セントラルコーストは美しいビーチや人気の観光地がありますが、手付かずの自然が残るマウントホワイト (Mount White) は、特に何もないひっそりとした田舎です。そんなマウントホワイトを有名にしたのが『サドルズ (Saddles)』というレストランでした。
オーナーの John Singleton氏は、30年以上暮らすマウントホワイトの美しさを味わえる飲食店を作るというビジョンを掲げ、2018年に自然と融合するレストランをオープン。現在では世界で最も美しいレストランのひとつに選ばれています。
シドニーから約58km、車で1時間程度なので、ちょっとしたお出掛けスポットとしてもちょうど良い場所ではないでしょうか。(公共交通機関はありません)
Saddles Mount White レストラン
パシフィックハイウェイの途中にレストランの入り口があります。
湖の前に建つレストランで、ゆったりと自然を楽しみながら食事ができる雰囲気です。
今回私たちはお呼ばれでここに来たのですが、うちのパートナーも「こんなところにこんな有名なレストランがあったんだね」と、初めて存在を知ったとのこと。
良い場所を知りました。
20 Ashbrookes Road, Mount White NSW
https://www.saddlesmountwhite.com.au/
毎日 8am-5pm / グッドフライデー、クリスマス、ボクシングデー、ニューイヤーズデーは休み
反対側には Dam Walk という湖をぐるっと歩ける短い散歩道も。こちらは後で紹介しますね。
レストランへ
ということで、レストランへ向かいます。
店内は、温かみのあるおしゃれな雰囲気でした。
よく見たら、インテリアも個性的で面白かったです。
特にこのカウンターのイス (?) これに座ってお酒飲んだりするのかな…⁉︎
外席もなかなか素敵でしたよ!
食事
人数が多かったので、通常のメニューではなく、オントレとメインがある程度決まってました。
フィッシュはバラマンディだそうで、私はそんなに好きというほどではなくて、ダックもあまり得意ではありません。でもベジタリアンも面白くないしな~ということで、必然的にメインはポーク & ソーセージロールをチョイスすることに。
後から隣の人に「ここはソーセージロールがおいしいんだよ」と教えてもらったので、ちょうど良かったです。(彼は魚を選んでましたけどね)
ワトルシードやマカダミアの入ったエスプレッソマティーニってどんなの⁉︎と気になりましたが、今回はワインを。場所柄なのか、白の方が種類が多かったです。
オントレが少しずつ運ばれてきました。
フィンガーライムにレモンマートルなど、オーストラリア原産のブッシュフードもたくさん使われていて、見た目もきれいでおいしかったです。(わたしはゴートチーズが苦手ですが)
そして、私が選んだポーク & ソーセージロールが来ました。ソーセージロールをフォークとナイフで食べるなんて、初めてです!
生地もパリパリしていて、おいしかったですよ。
これはパートナーが選んだバラマンディ。オーストラリア人、バラマンディ好きですよね。
自然がいっぱいの散歩道
食後は Dam Walk を歩いてみました。
もう閉まってましたが、こっちにも小さなお店があるみたいです。ここがベークハウスなんでしょうか。
ここで食事するのも楽しそう。晴れていたらもっと素敵なんでしょうね。
湖の周りをぐるっと歩いてみます。
ユーカリの花をはじめとするオーストラリアの植物に、水鳥やトカゲ。2匹の鳥がケンカしているところまでよく見えて、まさに自然いっぱいの環境です。
ぐるっと回ってレストランまで戻って来たのですが、ここは行き止まりでレストランには行けないようになってました。なので、また来た道を戻ります。
車に戻って帰ろうとしたら、パートナーが鶏小屋を発見。ちなみにここで鳥を見ていた人、昔パートナーとクリケットをしていた仲間だったらしくて、本当に彼はあちこちに知り合いだらけ。
隣の鶏小屋のドアは空いていて、お隣さんはお散歩タイムだったみたいです。外の気にカラフルな鳥がたくさん止まってました。
たくさん寄って来た鳥たち
トイレもなんだかカッコ良い建物でした。
おわりに
こんな、おいしい食事と自然いっぱいの環境が楽しめる場所があるなんて。シドニーからそんなに遠くないですし、おすすめお出掛けスポットのリストが増えました!
また近いうちに来たいです。