マンリービーチから行ける秘密のトンネル『ワームホール (クイーンズクリフ・トンネル)』がすごい!

シドニーの有名ビーチのひとつ、マンリービーチの北側にマンリー・ワームホール (Manly Wormhole)という秘密のトンネルがあります。

別名クイーンズクリフ・トンネルとも呼ばれる崖の奥に隠れるように存在するトンネルで、ひと昔前まではごく一部の人にしか知られていませんでしたが、現在はインスタグラムやTikTokの影響で人気スポットのひとつになって来ているようです。(グーグルマップにも普通に載っています)

ゴツゴツとした足場の悪い岩場の崖を歩くので注意が必要ですが、絶景と一緒にちょっとしたアドベンチャー気分が楽しめますよ!

 

マンリー・ワームホールはこんな場所

Manly Wormhole Map

マンリー・ワームホールまで行くにはマンリービーチを通る必要がありますが、場所的にはマンリーではなくクイーンズクリフ (Queenscliff) になります。

このトンネルは、1908年に地元の漁師たちがフレッシュウォータービーチとマンリービーチを繋ぐために作ったもので、これによって危険な岩場を避けられるようになりました。

今は落石によってフレッシュウォータービーチとは繋がっていませんが、行く価値は十分あります!!

Manly Wormhole

以下のことには気を付けてください。

注意事項

  • 潮の満ち引きや天候に気をつける
    満潮時は波が崖まで届くこともあり危険なので、出来るだけ干潮の時に散歩するのが最善です。嵐の日や風が強い日も避けた方が良いでしょう。
  • 時間帯
    暗くなると足元が危険なので、日の出や日の入り時間は避けて、明るい時に歩いてください。

  • 岩場は段差も激しく歩きにくいので、出来るだけ滑りにくいものが好ましいです。

では、行き方とその様子を紹介します!

マンリー・ワームホールに行こう

Manly Wormhole

マンリービーチを北に向かって歩いて行くと、クイーンズクリフビーチという名前に変わり、最終的にはクイーンズクリフ・ロックプールにたどり着きます。まずはそこまで行きましょう。

Manly Wormholeクイーンズクリフビーチの奥にあるロックプール

Manly Wormhole

ここを道なりにまっすぐ行くと素敵な散歩道に出るのですが、今回はそちらではなく、横の階段を降りて砂浜に出てロックプールへ。

Manly Wormhole砂浜に降ります

Manly Wormhole

クイーンズクリフ・スイミングクラブの建物が目印です。

Manly Wormhole

ちなみにロックプールのすぐ隣の海は、波が危険なので遊泳禁止というサインが出てました。もう少し手前に赤と黄色の旗が立っているので、その旗の間は泳げます。

プールも圧巻!

Manly Wormhole

そして、こちらがロックプール。

Manly Wormhole

プールの隣では大きな波がうねっていて、なかなかの迫力です。

Manly Wormhole

秘密のトンネルは、このロックプールの更に奥になります。

Manly Wormhole

ここを上ります。

Manly Wormhole

赤い服を着ている人がいる所を通って進みますが、知らなかったらこの奥に何かがあるなんて、思いもしないような場所です。

Manly Wormhole

岩場にベンチもありました。

ここら辺はサーフィンをしている人が近くでよく見えるので、特等席ですね。

Manly Wormhole

この景色だけでも十分に満足しそうな景色。

トンネルまでは全部で約50mくらいなので大した距離ではありませんが、とにかく足場が良くないので慎重に歩きます。

Manly Wormhole

エイトプールみたいな穴があいてる〜と余裕で歩いていたら、難関が目の前に。

Manly Wormhole

え、ここを通るの?うそやーん!と一瞬怯みましたが、ここまで来たなら行くしかない!

岩の段差もそこそこあり、大股で渡らないといけないところもありました。転んだらシャレにならないので、慎重に。

Manly Wormhole

時々波がザッパーンと砕けていたので、なるほど満潮を避けた方が良いのは分かります。眺めは最高ですけどね。

Manly Wormhole

さて、抜けれたみたいです。

Manly Wormhole

「落石注意」というやつ、そんなこと言われても…という気分になりません?(汗)

Manly Wormhole

どうやら、ついにトンネルに到着!

岩に描かれたハートマークがトンネルの目印なんですね。

トンネルをくぐってみる

Manly Wormhole

Enter at own risk、つまり「自己責任でお願いします」ってこと!ドキドキ。

Manly Wormhole

トンネルの中もゴツゴツした感じです。そして暗い。

Manly Wormhole

もうすぐ出口だ!と思った時に足元に水溜りがあって、避けたつもりがちょっと失敗。しかも、着地に失敗して派手にコケてしまいました。

ちょうど近くにいたトンネルの向こう側にいた人に「Aer you OK?」と心配され恥ずかしかったのですが、ほぼ無傷だったので良かったです。でも打ちどころが悪かったら怖いので、何度も言いますが行く時は足元に注意してくださいね。

Manly Wormhole

トンネルを抜けたら、結構人がいました。

天気が良いクリスマス前で、マンリー自体が人でいっぱいだったので、ここにたくさんいてもおかしくないですよね。

Manly Wormhole

昔はフレッシュウォータービーチまで繋がっていたそうですが、現在は落石により行き止まり。

岩をよじ登れば行くことも可能とのことで、実際登っているいるカップルもいましたが、ちょっと躊躇する険しさではあるので、私はここでやめておきます。

Manly Wormhole

休憩でしょうか。ライフセーバーさんも来てました。

Manly Wormhole

アジア人の女の人2人組が長い時間をかけて写真撮影していて、それは良いのですが、ひらひらふわふわしたスカートに、よそ行きの靴。おしゃれしてSNSに上げるのでしょうか。ちょっと歩きにくそうでした。

まあ、ビーチからそんなに遠い距離ではないですしね。(スニーカー履いてたのにコケた人もここにいます)

Manly Wormholeなぜかみんな一斉に戻る

ライフセーバーさんなんて、裸足でしたからね!岩が焼けてて暑くないのかなあ…と思ってしまうのですが、彼らは慣れているのでしょう。ビーチサンダルの人もいましたが、滑らないのかな?

Manly Wormholeここまで来れば、もう安心

Manly Wormhole

ロックプールの方へ戻って、階段も上がってみました。

階段の上から眺める

Manly Wormhole

階段を上がったら、ただ住宅街に出るだけみたいなので「なーんだ」という感じになりましたが、ロックプールや、クイーンズクリフビーチとマンリービーチを上から見下ろす景色はサイコーです!来て良かったなーと思いました。

Manly Wormhole良い眺めですよね!

インスタに写真をアップした時に他の人の投稿を見て気づいたのですが、トンネルの中から海越しに写真を撮れば、もっとフォトジェニックでキレイでしたよね。今度またリベンジしようかな。

おわりに

ちょっとした冒険をした気分になれるクイーンズクリフにあるマンリー・ワームホール。一歩間違えば危ないので注意は必要ですが、とても面白い場所だと思います。

ビーチあり、ブッシュあり、そしてこういう秘密のトンネルありのマンリーエリア、良いですね!

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