ブルーマウンテンズのかわいい町ルーラにある、夢のようにかわいいカフェ『The Wayzgoose Diner』

ブルーマウンテンズのかわいい町ルーラ (Leura) に、とびきりかわいい『The Wayzgoose Diner』というカフェを見付けました。

こんな小さな町にこんなおしゃれなカフェがあるなんて！

でもこのカフェの建物、1901年に建てられたルーラでは最も古い商業施設なんだそうですよ。

名物はポットに入ったスコーンです。

夢のようにかわいいカフェ

ルーラで軽いブッシュウォークをして疲れた私は、メインストリートにあるピングとグリーンのメルヘンチックな外観に誘われて『The Wayzgoose Diner』で休憩することにしました。

こんなかわいい建物、入ってみたくなるに決まってます。

中はどんな感じなんだろう？とドキドキしながらドアを開けてみました。

きゃー！中も想像以上にかわいかったです‼︎

案内された食事スペースもこんなにおしゃれです。素敵〜。

実は建物は古いのですが、レストランは2020年3月にオーナーさんが変わってリニューアルされたそう。

ちょうどブルーマウンテンズの半分が燃えるほどの酷い森林火災が落ち着いて来たと思ったら、新型コロナパンデミックが始まってしまう直前ですね。ただでさえ地元住民は避難し観光客も遠のいてゴーストタウンになっていたのに、コロナのロックダウンにより一時期はテイクアウェイオンリーになっていたとのこと。

でも、それをきっかけにメニューやコンセプトなどを見直されたそうで、この細部までこだわりを感じる内装はすごいです。

塩コショウまでピンクとグリーン。ちなみに塩はピンクソルトでした。

この建物、もともとはこの土地を所有していたミルゲート一家の住居として1901年に建てられたもので、その後レストランや印刷所などに利用されていました。1957年には100軒もの建物が焼失する大火災でも生き残り、2015年には壊す計画もあったそうなのですが、住民の反対で存続が決定したんだそうです。

かなり使い込まれた場所なんですね。

メニュー

メニューはトーストやバーガーなどの食事系、スコーン、ワッフルなどのおやつ系などがあります。あとキッズメニューも。

今日のスープなど

ちなみに、ここで有名なのは “Flowerpot Scone” ですって。

小さな植木鉢に入った軽くてふわふわしたスコーンは、このレストランの前にあった『Pumpkin Inn (1982-2003)』というカフェのオーナーから引き継がれているレシピなんだとか。わざわざこれを食べに来る人もいるそうですよ。

私も次回来た時は、これを食べてみようと思います。(2年後に食べたので、その様子も下に書いておきますね)

とりあえず、冷たくて甘いものが飲みたい気分だったので、久しぶりにアイスコーヒー (Iced Latte $4.50) を頼みました。

オーストラリアの典型的な、アイスクリームの上に甘くないクリームがたっぷり乗ったアイスコーヒー。これってもう飲み物というよりもデザートですね (笑)

今日のお昼ご飯は簡単に済ませていたので、軽食をと思ってターキッシュトースト・アボカド乗せ (Avocado on Turkish Toast $9.90) を。

あら、これってハート型にしてくれてる⁉︎ 一瞬、醤油があれば良いなと思いましたが (笑)、おいしくいただきました。

2年後、ついにスコーンを食べました！

さて早いもので、あれから2年。

2024年9月、ルーラに桜を見に来たのですが、今回は初めからスコーンを食べる予定でした。

かわいらしいお店は健在！お客さんもそこそこいて、観光客と思われる韓国人団体などもちらほら。

もしかしたら、かわいさがパワーアップしてるかも。

そして来たフラワーポット・スコーン ($8.90) がこちら！

お、大きい。

スコーンには紅茶でしょと思って、イングリッシュブレックファーストも一緒に頼みました。

ポットの中までしっかりスコーンが詰まってて、普通のスコーンの2個分というところでしょうか。

ほんのり甘いスコーンにジャムとクリームをたっぷりつけて食べたtら、相当お腹いっぱいになりました。

ちなみに、スプーンもかわいかったです。

こちらは裏の入り口。

天気が良くて暖かい日は、外で食べるのも気持ち良さそうですよね。

おわりに

こんなかわいいカフェ、シドニーでもあまり見たことがないかも。

その空間にいるだけでも幸せな気分になれる、そんなお店です。