オーストラリアで基礎化粧品を選ぶには?化粧水・乳液の探し方と購入先

オーストラリアで基礎化粧品を買おうとして、「化粧水はどれ?」「乳液が見当たらない」「このクレンザーはメイクも落とせるの?」と迷ったことはありませんか。

日本で使っている商品と同じ役割のものでも、英語の商品名や売り場の分類が違うと、探しにくく感じるものです。旅行やワーキングホリデーで来たばかりの人はもちろん、長く住んでいても、使い慣れたブランド以外はよく分からないということもあるでしょう。

この記事では、基礎化粧品の英語名、使い方を確認するポイント、自然由来などの表示、オーストラリアでの購入先を紹介します。日本で使っていたものを続けたい人も、現地の商品を試したい人も、まずは自分のお手入れに必要なものから探してみましょう。

 

オーストラリアで基礎化粧品を選ぶときは、まず「役割」を確認

基礎化粧品は、まず洗うもの・保湿するもの・日中の紫外線対策に分けると整理しやすくなります。そのうえで、化粧水や美容液などを、使いたい目的に合わせて選びます。

例えば、オーストラリア向けのCeraVeのお手入れガイドは、洗浄・保湿・朝の日焼け止めを基本として紹介しています。一方、Natioのトナーには、洗顔後に使い、その後に美容液と保湿剤を使うという案内があります。

つまり、オーストラリアにも化粧水を取り入れるお手入れはありますが、すべての商品ラインが日本でおなじみの「化粧水+乳液」という組み合わせになっているわけではありません。普段使っているものが、肌を洗うためなのか、保湿するためなのかを考えてから探すと、商品名に振り回されにくくなります。

化粧水・乳液・美容液は英語で何という?

薬局やオンラインショップでは、次のような名前を目印にできます。ただし、日本語と英語が一対一で対応するわけではないため、商品の説明も合わせて確認してください。

英語の表示 日本語で考えると 選ぶときのポイント
Cleanser / Facial cleanser 洗顔料・顔用の洗浄料 メイク落としを兼ねるかは商品ごとに確認
Makeup remover メイク落とし 顔全体用か、目元・口元用かも確認
Cleansing oil / Cleansing balm オイル・バームタイプのクレンジング 使うときに顔を濡らすか、追加の洗顔が必要かを確認
Toner / Facial toner 化粧水に近い製品 保湿用、拭き取り用、角質ケア用など目的が異なる
Serum 美容液 成分や目的、使用するタイミングを確認
Moisturiser 乳液・クリームなどの保湿剤 軽さ、しっとり感、顔用かどうかを確認
Lotion 化粧水の場合も、乳液状の保湿剤の場合もある 名前だけで判断せず、用途と使い方を見る
Sunscreen 日焼け止め SPF、広範囲の紫外線防御、耐水性などを確認

「Lotion=化粧水」とは限らない

特に気をつけたいのが、Lotionという言葉です。日本では化粧水の商品名によく使われますが、オーストラリアでは乳液状の保湿剤にも使われます。

例えば、QV Skin Lotionは軽い使い心地の保湿剤です。「ローションだから、後から必ず乳液を重ねるもの」と考えると、想定していたお手入れとずれてしまうことがあります。

乳液のようなものを探すなら、まずMoisturiserの売り場を見て、Lightweight(軽い使い心地)やLotionという説明を確認してみましょう。米国系のブランドでは、Moisturizerというつづりも使われます。

Tonerは「保湿用」か「角質ケア用」かを見る

Tonerには、うるおいを補う目的の商品も、拭き取りや角質ケアを目的とする商品もあります。化粧水を探しているなら、HydratingやMoisturisingといった保湿を示す説明が手がかりになります。

一方、Exfoliating、AHA、BHAなどの表示がある場合は、角質ケアを目的に含む商品か確認しましょう。化粧水という名前でも、使う量や頻度、目元への使用可否は同じではありません。

メイク落としと洗顔料は、使い方まで確認しよう

日本語では「クレンジング=メイク落とし」と考えがちですが、英語のCleanserは顔を洗う製品を広く指します。泡立つもの、泡立たないもの、メイクも落とせるものがあるので、容器の見た目や液体の色だけでは役割が分かりません。

購入時には、次の説明を探すと判断しやすくなります。

  • Removes makeup:メイクを落とすという説明。ウォータープルーフへの対応や目元に使えるかは別に確認します。
  • Foaming / Gel to foam:泡立つタイプ、またはジェルから泡になるタイプ。
  • Apply to damp skin:湿らせた肌に使うという指示。
  • Apply to dry skin:乾いた肌に使うという指示。
  • Rinse thoroughly:十分にすすぐという指示。

例えば、Aveeno Calm + Restore Foaming Cleanserの英国公式説明では、メイクを落とせる泡立つジェルとして紹介され、濡れた手で泡立て、湿らせた顔に使ってすすぐよう案内されています。購入する国や商品によって処方・説明が異なる場合があるため、手元のラベルを優先してください。

ダブル洗顔が必要かどうかも、国ではなく商品の使い方で判断します。落としたいメイクや日焼け止めに対応しているか、使用後に洗顔料を使う指定があるかを確認しましょう。洗顔後の肌に使う拭き取り化粧水は、メイク落としの代わりとは限りません。

基礎化粧品を選ぶときに見たい4つのポイント

1.今の肌と、好みの使い心地

商品にはDry skin(乾燥肌)、Oily skin(脂性肌)、Combination skin(混合肌)、Sensitive skin(敏感肌)など、想定する肌タイプが書かれているはずなので、まずはその表示を候補選びの手がかりにして、使い心地まで見てみましょう。

同じ保湿剤でも、さらっとしたジェル、軽いローション、こっくりしたクリームでは感触が違いますから、朝のメイク前に使いたいのか、夜にしっとり仕上げたいのかでも、選びたいものは変わります。

新しい商品は、一度にライン全体を買い替えるより、必要なものから一つずつ試すと比較しやすくなります。小容量やサンプルがあれば、それを利用するのも一つの方法です。

2.自然由来・無添加などの表示

植物成分や自然由来の原料を打ち出すブランドは、オーストラリアで化粧品を選ぶ楽しみの一つです。香り、原料への関心、ブランドの考え方に惹かれて選ぶこともあるでしょう。

ただし、自然由来の成分を使うことと、香料や防腐成分などを配合しないことは別の特徴です。例えばNatioの公式FAQでは、植物を中心とした処方に、製品の性能や安定性を保つための成分も組み合わせていると説明しています。

表示 見ておきたいこと
Natural / Naturally derived 何が自然由来なのか、割合の表示があるなら何を基準にした割合なのか
Organic 特定の原料についての説明か、製品全体の認証か。認証マークがあれば認証機関も確認
Fragrance free 無香料を探す目印。原料そのもののにおいがないという意味とは限らない
Alcohol free / Paraben freeなど 具体的に何を配合していないという説明か。「何も添加していない」という意味ではない
Vegan / Cruelty free 動物由来原料や動物実験に関する方針。自然由来や肌への刺激の少なさとは別に確認

植物由来でも、精油などが肌に合わない場合はあります。皮膚科情報サイトDermNetでも、精油による接触アレルギーが説明されています。自然由来という好みは大切にしながら、香りの有無や、自分が使いやすい処方も合わせて選びましょう。

3.購入価格だけでなく、容量と続けやすさ

価格を比べるときは、ボトル1本の値段だけでなく、容量も確認しましょう。100mL当たりの価格にそろえると、大容量と小容量を比較しやすくなります。使用量が違う商品同士なら、どれくらいの期間使えそうかも考えてみてください。

セール商品は魅力的ですが、使い続けたい場合は通常価格も見ておくと予算を立てやすくなります。通販では送料、送料無料にするための買い足し、届くまでの日数も含めて考えましょう。

日本の愛用品を現地で買う場合も、日本での購入価格を同じ通貨に換算し、容量や送料までそろえると比較できます。「少し高くても使い慣れたものがよい」「日常使いは現地で補充しやすいものにしたい」など、自分の優先順位を決めておくと選びやすくなります。

4.朝のお手入れには紫外線対策も

朝に使う保湿剤には、SPFが付いた商品もあります。保湿剤や下地を選ぶ際は、その表示だけで日焼け止めの役割を十分に果たせると考えず、SPFの数値と使用量・使い方を確認しましょう。

Cancer Council Australiaは、UV指数が3以上のときに紫外線対策を行い、SPF50またはSPF50+で、Broad spectrum(UVA・UVBに対応)かつWater resistant(耐水性)のある日焼け止めを使うよう案内しています。屋外では2時間ごと、水泳・発汗・タオルで拭いた後はすぐに塗り直し、帽子や衣服、日陰も組み合わせます。

オーストラリアでは基礎化粧品をどこで買える?

すぐに必要なのか、いろいろ比較したいのか、日本の商品を探しているのかによって、便利な購入先が変わります。

購入先 使いやすい場面 購入前の確認
Chemist WarehousePricelineなどの薬局・ドラッグストア 洗顔料、保湿剤、日焼け止めなどを探したいとき 最寄り店舗の在庫、店頭とオンラインの価格・対象セール
WoolworthsColesなどのスーパー 食料品の買い物と一緒に日常のスキンケア用品を補充したいとき 店舗ごとの品ぞろえ、顔用かボディ用か
MECCAなどの美容専門店 取り扱いブランドを比較したり、相談しながら選びたいとき 予算、店舗の取り扱い、テスターやサンプルの有無
W cosmeticsなどの日本・アジア系コスメ取扱店 なじみのあるブランドや、日本・韓国などのスキンケアを探したいとき 商品名・容量・販売国向けの仕様、希望商品の在庫
ブランド公式通販 目当ての商品が決まっているとき、近所に取扱店がないとき 配送料、発送元、配送日数、受け取り先

住所がまだ定まっていない人や、出発までに時間がない人は、店頭購入が便利です。Click & Collect(オンライン注文・店舗受け取り)が使える場合もありますが、注文できることと、すぐに受け取れることは別なので、対象商品や受け取り可能日時を確認しましょう。

W cosmeticsの実店舗は、公式店舗一覧で探せます。オンラインに載っている商品が、すべての店舗にそろっているとは限りません。

現地の商品と日本の愛用品、どう使い分ける?

日本で使っていた商品を続けたい場合

使い慣れた商品があるなら、まず現地での取り扱いを確認してみましょう。例えばPricelineではHada Laboの商品を取り扱っています。

ただし、日本発のブランドであること、日本製であること、日本で買った商品と同一であることは、それぞれ別です。目当ての商品がある場合は、ブランド名だけでなく、正式な商品名、成分表示、容量、原産国などを照らし合わせると確実です。

現地の商品を試したい場合

「乳液に近い、軽い保湿剤を探したい」「無香料がよい」「植物成分を使った商品を試したい」など、条件を一つか二つ決めると候補を絞りやすくなります。

例えば、軽い保湿剤の形を知るならQV Skin Lotion、化粧水を挟むお手入れの例ならNatioのトナーなど、実際の商品説明を見ると役割がつかみやすくなります。ブランド全体のイメージだけでなく、気になる商品単位で比較しましょう。

最初から全部を現地の商品に替える必要はありません。洗顔料だけ、保湿剤だけなど、必要なところから取り入れれば、今のお手入れを続けながら選択肢を増やせます。

売り場で迷ったときに確認したいこと

気になる商品を見つけたら、ラベルのDescription(商品説明)、Directions / How to use(使い方)、Ingredients(成分)を確認してみましょう。

  1. 何のための商品? 洗顔、メイク落とし、保湿、角質ケアなどの役割を確認。
  2. いつ、どう使う? 濡れた肌か乾いた肌か、洗い流すか、その後に何を使うかを確認。
  3. 好みの条件に合う? 香り、感触、避けたい成分、自然由来など、自分が重視する点を確認。
  4. 続けて買える? 容量、価格、近所の取り扱い、通販なら送料と配送日数を確認。

店員さんに相談するときは、今使っている商品の写真を見せると伝えやすくなります。「Does this remove makeup?(これはメイクも落とせますか?)」「Is this a moisturiser or a toner?(これは保湿剤ですか、それとも化粧水ですか?)」と聞くのもよいでしょう。

オーストラリアでの基礎化粧品選びは、英語の商品名と役割が結びつくと、ぐっと身近になります。使い慣れたものを大切にしながら、予算や生活に合う購入先と、気持ちよく使える商品を見つけてみてください。

商品情報・取扱情報の確認:2026年9月。成分、使用方法、価格、店舗在庫は変更されることがあります。購入する商品の最新表示をご確認ください。