車で旅行なら、ホテルとはちょっと違うモーテルが便利!

オーストラリアの旅行と言えば、車でロードトリップをする人も多いと思いますが、その際に便利なのがオーストラリア各地に数多く点在する モーテル (Motel) の存在です。

モーテルとは、もともとアメリカの “Motor Hotel” が語源で、車で長距離移動する人たちが宿泊する施設としてデザインされています。

ホテルとは違う大きな特徴としては、車を直接部屋の前に駐車出来るので荷物の持ち運びが便利で、値段もまあまあ手頃という所です。大概は郊外の大きな道路沿いにあるので、見た事がある人も多いのではないでしょうか。

という事で、オーストラリアのモーテルはどんな感じなのか、私個人の感想などを踏まえて紹介します。

ちょっと宿泊するのには本当に便利ですよ〜。

 

基本的なモーテルの特徴

モーテルの建物は1階~2階建てか、多くても3階くらいまでの事が多いです。

Goulburn Motel

入り口付近にレセプションがあるので、そのレセプション付近に車を止めて最初に受付を済ませると、部屋番号を教えてくれて鍵を渡されます。

それから宿泊する部屋まで車で移動、というのが一般的です。

予約はした方が良い?

予約なしでも大丈夫な事もありますが、混み合う時期などは特に事前に予約した方が確実です。

表に Vacancy (空室あり) / No Vacancy (空室なし) という看板を出しているモーテルもあるので、それも目印になります。

そして、特に予約が必要なのは深夜に宿泊したい場合です。モーテル到着予定時間を伝えれば、深夜をまわってもレセプションの人が待ってくれていたり、鍵をポスト等に置いてくれていたりします。

もちろんダメなモーテルもあるので、事前に電話をかけて指示に従ってくださいね。

Wi−Fi は?

たまーに、ど田舎だと Wi−Fi がないモーテルがなくはないので驚くのですが、今時はどのモーテルもだいたい無料 Wi−Fi があると思って良いです。

いちばん多いのは、受付でパスワードを聞いたら教えてくれるモーテル。部屋に置いてある注意事項が書かれたインフォメーションブックに書いていたり、パスワードがなくても普通に繋がったりと色々なパターンがあるので、心配なら先に受付で確認しておくと確実です。

料金は?

宿泊費は人数ではなく、ひと部屋いくらで支払います。

ホテルよりもリーズナブルな場合もありますが、あまり変わらない場合もあってピンキリです。ちょっと良いホテルとバッパーの中間といった感じでしょうか。

レストランが併設されていて、無料で朝食がついている場合もあります。

部屋や設備

基本的にテレビや冷蔵庫、タオル類、シャンプー & コンディショナー、アイロンなどが揃っていますが、電子レンジや机などはあったりなかったりです。

入り口

ドアはカードで開けるタイプだったり普通の鍵だったり色々ですが、全体的にオートロックで自然に鍵がかかる所が多い印象です。

でもそれに慣れてオートロックと思っていたら違って、鍵がかかってない状態になってしまっていた、という事もあり得ますので気を付けてください。

冷蔵庫の中身・飲食

これもモーテルによって全然違って、有料ですが飲み物や食べ物を部屋に用意してくれている所もあれば、空っぽの所も。でも、インスタントコーヒーやティーパックは大概無料で置いています。無料のお菓子を置いてくれている所も。

それと牛乳はだいたい無料で冷蔵庫に入っていますが、レセプションで牛乳が必要か聞かれて渡される場合もあります。

バスルーム

バスルームはユニットバスがほとんどですね。バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、バスマット、全て用意されています。

ただ、私個人としては、バスルームのタイルの床を裸足で歩くのはちょっと抵抗があるので、上履き用ビーサン等を必ず持参しています。気にならない人は別に良いと思いますが…。

歯ブラシや歯磨き粉などは持参する必要があるものの、シャンプーやコンディショナー、ボディソープ等は用意されています。普通に持ち帰れるサイズのものもあれば、写真のように壁に備え付けられている場合も。

なので、特にこだわりがなければわざわざ持って来る必要はないです。

ドライヤーもありますが、風力が気になる人は持参した方が無難かもしれません。

個人的に注意している事

それと、インスタントコーヒーや紅茶を飲むための湯沸かしポットは大概ありますが、水はトイレの洗面台からという場合も多く、もしかしたら抵抗ある人もいるかもしれませんので、その場合はミネラルウォーターで。

あと、お皿やカップはあっても食器用洗剤やスポンジがない事も多く、数日宿泊する場合は水洗いするしかない場合もあります。なので、私は小さな食器用洗剤とスポンジセットを持ち歩いていますが、多分オージーから見ると神経質だと思われるかも…(笑)

そして前述しましたが、上履き用のビーサンも私にとっては必須です。全部オージーは気にしなさそうな事ですけどね。はは…。

おわりに

という事で、ロードトリップの際はモーテルを利用してみてください。快適な旅を!

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Acknowledgement to Country

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