西オーストラリア州で食べたいもの!パースから地方まで巡るWAの食ガイド

オーストラリア大陸の約3分の1を占める西オーストラリア州(WA)は、州都Perth(パース)と地方の距離がとても長く、ひとつの旅行で州全体の食を巡るのは現実的ではありません。

けれども、その広さこそがWAの食の面白さです。インド洋沿岸ではロックロブスターや魚介類が水揚げされ、南西部の森と農地ではMarron(マロン)、黒トリュフ、果物、野菜が育ちます。北へ進めば、Carnarvon(カーナーボン)のトロピカルフルーツ、Broome(ブルーム)のパールミート、Kimberley(キンバリー)のバラマンディや在来植物を使った商品など、気候と景観が変わるたびに食材も変わります。

この記事では、WAを訪れたら味わいたい料理、食材、飲み物を、その土地との関係や主な産地とともに紹介します。遠い産地まで行かなければ味わえないものだけでなく、パースで試せるもの、産地を訪ねると旅がさらに面白くなるものも区別しました。

州ごとの違いを読む前に全体像を知りたい方は、オーストラリアの食文化と歴史もあわせてご覧ください。

WAは「同じ旅行で全部食べる州」ではありません

パースからManjimupまでは車で3時間以上、Carnarvonまでは約900キロ、BroomeやKununurraへは飛行機を使う距離です。この記事をチェックリストとして一度に制覇するのではなく、今回の旅行で食べられるものと、次の旅で産地を訪ねたいものを探す入口として使ってください。

WAで食べたいもの早見表

食べたいもの WAとの関係 主な楽しみ方
コンチ・ロール パースのイタリア移民文化から育ったWA独特のサンドイッチ パースのイタリア系デリ、カフェ、サンドイッチ店
Long Mac Topped Up パースやWAで定着しているコーヒーの注文表現 パースのカフェで、ミルク量を確認して注文
Western rock lobster WA西海岸を代表する海産物で、州内最大の価値を持つ漁業 パース、Fremantle、Cervantes、Geraldtonなど
Marron WA南西部固有の大型淡水ザリガニ パースのレストラン、South Westの養殖場や飲食店
Manjimupの黒トリュフ Southern Forestsを代表する冬の高級食材 冬季のレストラン、トリュフハント、産地での食体験
Southern Forestsの農産物 リンゴ、アボカド、ジャガイモ、サクランボなどを生産するWAの食料生産地 ファームゲート、マーケット、地域のレストラン
Carnarvonの果物・野菜 Gascoyne River沿いでトロピカルフルーツと野菜を生産 Food Drive/Fruit Loop、直売所、マーケット
パールミート Broomeの真珠産業から生まれる、真珠貝の希少な貝柱 真珠養殖場やBroomeのツアー、レストラン
Kimberleyの魚介と在来食材 バラマンディ、マッドクラブ、gubinge、boabなど土地と文化に結び付く食 現地の飲食店、Aboriginal-ledの体験、生産者の商品
WA各地のワイン Margaret River、Swan District、Great Southernなど複数の産地がある セラードア、ワインツアー、パースのレストランや酒販店
Fremantleのクラフトビール 1980年代から続くオーストラリアのクラフトビール史の重要地域 ブリューパブ、醸造所見学、パース市内の系列店
Broomeのビール、Kununurraのラム 北部の気候、農業、地域産業から生まれた飲み物 Matso’s Broome Brewery、Hoochery Distillery

パースで生まれたWAらしいカジュアルフード

1.コンチ・ロール(Continental Roll)

WAで最初に試したい食べ物のひとつが、Continental Roll(コンチネンタル・ロール)、通称Conti Roll(コンチ・ロール)です。

硬めのロールパンに、モルタデッラ、コッパ、サラミなど複数の加工肉、チーズ、オリーブ、アーティチョーク、ナスなどの保存野菜を挟みます。具材は店によって異なり、現代的な店では地元産の加工肉や野菜を使った新しいスタイルも見られます。

似たサンドイッチは世界各地にありますが、ABCの取材では、「continental roll」という呼び方はWA独自と説明されています。戦後のイタリア移民が仕事へ持って行ったpanino(パニーノ)が、パースのデリで売られるうちに英語名を与えられ、WAの食文化として定着しました。

NorthbridgeのThe Re Storeは、コンチ・ロールの元祖として最もよく挙げられる店のひとつです。ただし、複数のイタリア系デリがそれぞれの歴史を持つため、「一軒の店が突然発明した」と単純化せず、パースのイタリア移民文化全体から育った食べ物として捉える方が実態に近いでしょう。

ABC News:イタリア移民とパースのコンチ・ロール/The Re Store:Northbridge店

【写真候補】コンチ・ロールの断面、イタリア系デリのショーケース、Northbridgeの街並み。次回パースを訪れた際の優先取材候補です。

2.Long Mac Topped Up

パースのカフェで現地らしい注文を試すなら、Long Mac Topped Up(ロング・マック・トップドアップ)にも注目です。

一般にはダブルショットのエスプレッソへスチームミルクを多めに加えた飲み物で、強めのラテに近いものとして説明されます。ただし、店や注文する人によって「どこまでミルクを足すか」の認識が異なり、Long Macだけでは伝わり方が変わることがあります。

これは厳密に規格化されたWA公式レシピというより、パースのカフェで育ったローカルな注文言葉です。好みがある場合は、「topped up」「three-quarter topped up」など、ミルク量まで伝えると注文しやすくなります。

Perth Coffee Exchange:The Long Mac Topped Up

インド洋と南西部の水が育てるWAの甲殻類

3.Western rock lobster

Western rock lobster(ウェスタン・ロックロブスター)は、WAの海を代表する食材です。大きなハサミを持つ北米のロブスターとは異なり、長い触角と棘のある殻を持つイセエビの仲間。WAでは日常的にcrayfish(クレイフィッシュ)、または短くcrayと呼ばれることもあります。

WA州政府によると、商業漁業はNorthwest CapeからCape Leeuwinまでの西海岸で行われ、Western rock lobsterは州内で最も価値の高い漁業資源です。特にCervantesからGeraldton、Abrolhos Islands周辺は、漁業と観光を結び付けて楽しみやすい地域です。

旅行者は、パースやFremantleのシーフード店でも食べられます。産地まで行けるなら、Cervantesの加工施設見学、Geraldtonの漁業関連ツアー、漁港周辺の食事などへ広げられます。パースで一皿を試す場合と、Indian Ocean Driveの途中で産業ごと知る場合では、同じロブスターでも旅の深さが変わります。

WA州政府:West Coast Rock Lobster Managed Fishery/Australia’s Coral Coast:地域の食と飲み物

【写真候補】Western rock lobsterの料理、CervantesまたはGeraldtonの漁港、ロブスターポット、加工施設見学。メニュー上の「crayfish」という表記も撮影できると分かりやすくなります。

4.Marron(マロン)

Marron(マロン)は、WA南西部固有の大型淡水ザリガニです。WA州政府は、州内最大、世界でも3番目に大きい淡水ザリガニと紹介しています。

名前は日本語の栗を表す「マロン」と同じつづりですが、まったく別の食材です。身は繊細で甘みがあり、レストランではグリル、バターを使った料理、地元野菜との一皿などで提供されます。

野生のMarronには漁期やライセンスなどの規則がありますが、旅行者は養殖品を扱うレストランや生産者を利用できます。South Westには養殖場で食事や生産の説明を楽しめる場所もあり、パースのレストランで試してから産地へ向かうこともできます。

WA州政府:Marron Fact Sheet/Australia’s South West:Capel Marron Farm

WAの海産物はロブスターだけではない

WAの約1万2500キロに及ぶ海岸線では、地域ごとに異なる魚介が水揚げされます。GascoyneではShark Bayのエビやホタテ、カニ、魚、Ningaloo周辺のエビなどが地域の食を支えています。Great SouthernではAlbany rock oysters、南海岸の魚介類も旅行の楽しみです。

ただし、魚種によって資源状況や漁業規則が異なります。「地元産」と書かれているだけで判断せず、店が示す産地名や漁法、認証表示を確認すると、WAの海の違いがより分かりやすくなります。

WA州政府:地域別Food and Beverage Capability Guides

South Westで訪ねたい森と農地の味

5.Manjimupのブラック・ペリゴール・トリュフ

South WestのManjimup(マンジマップ)とPemberton(ペンバートン)周辺は、Black Périgord Truffle(ブラック・ペリゴール・トリュフ)の世界的な産地です。Tourism Western Australiaは、Southern Forestsを南半球有数の黒トリュフ生産地として紹介しています。

シーズンは気候や収穫状況によって変わりますが、主に6月初旬から9月頃。冬には、訓練された犬とトリュフを探すハント、テイスティング、食事付き体験、地域イベントなどが行われます。

パースのレストランでも冬季限定メニューとして味わえますが、森と農地が広がる産地で、地中から掘り出す過程まで見ると、なぜ高価なのかが分かります。トリュフを旅の主目的にする場合は、収穫時期と体験の開催日を先に確認し、予約してから旅程を組みましょう。

Tourism Western Australia:WAのトリュフシーズン/Tourism Western Australia:Truffle Hunt and Lunch

【写真候補】黒トリュフ、トリュフ犬、Manjimupの農園、削りたてのトリュフを使った料理。冬季取材が必要です。

6.リンゴ、アボカド、ジャガイモ、サクランボなどの農産物

Southern Forestsは、トリュフだけの地域ではありません。Manjimup、Pemberton、Northcliffe、Walpole、Bridgetown、Nannupなどでは、リンゴ、アボカド、ジャガイモ、サクランボ、石果、野菜、ハチミツ、ナッツなど、多様な農産物が生産されています。

PembertonはMarron、アボカド、ライム、ジャガイモなどでも知られ、地域の農産物を祝うイベントも開かれます。産地を訪ねるときは、常設の観光農園だけでなく、営業日が限られるファームゲート、週末マーケット、収穫期のイベントを組み合わせると、地域の食が見つけやすくなります。

WAのnative forestから採れるJarrah honey(ジャラ・ハニー)も、持ち帰りやすい地域産品です。味や香りは生産者や採蜜地によって異なるため、医療効果を期待する商品としてではなく、森と養蜂の背景を持つWA産ハチミツとして楽しみましょう。

Southern Forests Food Council:地域と農産物/WA州政府:Buying from WA

GascoyneからKimberleyへ、北へ進むほど変わる食

7.Carnarvonのバナナ、マンゴー、野菜と海産物

パースから約900キロ北にあるCarnarvonは、Gascoyne Riverの水と肥沃な土地を利用したWA有数の園芸地域です。バナナ、マンゴー、パパイヤ、メロン、ブドウに加え、トマト、トウガラシ、オクラ、カボチャなど、果物と野菜の種類が豊富です。

町の農園や直売所を巡るルートは、Food Driveまたは親しみを込めてFruit Loopと呼ばれています。マンゴーやバナナのスムージー、チョコレートをかけた冷凍バナナ、地元果物のアイスクリームや保存食品など、ドライブ中に試しやすい商品もあります。

さらに沿岸では、エビ、ホタテ、カニ、魚などの海産物も重要です。Carnarvonを「トロピカルフルーツの町」だけで終わらせず、農園と漁業の両方を巡ると、Gascoyneの食の幅が見えてきます。

Carnarvon Visitor Centre:Food Drive Trail/WA州政府:Carnarvon Research Station

【写真候補】Fruit Loopの看板、農園の直売所、Carnarvon banana、マンゴースムージー、地元のエビやカニ。季節の収穫物が分かる写真を優先します。

8.Broomeのパールミート

Pearl meat(パールミート)は、Australian South Sea Pearlを育てる大型の真珠貝、Pinctada maximaの貝柱です。真珠の収穫後に得られる量が限られるため、希少な海産物として扱われます。

生、マリネ、軽く炙るなど、食感と繊細な風味を生かした方法で提供されます。かつては真珠採取に携わる人々の食でもあり、現在はBroomeの真珠産業を「見る」だけでなく、食を通して知る入り口になっています。

BroomeやDampier Peninsulaでは、真珠の収穫、選別、産業史の解説とパールミートの試食を組み合わせたツアーがあります。パースで試食できる企画が行われることもありますが、真珠養殖の海と歴史を一緒に体験するなら、Broomeまで行く意味があります。

Cygnet Bay Pearl Farm:Pearl Meat/Willie Creek Pearls:Discover Pearling Tour

【写真候補】パールミート料理、Pinctada maxima、真珠の収穫、Broomeの真珠産業に関する展示。ツアー中の撮影可否を確認します。

9.Kimberleyのバラマンディ、マッドクラブ、gubinge、boab

Kimberleyでは、海、川、マングローブ、熱帯の植物が地域の食を形作っています。WA州政府の地域ガイドには、バラマンディ、マッドクラブ、パールミート、cherabin(淡水エビ)、牛肉、ハチミツ、gubinge、boabを使った商品などが紹介されています。

バラマンディやマッドクラブは北オーストラリアの他地域でも食べられるため、WAだけの料理ではありません。それでも、Kimberleyの水辺の景観や漁、地域の暮らしと結び付けて食べると、現地へ行く理由になります。

Gubingeは、一般にKakadu plumとも呼ばれる在来植物Terminalia ferdinandianaの果実です。Kimberleyでは地域の言語によって複数の呼称があり、Dampier Peninsulaで採取・加工する事業者もいます。Boabも粉末などの商品に利用されています。

これらを一括して「珍しいブッシュフード」と扱うのではなく、誰が採取・生産したものか、どのCountryと文化に関係するのかを確認したうえで、Aboriginal-ownedまたは地域と適切に協働する事業者から学ぶことが大切です。

WA州政府:Kimberley Food and Beverage Capability Guide/Australia’s North West:Aboriginal Experiences

WAの土地を飲み比べるワイン、ビール、ラム

10.Margaret River、Swan District、Great Southernのワイン

WAには複数のワイン地域があり、ひとつの「WAワイン」で味をまとめることはできません。旅行で訪ねやすい代表的な地域が、Margaret River、Swan District、Great Southernです。

  • Margaret River:海洋性の気候を持ち、Cabernet Sauvignon、Chardonnay、SemillonとSauvignon Blancのブレンドなどで知られます。ワインだけでなく、レストラン、チーズ、チョコレート、農産物と組み合わせた食の旅ができます。
  • Swan District:1829年の植民地成立後まもなくブドウが植えられたWA最古のワイン地域。パースから近く、Chenin Blanc、Verdelho、Chardonnayなどを日帰りで試せます。
  • Great Southern:WAの中でも広く、冷涼な地区を含むワイン地域。Riesling、Shiraz、Pinot Noir、Cabernet Sauvignonなど、場所によって異なるスタイルがあります。

短期滞在ならSwan Valley、ワインと食を目的に数日滞在するならMargaret River、AlbanyやDenmarkを含む南海岸の旅ならGreat Southernというように、旅程に合わせて選べます。試飲をする場合は運転せず、送迎付きツアーやドライバーを利用してください。

Wine Australia:Margaret River/Wine Australia:Swan District/Wine Australia:Great Southern

品種、ラベル、セラードアなどの基本用語は、オーストラリアワイン入門で詳しく紹介しています。

11.Fremantleから広がったクラフトビール

Fremantleは、WAだけでなくオーストラリアのクラフトビール史をたどるうえでも重要な町です。1984年、South Terraceのホテルを改装したSail & AnchorからMatilda Bay Brewing Companyが始まり、2000年にはFremantle Fishing Boat HarbourでLittle Creaturesが誕生しました。

現在はWA各地に醸造所がありますが、港町を歩き、醸造設備のある店で出来たてのビールを飲む体験はFremantleならでは。魚介料理と組み合わせれば、パースから公共交通で行ける半日から一日の食旅になります。

Visit Fremantle:Breweries, Distilleries and Wineries/Little Creatures:Fremantle

12.BroomeのMatso’sとKununurraのHoochery

北WAでは、暑い気候と地域の物語を映した飲み物があります。

Broomeで1997年に始まったMatso’sは、アルコール入りGinger BeerやMango Beerで知られます。同社は、Kimberleyの暑さに合う飲み物としてGinger Beerを造り、嵐で落ちたマンゴーからMango Beerの着想を得たと説明しています。商品は全国で買えるようになりましたが、Broomeの醸造所で町の気候と真珠産業の歴史を感じながら飲む意味は残っています。

East KimberleyのKununurraには、家族経営のHoochery Distilleryがあります。Ord River Valleyの農業と結び付いたラムを製造し、蒸留所では試飲、食事、見学を楽しめます。名物のOrd River rum cakeも、車で立ち寄って試しやすい一品です。

Matso’s:History/Hoochery Distillery:Our Story

First Nationsの食文化は、地域の案内人から学ぶ

WAの食を理解するには、植民地化以前から続くFirst Nationsの知識を欠かすことはできません。一方、「オーストラリアのブッシュタッカー」として州全体をひとまとめにすると、異なるCountry、言語、季節、文化的な決まりが見えなくなります。

南西部ではNoongarの六季が自然の変化を読み取る基準になり、海、川、植物、動物の利用も季節と結び付いています。Kimberley、Pilbara、Gascoyne、Golden Outbackには、それぞれのTraditional Ownersが持つ知識と食文化があります。

旅行者が学ぶ方法として分かりやすいのは、Aboriginal-ownedまたはAboriginal-ledのツアーやテイスティングへ参加することです。Swan ValleyのBush Tucker and Beyond Trail、Wadandi custodianが案内するMargaret River地域のKoomal Dreaming、KimberleyやPilbaraの文化体験、GoldfieldsのTjupan familyによるHoney Ant Toursなど、土地の案内と食を一緒に学べる体験があります。

在来食材を使った料理を食べるだけでなく、誰から学ぶのか、どの土地の知識なのかまで意識すると、WAの食が単なる珍味ではなく、Countryとの関係として見えてきます。

ブッシュタッカーという言葉や代表的な在来食材については、ブッシュタッカーとは?で基礎からまとめています。

WA州政府:The Noongar Six Seasons/Tourism Western Australia:Swan Valley Bush Tucker and Beyond Trail/Koomal Dreaming:Aboriginal Food, Cave and Didge Tour/Tourism Western Australia:Honey Ant Tours

旅行日数と行き先から、食べるものを選ぶ

パースに短期滞在するなら

コンチ・ロール、Long Mac Topped Up、Western rock lobster、WA産ワインを市内で試します。Fremantleまで行けば、魚介料理とクラフトビールも組み合わせられます。

パースから日帰りできる食旅

Swan Valleyでワインと地域産品を楽しむか、Indian Ocean DriveをCervantesまで走ってWestern rock lobsterを味わいます。飲酒する場合と長距離運転は同じ日に無理に組み合わせないでください。

South Westを周遊するなら

Margaret Riverのワイン、Marron、Manjimupの黒トリュフ、Southern Forestsの果物や野菜、Great Southernのワインと魚介へつなげます。トリュフは冬、果物やイベントは収穫期を確認して旅程を決めます。

Coral Coastを北上するなら

CervantesとGeraldtonのWestern rock lobster、Shark Bay周辺の海産物、Carnarvonの果物・野菜・魚介、Exmouth周辺のエビなどを、ロードトリップの立ち寄り先として組み込みます。

BroomeやKimberleyまで行くなら

パールミート、バラマンディ、マッドクラブ、gubingeやboabを使った商品、Matso’s、KununurraのOrd River rumを候補にします。移動距離、乾季・雨季、ツアー開催日を先に確認してください。

WAの食旅で注意したいこと

  • 距離:パースを起点にしても、北部と南西部を同じ短期旅行へ入れるのは困難です。航空便とロードトリップを別の旅として考えましょう。
  • 季節:黒トリュフ、マンゴー、サクランボ、地域イベントなどは時期が限られます。店が営業していても、目的の食材があるとは限りません。
  • 予約:トリュフハント、真珠養殖場、文化ツアー、人気のセラードア、地方の特別ディナーは事前予約が必要な場合があります。
  • 営業時間:地方では週に数日だけ営業する店や、午後早く閉まる直売所もあります。長距離を移動する前に公式情報を確認してください。
  • パースで試す選択:産地へ行けない場合も、WA各地の食材を扱うパースのレストラン、マーケット、専門店があります。本場へ行く価値と、便利な場所で味見できることは別々の魅力です。
  • First Nationsの文化:食材名だけを集めるのではなく、Aboriginal-ledの体験や生産者を通じて、土地、季節、文化との関係を学びましょう。

WAの食は、次の旅先を決める地図になる

WAには、「州を代表する一皿」だけでは収まらない食があります。パースのコンチ・ロールは移民文化を伝え、Western rock lobsterはインド洋沿岸の町へ、Marronと黒トリュフは南西部の森へ、パールミートはBroomeの真珠産業へ、Carnarvonの果物はGascoyne River沿いの農園へと読者を連れて行きます。

最初の旅行では、パースでWA各地の味を試すだけでも構いません。そこで気になった食材があれば、次は産地へ。食べ物から町を選び、町から歴史や文化へ進むことで、広大なWAが少しずつ具体的な場所として見えてきます。

店舗、ツアー、イベント、収穫時期、提供メニューは変更されます。実際に訪れる前に、各公式サイトで最新情報を確認してください。

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Acknowledgement to Country

This website respects Aboriginal and Torres Strait Islander people and to Elders past and present as Traditional Owners of Australia. 『Down Under オーストラリア』は、オーストラリア全土の伝統的な土地所有者であるアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老たちに敬意を表します。