セルフライジングフラワーって何?小麦粉の豆知識

  • 2019年5月11日
  • 2020年7月21日
  • 食材

オーストラリアの小麦粉は日本と少し違うので、戸惑った人は多いのではないでしょうか?

日本では当たり前のように置いている薄力粉・中力粉・強力粉は置いてなくて、小麦粉 (Plain flour)セルフライジングフラワー (Self-rising flour) があるだけ。

一体何なんだろう?と不思議に思いませんでした?

私も今まで何となく使い分けているだけだったのですが、もしもっと詳しく分かっていれば日本のレシピを応用したり、逆にオーストラリアのレシピを日本でも使えますよね。

という事で詳しく調べてみました。

 

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セルフライジングフラワーとは

セルフライジングフラワーは初めからベーキングパウダーと塩が入っている小麦粉です。なので、マフィンやパウンドケーキなどを作る時にとても便利。

もし手作りする場合は、以下の材料を混ぜてください。

・小麦粉1カップ (200ml、110g)
・ベーキングパウダー1.5tsp (小さじ1.5程度)
・塩4分の1tsp

これでセルフライジングフラワーの出来上がりです。

オーストラリアの小麦粉は中力粉なので、日本でセルフライジングフラワーを作る場合も中力粉を使うと良いかもしれません。

薄力粉・中力粉・強力粉の違い

そもそも薄力粉・中力粉・強力粉は何が違うのでしょうか?

違いは小麦粉に含むタンパク質 (Protain) の含有量の割合 (つまりグルテンの量) で、タンパク質が多いほど粉は荒く、粘りと弾力が増します。

薄力粉
タンパク質: 6.5~8.5%
適した料理: クッキー・ケーキ・天ぷらなど
中力粉
タンパク質: 8.0~10.5%
適した料理: うどん・パスタ・餃子の皮など
強力粉
タンパク質 11.5~14.5%
適した料理: パン・ピザ生地など

実際にオーストラリアのスーパーマーケットに行って色んなメーカーを確認してみました。100g に対してタンパク質はだいたい10%、確かに中力粉です。

オーストラリアのケーキは日本のようなふわふわじゃなくて、どっしり重めなのも納得ですね。

他の種類の粉は?

では、オーストラリアで薄力粉や強力粉が欲しい場合はどの粉を買えば良いのでしょうか?

強力粉は Baker Flour というパンを焼く用の粉が売られていて、これが実質の強力粉になります。

グルテンフリーのバニラケーキミックス。

薄力粉は Soft Wheat FlourCake Flour というものがあるらしいのですが、置いていない場合は自分でも作れます。

薄力粉を作るにはグルテンフリーの小麦粉を普通の小麦粉に少し混ぜれば良いのです。どれくらい入れるかでフワフワ度が調整出来るので、色々試してみてください。グルテンフリーの小麦粉の代わりにライスフラワー (Rice Flour) を混ぜても良いみたいですよ。

ちなみにライスフラワーは上新粉の代わりになって、お団子なども作れるようなので、これはいつかチャレンジしてみたいですね〜。

他にもココナッツフラワーホールミール (全粒粉) の小麦粉、オーガニックなど、粉の種類が豊富。

世界初の Low Fodmap Plain Flour という小麦粉を見掛けたので「何だろう?」と思ったら、フォドマップというのは Fermentable (発酵性)・Oligosaccharides (オリゴ糖)・Disaccharides (二糖類)・Monosaccharides (単糖類)・Polyols (ポリオール)の略で、人によっては胃に不快感を起こす炭水化物のグループなんですね。

そのフォドマップを抑えた小麦粉。うーん、色々ありますね!

コーンフラワーは要注意

それから、コーンスターチ。

コーンスターチは片栗粉 (ポテトスターチ) の代用としてとろみ付けなどに便利ですが、オーストラリアではコーンフラワー (Corn Flour) と表記されてたりします。

ちょっとややこしいのですが、コーンフラワーとコーンスターチはアメリカや日本では全く別物なのに、オーストラリアでは同じ物なんですです。

イギリス・オーストラリアなど
コーンフラワーとコーンスターチは同じ
アメリカ・日本など
コーンフラワーとコーンスターチは別物

私も最近まで知らなくて、パブロバ を作る時にコーンスターチが見つからないと、めちゃくちゃ探してしまいました💦

いわゆる日本の片栗粉が欲しい人はアジアンショップで売ってますので、そちらでどうぞ。

パンケーキミックス

最後にオーストラリアのパンケーキ (ホットケーキ) ミックス。

こっちのパンケーキミックスは面白くて、容器に水を入れてシャカシャカ振ってタネを作ったら容器はポイっと捨てられるので、ボウルを使う必要がありません。

私はゴミが増えるのが嫌であまり買わないのですが、これは日本のおみやげにしても喜ばれそうですね。

おわりに

色々調べているうちに何か作りたくなって来ました。レシピ記事も少しずつ上げられると良いなと思ってます♪

 

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