海外でおいしいお米は食べられるか?オーストラリアのお米事情

オーストラリアでおいしいお米が食べられるかどうか?というのはお米が主食の日本人にとって重要なポイントですよね。

結論から言えば、多少日本とは違いますが全然問題です。

ちょっと奮発すれば日本産のお米も売っていますが、オーストラリア産でもそれなりにおいしいので、多くの日本人はオーストラリア産のお米を買っていますよ。

 

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オーストラリア産のお米

オーストラリアのお米は日本にも輸出されているくらいで、飲食店などで提供されるお米の中にオーストラリア米を混ぜているお店もあるという話も聞いた事があります。もともと日本からオーストラリアに持ち込まれた稲が始まりですからね。

日本人がよく買っているオーストラリア産のお米は、オーストラリアで圧倒的なシェアを誇る Sun Rice (サンライス) というメーカーのミディアムグレイン (Medium Grain)という赤いパッケージのお米です。日本で作られたお米に比べると多少粘り気が少ないものの、慣れれば普通においしいです。

もしもっとお米に粘りが欲しい人は、スシライス (Sushi Rice) という黒いパッケージのお米を買ってください。

Sun Rice のウェブサイト (日本語)
http://www.sunricejapan.jp/index.html

ミディアムグレインは5kg で$14くらいとそんなに高くはありませんし、ワーホリなどでお金を節約したい人の中にはスーパーマーケットで割引する日を狙ってまとめ買いする人もいます。

他にも Long Grain や Jasmine Rice など、色んな種類のお米が売られているので、用途に合わせて選んでください。ちなみに玄米は Brown Rice です。初めて玄米を炊いた時は、ちゃんと炊けてないかと思ったくらい粘り気がなくポロポロで驚きましたけどねー。
料理で使い分けたいお米の種類 (サンライス) はこんなにある!

選択肢は色々あります

もしも日本産のお米が食べたい人は、アジアンショップや日本の食料品店に行けば売っています。ただ、オーストラリア産のお米の約2倍くらい値段が違いますけど、おいしいさやっぱり日本のお米がいちばんです。

あと、韓国産のお米もおいしいみたいですよ。前に私が働いていた日本食レストランのお米は、カリフォルニア米だと言ってましたが。

お米の特徴

オーストラリアで生産されるお米の80%以上が、日本で食べられているようなジャポニカ米です。

南半球に位置するオーストラリアは北半球とは季節が逆になるので、田植え時期も収穫も全てが逆です。つまり、日本が田植えをしている3月〜5月頃がオーストラリアの収穫期という事。

オーストラリアで生産されるお米は年間で100万トン以上にものぼり、その90%は日本を含めた北半球の国々に輸出しています。つまりお米はオーストラリアにとっても大事な輸出産業のひとつなんです。

オーストラリアの厳しい検疫は有名ですが、それが功を奏して深刻な稲の病害虫被害が少なく、それに加えて気候や農法の工夫によって農薬の使用量の少なさは世界でもトップクラス。一切使用しない農場も多いそうです。

なので、安全性においては心配ないですね。

炊飯器事情

オーストラリアの炊飯器は、安いものだとボタンがひとつしかないような簡単なもので、保温は出来ますが予約やその他の機能が付いていません。シェアハウスなどに住むなら、それでもあれば良い方でしょう。

日本の炊飯器も$300くらい出せば買えるし、プラスチック素材のレンジでご飯を炊く道具も見た事がありますが、あえて鍋や土鍋で炊く在豪日本人は結構います。その方が簡単でおいしいからです。

特にファームなどの僻地に行く場合は、鍋でご飯を炊く技術は必須でしょう。私が宿泊していたバックパッカーズホテルは鍋のフタがなかったので、みんな平らなお皿で代用してました (笑) それくらいのサバイバル能力はあった方が心強いですね。

あと、日本から炊飯器を持ち込むという方法もありますが、オーストラリアの電圧は240ボルト。変圧器がオーストラリアの電圧に耐えられず壊れたという話をたまに聞きますので、持ち込む場合はそれなりの変圧器を用意してくださいね。

オーストラリア人はお米を食べる?

最近ではお寿司や日本食がポピュラーになって来ているので、人によっては味にうるさいグルメなオージーもいますが、日本食を食べた事がないとか、日本食 = 寿司・Teppanyaki と思っている人は存在します。

それに、ライスと言ってもタイやインドなどで食べられているインディカ米を連想する人、サラダやおかず感覚の人など色々で、やっぱり日本人のように主食とはいきません。

おいしいお寿司もたくさんある反面、残念ながらコンビニのお寿司のクオリティにガッカリする事もまだまだありますし、微妙な事は多々あります。

白人は体の構造上、腸の長さがアジア人と違い肉の消化には適しているけれどお米は消化しにくいとも言われていますが、感覚も日本人とはかなり違い、ご飯をおかずと一緒に食べるという事が出来ない人もいます。おかずはおかず、ご飯はご飯で別々に食べたりとか。

私のオージーパートナーも、私がせっかく唐揚げカレーを作ったのに、唐揚げはカレーと別々にしてね!と言われますし、「お米ばかりだと飽きるから、週に2、3回にして。」と言われた時は衝撃的でした。

オーストラリアで最初に稲作を始めたのは日本人

ともあれ、他民族が住むオーストラリアですから、色んな食の文化・考え方があって当たり前。

そんなオーストラリアでお米が作られるようになった経緯には、明治時代にオーストラリアに来て稲作を成功された日本人のお陰です。

高須賀 譲 (ゆずる、ニックネームはジョー) と言う元衆議院議員だった方が、40歳の時にオーストラリアの稲作に目を付けて、とても苦労しながら6年目にしてようやく収穫に成功したのが始まりです。ありがたいですね。
19世期のオーストラリアで米作りを始めた日本人がいた

おわりに

今の世の中、日本の外に出ても日本のような暮らしも可能です。

とりあえず、日本人ならお米さえあれば色々アレンジ出来ますし安心ですよね!