料理で使い分けたいお米の種類 (サンライス) はこんなにある!

日本人の食卓には欠かせない存在であるお米。

お米はオーストラリア国内でも生産されていて、最も有名なブランドがサンライス (Sun Rice) です。味はまあ、日本産のお米には敵わないかもしれませんが、それなりにおいしく食べれます。

アジアンショップに行けば日本のお米も買えますが値段がオーストラリア産の2倍以上するので、手ごろな値段のサンライス中粒米 (Medium Grain) を買う人が多いのはないでしょうか。

でもよく見ると、スーパーマーケットには色んな種類のお米が並んでいます。

いつもとは違う食材に手を出すのは勇気がいりますが、せっかくなので色々挑戦してみるとレパートリーの幅が広がって良いかもしれません。

 

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オーストラリアのお米

オーストラリア稲作発祥地 (スワンヒル・VIC)

お米は大きくジャポニカ米・インディカ米・ジャバニカ米に分類され、長さによって長粒米、中粒米、短粒米と区別されます。

日本人が普段食べているお米はジャポニカ米で、短粒米が主流ではありますが、長粒米などもあるそうです。

世界規模で見ると、丸く粘り気があるジャポニカ米と違って細長くパサパサとしているインディカ米の方が多く食べられているのですが、オーストラリアでは生産されているお米の80%がジャポニカ米なんです。

これは、明治時代にオーストラリアで稲作を成功させ、サンライスの基礎を作った日本人の功績が大きく影響しています。今日、オーストラリアで様々な種類のお米が食べられる私たちは、恵まれているのかもしれませんね。
19世期のオーストラリアで米作りを始めた日本人がいた

では実際にどんな種類が売られているのか、順番に見ていきましょう。

ミディアムグレイン

いちばん人気の 中粒米 (Medium Grain) は、日本産のお米に比べると粘り気が少ないですが、見た目は日本のお米とあまり変わりません。

粒が丸くて水分を含む柔らかいお米は、韓国料理、中東料理、スペイン料理など幅広く使われ、リゾットやパエリアにも最適だと説明されています。

厳密にいうと、リゾットに使われるお米はアルボリオ (Arborio) とバレンシア (Valencia)、パエリアはボンバ米 (Bomba rice) なんだそうですが、オーストラリアのスーパーマーケットで手に入るのはおそらくアルボリオくらいです。

アルボリオ

アルボリオ米 (Arborio) はイタリアの中粒米もしくは短粒米に分類される楕円形のお米です。

リゾットに使用されるお米で有名ですが、デンプンを多く含むクリーミーな食感のお米はパエリアを始め、様々な地中海料理にも適しているとの事。

パスタのようにアルデンテ (芯を残す) で炊くのも好まれます。ちなみにお米は洗いません。

スシライス

スシライス (Sushi Rice) というネーミングとジャパニーズスタイルという説明が日本人としては微妙な気持ちにさせられる、柔らかく粘り気がある短粒米 (Short Grain) のお米です。

主にアジア系の料理に使用される為にニューサウスウェルズ州の Riverina の温暖環境で栽培されているお米だそうで、まるでお寿司を作る為のお米のような雰囲気ですが、日本食全般に最適なお米です。

もしもっとグレートアップしたければ、あまり売られているのを見ませんが Sun Rice からコシヒカリ (Koshihikari) も出ています。

ロンググレイン

長粒米 (Long Grain Rice) のお米は細長くてパラパラした軽い感じのお米で、炒め物、キャセロール、シチュー、ジャンバラヤなど、多くのメニューが考えられます。

ジャスミン

独特な香りがあるジャスミンライス (Jasmine Rice) は、タイの長粒米です。タイ料理を始め、東南アジアの料理に適していて、スパイスの味を引き立てます。

炊く時は軽くすすぐ程度で洗わず、香りが飛ばないようにします。花のような香りに好き嫌いがあるかもしれませんが、ココナッツたっぷりのタイカレーなどにもよく合いそうです。

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バスマティ

バスマティライス (Basmati Rice) も独特な香りのある細長い長粒米で、よくインドやパキスタンで食べられています。パラパラと乾燥したお米は汁気の多いカレーによく合い、バターチキンやタイのマサマンカレーにも最適。

炊く時は洗って水に30分ほど浸したら、パスタを茹でるようにお米を煮ます。沸騰したお湯にそのお米を入れ、フタをせずに煮たら、ざばっとお湯を捨てます。

ブラウンライス

ブラウンライス、いわゆる玄米ですね。精米された白いお米と違ってもみ殻しか除去されていない玄米は、栄養価の高いので健康志向の人に人気です。

サンライスは中粒米ですが、メーカーによって長粒米やその他のお米の玄米も売っています。

日本の玄米よりもパサつきますが、一晩水に浸して炊くとかなり柔らかくなりますし、発芽毒の観点からもその方が良いと思います。

その他のお米

他にも探せば色々な種類のお米が色んなメーカーが出ているので、探してみてください。複数のお米を混ぜて炊く人も多いみたいですね。

おわりに

多国籍なオーストラリアでは様々な食材が手に入るので、色々挑戦してみるのも楽しいかもしれません。私も日本にいたら一生作ろうと思わなかっただろうと思うメニューがたくさんあります。

まずはお米から入っても悪くないかも⁉︎