オーストラリアにはギリシア系のバックグラウンドを持つ人たちが結構いますが、時々キプロスという国の名前も聞くことがあります。
でもキプロスってどんな国だっけ?
そう思ったので、キプロス共和国について簡単にまとめてみました。
地中海東に浮かぶ島国キプロス共和国
地中海の東部に位置するキプロス共和国 (英語では Republic of Cyprus[saɪpɹəs]) は、首都をニコシア (Nicosia) とする美しい自然や建物が残る島国で、美の女神アフロディーテの生まれた場所としても知られています。
位置的にヨーロッパや中東、そしてアフリカに囲まれているため、古代より貿易の中継地として栄えてきました。
ですが、国家はグリーンラインという境界線で南北に分断されています。
1959年にイギリスから独立したキプロスでしたが、1974年にギリシャ軍事政権の介入によりクーデターが起き、トルコのキプロス侵攻(Turkish invasion of Cyprus)によって島の北部約3分の1はトルコが占領しました。
法律上は島全体をキプロス共和国ということになっていますが、事実上、北部はトルコ側によって北キプロス・トルコ共和国(Turkish Republic of Northern Cyprus) と呼ばれ、独立国家だと主張しています。
クラブツーリズムさんの記事に掲載されている地図が分かりやすかったです。
治安もそれほど悪くないようですし、一度は訪れてみたいですね。
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