オーストラリアでも盛大に祝われる『チャイニーズニューイヤー (春節) 』とは?

毎年1月後半〜2月頃になると町で赤いランタンなどを多く目にするようになり、各地でチャイニーズニューイヤー (Chinese New Year) の様々なイベントが開催されます。

旧正月を祝うアジア圏の人たちが多く住んでいるオーストラリアなので、盛大に祝われるチャイニーズニューイヤー。

2021年は例年とは違って来るかもしれませんが、そもそもどういう行事なのか、何をするのかなど、詳しくみていきたいと思います。

チャイニーズニューイヤーとは

チャイニーズニューイヤーというのは日本のいわゆる旧正月に当たる日で、アジア圏では “春節”、英語ではChinese New Year もしくは Lunar New Year と呼ばれます。

日本はご存知の通り、現在ではヨーロッパ圏でも広く使われている新暦を採用しているので、お正月も1月1日ですよね。

しかし、中国はもちろん韓国、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシアなど、多くのアジアの国々では現在でも旧暦を採用しているんです。それがチャイニーズニューイヤーというわけです。

この時期に注意しないといけない事

この時期は多くの人たちが里帰りをする時期で、中国系の会社も長期休業するので気を付けてください。

2020年はこの人の移動で新型コロナウイルスが世界中に蔓延するきっかけになってしまったと言われましたが、通常はオーストラリアにも長期休暇で多くの中国人観光客がオーストラリアに来ていて、それに伴いホテルの値段も一気に跳ね上がってました。

なので、旅行するにはあまり良い時期ではありません。

チャイニーズニューイヤー (春節) はいつ?

チャイニーズニューイヤーの日は毎年違うのですが、例えば2021年は2月12日なので前日の11日が大晦日になり、1週間ほどお祝いが続きます。

2019年
2月5日
2020年
1月25日
2021年
2月12日
2022年
2月1日
2023年
1月22日
2024年
2月10日
2025年
1月29日
2026年
2月17日
2027年
2月6日
2028年
1月26日

旧暦と新暦は何が違うのか?

新暦 = グレゴリオ暦 (Gregorian calendar) です。

日本やオーストラリアなどが現在採用しているのはこの暦で、旧暦に対して新暦という事になります。

ひとことに旧暦と言っても、長い歴史の中では色んな時代や民族によって様々な暦が存在しますが、一般的に言われる旧暦と新暦のいちばんの違いは、旧暦は太陰暦 (太陰太陽暦)を基準として知るのに対して、新暦は太陽暦で太陽を基準としているという事でしょう。

これが旧暦と新暦の日付がズレてしまう理由です。

太陰暦 (旧暦) とは

太陰暦は主に月の満ち欠けを基準にした暦で、新月を月の始まりとして次の新月までを1カ月と考えます。

つまり満月の頃がちょうど月の真ん中で、この新月から新月までの日数は、だいたい平均約29.5日。それが12カ月で1年は354日という事になります。

でもそうとすると季節がだんだんズレて来てしまうので、3年に一度閏月 (うるうづき) を設けて調整し、閏月がある年は1年が13カ月になります。

日本でも十五夜という言葉が残っていますが、それも旧暦の名残です。これは中秋節と呼ばれ、日本ではお月見の日に当たります。

グレゴリオ暦 (新暦 / 太陽暦)

新暦であるグレゴリオ暦は、太陽の動きを基準として地球の自転と公転から1年を換算する暦です。

ヨーロッパを中心とした世界の多くの国々でこのグレゴリオ暦が採用されていて、日本は1872年 (明治5年) にヨーロッパ基準に合わせて使われるようになりました。

グレゴリオ暦以前のヨーロッパではユリウス暦 (Julian calendar) という太陽暦が採用されいたのですが、この暦は季節のズレが大き過ぎるという問題があったので、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世によって新しく制定されたのがグレゴリオ暦です。

しかしグレゴリオ暦も完璧ではなく、ご存知の通り1年は365日ですが、厳密に計算すると1年は365日と数時間なので、このわずかな時間差が積もり積もるとやっぱり季節のズレが生じてしまいます。

だから4年に1度の閏年 (うるうどし) で通常28日までしかない2月に29日まである年を設けて調整しているのです。

オーストラリアで開催されるイベント

この時期オーストラリア各地では様々なイベントが開催されます。

沢山のランタンが飾られ、ライオンダンス (獅子舞) や ドラゴンダンスなどを始め、マーケットやワークショップなど盛りだくさんです。


シドニーのダーリンハーバーでは毎年恒例で中国のー伝統的なイベント、ドラゴンボートレースが行われます。

このレースは南半球では最大規模で、全長12メートルのドラゴンボートを約3000名をの漕ぎ手が参加し、約140艇の舟が出ます。

多くの見物客で賑わうチャイニーズパレードも恒例なのですが、現在ライトレールの大規模な工事でメインの道路が使えない為か行われてません。

おわりに

月の満ち欠けによって出産率や死亡率が変わり、女性の月経も影響を受けているというのは有名な話ですよね。

昔の日本人は月の満ち欠けを見ながら種蒔きなどを決めたり農産や漁業などにも活かしていたそうですが、最近またそういった農業が見直されていますし、月の満ち欠けに伴った生活をしようという考え方もよく目にするようになりました。

そんな事を意識して生活してみるのも良いかもしれないですね。

 

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