先日、ちょっと立ち寄ったワールドスクエアのボトルショップで、あるボトルの前で足が止まりました。というのも、あまりにもきれいだったからです。
それはマンリースピリッツというジントニックでした。
マリーンスポーツなどで人気があるマンリーを彷彿させる透き通るような瓶に、海のモチーフ。全然買うつもりはなかったですし、普段ジントニックなんて飲まないのですが、やっぱりデザインって大切ですよね。
このジントニックの会社 MANLY SPRITS CO. は、蒸留、瓶詰め、ラベル貼りなど全て手作業で作られていて、オーストラリア原産の植物が使用されているそうです。
透き通るボトルにうっとり
こちらがそのジントニック (275ml / アルコール4%)。
シンプルで透明感のあるボトルは、ずっと眺めたくなるような不思議な魅力があります。味もスッキリ爽やかで、トニックの苦味が程よく効いてました。
MANLY SPRITS CO.
MANLY SPRITS CO. は、ジンだけではなくウォッカ、ウイスキーなどの蒸留酒も製造しています。そして、このボトルがまたきれいなんですよね。
マンリーには、カクテルなどが飲めるテイスティングバーや施設内見学が出来る蒸留所があります。オープンしたのが2017年とわりと新しいのですが、2018年にはサンフランシスコやニューサウスウェルズ州で賞を受賞していて、ヨーロッパにも輸出されているとの事。
オーストラリア原産の海洋植物に “sea lettuce” と書いてあったので「何だろう?」と思ったら、アオサ (海藻) でした。他にもレモンマートルやワトルの花粉、ジュニパーなど色々使われているんだそうですよ。
サニタイザーも販売
「へー!」と思ったのが、サニタイザーまで販売しているんです。今回のコロナ騒動でハンドサニタイザーが不足した時、必要としている人に向けて作ったそうです。
小麦などの天然由来の原料で作られた “ジンアロマ” のサニタイザー、ジュニパーベリーとレモンマートルが高い抗菌性を持ち、アロエの保湿成分も入ってるとの事で、ちょっと気になりませんか?
業務用の大きいものか、小さいボトルは10個セットで $75 なので、何人かとシェアすると良いかもしれないですね。
おわりに
近年オーストラリアではジンやウォッカの蒸留所が増えて来ていますが、オーストラリア政府観光局のウェブサイトによると、
2013年には、50か所程度に過ぎなかったシドニーの蒸留所は、今では140か所近くにも膨れ上がり、さらにその数を増やし続けています。
との事です。
シドニーだけではなく、タスマニア州や南オーストラリア州でも地元で作られているジンをたくさん見ましたし、今トレンドなんですよね。
コロナがもう少し落ち着いたら、ぜひ現地まで足を運んでみたいです。