オーストラリアで食器用洗剤、何を使ってますか?

オーストラリアの食器用洗剤、たくさんの種類がありますが、みなさんはお気に入りがありますか?

ホームブランドなら ¢99 のものもあって安いですが、やっぱり泡立ち、肌触り、香り、色などこだわりたいですよね。

私も一通り使ってみましたが、まだお気に入りを探している最中です。なので、私がオーストラリアの食器用洗剤を色々使ってみた感想を書いていきたいと思います。

ずっとオーガニックチョイスを使ってました

Dishwashing liquid

つい最近まで、私は4年くらいオーガニックチョイス (Organic Choice) が気に入ってて愛用してました。

“レモングラス & グリーンティー” と “ウエストインディアンライム & ココナッツ” の2種類あって、最初は両方交互に使っていましたが、途中から後者の方ばかり使ってました。(あれ、でもつい最近リニューアルしたみたいで、Woolworths 限定でBotanical Basil, Lime & Mandarin Dish Washing Liquid というのが出てますね)

原料の大半はオーガニックのエッシェンシャルオイルやココナッツオイルなどの自然素材で、パーム油不使用 (Palm oil free)、動物実験なし (No animal testing)、ラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウム不使用 (SLES & SLS free) など、色々と人や環境にも優しいのですが、香りは強いです。

というのも、エッセンシャルオイルだけではオーストラリアの人には物足りないのか?人工の香料も入っているんですよね…。とは言え、嗅いでるうちにココナッツが良い匂いに感じて来たのでずっとこれでした。4年前はこれがいちばん環境に優しそうで無難だったからです。

でも、そろそろ違う洗剤に変えようかなーと思ったのは、今年の1月中旬頃の出来事がきっかけです。

そろそろ違う洗剤に変える時⁉︎

Dishwashing liquid ちなみに写真のオーガニックチョイスは期間限定デザインだったらしい

年末年始、私たちが長期旅行に出掛けていた間、パートナーのお義母さんが猫のお世話をしてくれていたのですが、戻って来た時にキッチンをふと見たら、オーガニックチョイスがたっぷり残っているにも関わらずモーニングフレッシュを買って使っていたので「あれ?」と。

お義母さんは嫁いびりみたいな事をするタイプでもないので、普通に何かこだわりがあるのかも?と思って普通に聞いてみたら、「ああ、モーニングフレッシュを使った方が良いわよ!オーガニックチョイスはココナッツオイルが入っているから G (虫) のエサになっちゃうからね」という衝撃の答えが返ってきました。

え…。確かにうち、定期的にペーストコントロールの人に来てもらっているんですけど、細かいやつがよく出るんですよね…。

とはいえ、エサになるのはオーストラリア式の洗い方で洗剤をよく流さないからであって、きちんと洗い流している私の日本式の洗い方なら問題はないのでは…?とも思ったのですが、試しにモーニングフレッシュを使ってみると、あら、油汚れがすぐ落ちる!

普通の食器用洗剤ってこんなんだったっけ?と思って、また色々試してみたくなりました。

種類が豊富なモーニングフレッシュですが…

Dishwashing liquid

モーニングフレッシュ (Morning Fresh) は香りの種類が豊富でポピュラーかもしれませんが、日本人には香りがキツくて匂いが残りそう…と不満に思う人も多いようです。

香りの内容も、食器用洗剤にバラの香りはシャワージェルのようで違和感ですし、レモンマートル & マンダリンは悪くないですが、ストロベリー & グァバはまるでチューイングガムの香りでした。まあ、使ってみたんですけど、ここまで強いとアリとか来そう…。

Dishwashing liquid

Ultimate (強力って事?)、レギュラー、アンチバクテリア、速乾、センシティブなど色んな種類もあるので、本当にバラエティは豊かなんですけどね。

昔のお気に入りはパルモリブのオリジナル

Dishwashing liquid

オーガニックチョイスが発売されるまでは私、パルモリブ (Palmolive) のオリジナルが大好きでした。

最近、商品ラインナップがちょっと変わった?

同じパルモリブでも他のやつは香りが私には臭過ぎて苦手なんですけど、オリジナルの梅っぽい匂いといい、蛍光っぽい色といい、泡立ちもまずまずで好きだったんです。

でも、4年ぶりくらいに買ってみたら香りが微妙に変わってて、ちょっとフローラル系が入ってしまったような…。まあ、それでも良い香りとは思いますが、それなら別にこれじゃなくても良いかなあ…と。

パルモリブのエコシリーズは?

Dishwashing liquid

最近、パルモリブから Eco シリーズが発売されました。100%リサイクルボトルで、リン酸塩なし (No Phosphate) で染料なし (No dyes) だそうです。

ラベンダー & ローズマリーは明らかに匂いがキツすぎるので、ココナッツ & ライムを購入。うーん、でも何かやっぱり匂いがちょっと気持ち良くないんですね。泡立ちや汚れ落ちはサイコーなのに…。

という事で、使い終わってから次はオレンジ & ジンジャーを買ってみました。ああ、でも香料入り過ぎ…。

日本人には人気があるアースチョイス

色んな人の話を聞いていると、アースチョイス (Earth Choice) を使っている日本の人は多いみたいです。1リットルで$2 と安く、比較的ほのかな香りで色もほぼ透明ですからね。

私が最近好きなブロガーのいっしーさん (@isshi_brisbane) の意見が大半の日本人の反応じゃないかと。

こっちの洗剤って匂いキツすぎて、食器が洗剤の匂いするときあるし。
日本のでさえニオイが…って思う私には、ちょっと強烈過ぎて、食器洗ってるだけでむせる。

(中略)
それにしても、なんであんなに濃く緑色をつける必要があるんだろう?
ピンクにしてもなんにしても、色をキツくする意味が不明。
(いっしーさんのブログ『食器洗い洗剤はどうしてもこれ』より)

でも私、昔何度かこのアースチョイスを使ってみたのですが、泡立ちとか洗浄力とかがイマイチな印象があったんですよね。(ずっと使ってないので今だと感想が変わるかもしれませんが)

とりあえず、アースチョイスはオーガニックメーカーのひとつなので、環境に良さそうです。

いっしーさんはナチュラル系のプロダクトやワインなどの等身大の情報が満載で面白いので、こちらもチェックしてみてください。

『はわや、オーストラーリャ。』

アルディのブランド

安くて良質の商品が売られている事で知られるドイツ系スーパーマーケット、アルディ (ALDI) のホームブランド『Green Action』の食器用洗剤もこの間見付けて使ってみました。(メイドイン・オーストラリア)

バニラは本当に強烈なバニラの匂いがして無理だと思ったので、最初は Pomegranate & Mango (ザクロとマンゴー) を買ったのですが、使うたびにジュースをひっくり返したような匂い‼︎

その後にペパーミントも見付けたので買ったら、こっちはまあペパーミントの匂いはわざとらしい感じがしますが、次にもし買うならこれかなあ…と思います。

安いし泡立ちも泡もちも良いので、匂いは別として使い心地はまずまずなので、嫌いじゃないです。

無リン酸 (Phosphate Free)、生分解性界面活性剤 (Biodegradable substance)、リサイクル可能なプラスチックボトルなど、環境にも考慮されてます。

Kマートブランドの洗剤

実は日用品が安い事で有名なKマートにも、食器用洗剤を売ってます。

詳しい成分は書かれていないのですが、植物性の食器用洗剤で、リン酸塩なし (No Phosphate)、パーム油なし (No Palm Oil)、塩素なし (No Chlorine)、染料なし (No dyes)、アンモニアなし (No Ammonia)、腐食剤なし (Non Corrosive)、動物実験なし (Not Tested on animals)、リサイクル可能なボトル (Recyclable Packaging)、ラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウムなし (No SLS or SLES) だそう。

香りもナチュラルでとっても良い感じなのですが、ただ、やっぱり全然泡立たないので私は物足りませんでした…。

そう言えば、アロマセラピー教えてる人がこんな感じの洗剤使っていたので、ナチュラル志向の人には嬉しい商品かもですが。

日本の洗剤も買えなくはないです

日本製の洗剤も買えない事はなくて、ダイソーにも置いてますし、タウンホール駅の近くにあるアジアンシップには4年くらいずっとファーファが売られています。

つい最近、久しぶりにを買ってみましたが、ストロベリーミントがほんのり香る程度で良い感じです。

植物系界面活性剤を使用しているそうで、使用感でいかにも手に優しい感じが伝わって来ます。私的にはちょっと弱いかなー?と感じなくはないものの、慣れたら悪くないので気分転換 (?) に良いですよ。

ただ、ボトルが小さいし、ついたくさんの洗剤を出してしまいたくなるので、使い切るのが早い気がします。

過去に試したモーデア

Dishwashing liquid

2016年頃、食器用洗剤を日本産も含めて手当たり次第試していた時期があって、上の写真はその時のキッチンの様子です。

真ん中の白いボトルはモデーア (Modere) というネット販売しかしていないアメリカのメーカーのものなのですが、ナチュラルな商品にこだわりがある美容師さんがここのシャンプーをおすすめしていて知りました。

値段は若干高め ($8) と思いきや、少量でかなり泡が出て長持ちするのでコスパが良いですし、匂いも気に入ってました。

…が、うちのアパート、荷物を受け取らなくなったとか言ってて、通知も来ないまま注文した商品をアデレードに送り返されてしまって大変だったので、私は1度買ったっきりです。

色んな商品があるので、またいつか試してみたいですけどねー。

日本の食器用洗剤もいつか試してみたいなー

ちなみに、日本の食器用洗剤も調べてみたんですけど、日本は種類も豊富だしまとめサイトがたくさんあるし、すごいですね。


【徹底比較】食器用洗剤のおすすめ人気ランキング33選

こんなの見たら、いつか帰国した時に買って帰りたいなんて思ってしまいます。

食器用洗剤は弱アルカリ性・中性・弱酸性の3種類に分類され、弱アルカリ性の洗浄力が一番強いです。しかし、洗浄力が強ければよいというわけではありません。食器用洗剤は肌に触れるものでもあるので、肌の弱い人は洗浄力のやさしい洗剤のほうが合っていると言えます。

食器洗いでゴム手袋を使用する人、強い洗浄力を求める人には弱アルカリ性、反対に手荒れが気になる人には弱酸性の食器用洗剤がおすすめです。

また、現在一般的に市場に多く出回っているのは中性洗剤。迷ったときはバランスのよい中性洗剤を選ぶというのもひとつの手です。

なるほどねー。でも、日本の食器用洗剤って本当に透明ですね。

おわりに

調べているうちに、また色々試したい欲がふつふつとわいて来ました。コストコもまだノーチェックですしね。

追記
この記事を公開してから色々反応を聞いていると、やっぱり日本の方々はオーストラリアの食器用洗剤の匂いのキツさに嫌気が差している人が多いみたいですね。ただその反面、環境や体に優しい事を考えているメーカーさんも多いです。
もしかしたら、こういう食器用洗剤もオーストラリアのお土産にならないでしょうか…^^;

 

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