シドニー空港のあるマスコットには、ジョージ・ハンナ記念博物館 (George Hanna Memorial Museum) を併設するマスコット図書館があります。
博物館と言っても、2階建の小さな図書館の片隅にある小さなスペースですが、年に2〜3回展示内容が変わるそうです。
マスコット図書館へ
マスコット図書館をグーグルマップで調べると、ぐるっと住宅街の中を通る、大回りのルートを案内されます。
「え?変なところにあるなあ、不便すぎない?」と思ったのですが、後でボタニーロードの薬局とフィットネスの間の細い道 (ミュージアムウォーク) からも行けることを知りました。グーグルマップでは表示されない、細い道です。
よーく見たら「Mascot Library」という表示があります。徒歩の時は、ここから入るのが便利です。
そのミュージアムウォークを知らなかったので、行きは住宅街をぐるっと回って裏から来ました。
こちらが表側。駐車場もたくさんあります。
2 Hatfield Street, Mascot NSW 2020
https://www.bayside.nsw.gov.au/
月〜金 10am-6pm / 土 9am-12pm / 日 定休日
ローカルっぽい小さな図書館なので、入る時はちょっと緊張しますね。中に入ったら、スタッフさんから「ハロー」と声をかけられました。
入り口をまっすぐ行ったら、すぐ突き当たりにある小さなスペースがジョージ・ハンナ記念博物館です。(造像していたよりも小さかったので、念の為スタッフさんに確認してしまいました)
2025年1月はベイサイドの写真コンテスト (2024年12月〜2025年3月) の展示だったのですが、本当は2023年に開催されたマスコット周辺の歴史写真展も見たかったんですよね…。と思っていたら、ベイサイドカウンシルのウェブサイトにその時の展示が載ってました。1920年〜1960年頃のマスコットやボタニーの様子を写したもので、新しい発明や女性の役割に対する考え方の変化によってどのように変化してきたかを紹介する展示、面白そうですよね?
スタッフさんに確認したところ、展示は年に2〜3回変わると言っていたので、今後また面白い展示があるかもしれませんね。
小さいですが、白が基調のすっきりした2階建ての図書館でした。
帰りに冒頭に書いたミュージアムウォークを見付けたので、そこからメインストリート (Botany Road) に出ます。
実はこの日、シティの Elizabeth Street から数時間歩いて、この図書館をゴールにしていました。チッペンデール、レッドファーン、ウォータールー、ローズベリー、マスコットと色んな場所が見れる、良いウォーキングコースを発見したな、と思ってます。
ここからだとボタニーも近いですし、色んな場所にアクセスしやすいですね。この時は結局アレクサンドリアに行きました。
おわりに
ちょっと奥まった場所にあるマスコット図書館なので、住民か意図的に調べるかしないと気付く人は少ないかもしれません。ですが博物館もあることですし、ちょっと寄ってみるのも良いかもしれません。私は行けて良かったです。