Yellowtail などと同じく、ポーポーも同じ単語なのに国によって意味が違う言葉なんですね!こういうのが本当にややこしいです。

おわりに

Papaya and Papaw

パパイヤとポーポー、何となく違いが分かりました?

どちらもオーストラリアの市場で出回っているものは全てオーストラリア産らしいです。そう言えば、クイーンズランド州の北の方では庭で育てている人を結構見ました。

パパイヤの種類は少なくとも14種類はあるようなのですが、オーストラリアに流通しているのはどの種類なのかは不明です。(ごめんなさい)

とりあえず、両者は微妙に違う果物だという事です!