明けましておめでとうございます〜!
2020年は世界規模の新型コロナウイルスの蔓延で、世の中があっという間に変わってしまいましたね。ご存知の通り現在も進行中ですが、まあ、しばらく終わらないと思ってた方が良いと思います。
シドニーはクリスマス目前にして感染者が増え、毎年多くの人で賑わう年末の盛大な花火も制限された中で行われるという年末になりました。
とは言え、もともとオーストラリアの年末は「ただ年が明けるだけ」感が強くて、全然年末年始という感じがしないんですが、私にとって今年はなぜか今まででいちばん年末を堪能した気がします。
そんな私のシドニーで過ごした年末2020。
いつもあっさりした年明け
とりあえず、私がいつも年越しに向けて準備するものは、次の年の年号が書かれたメガネだけです (笑)
年越しそばも、おせち料理も、門松も、鏡餅も何もなく、我が家では今まで日本の年末年始らしい事は一切した事がないんですよね。
という事で、せめて年が明けたと感じられる唯一のアイテムがこのメガネなんです。
普段はテレビでカウントダウンの花火を観た後、パートナーか私がこのメガネかけて猫たちと記念写真を撮ってイベントは終了します。そして淡々と次の年に突入する感じ。
外で仕事をしていた時は31日も1日も普通に仕事の事も多かったですし、本当にあっさりしたものです。
日本食は難しい
おせち料理は毎年複数の日本食レストランが販売するので、一瞬「今年は頼んでみようかなー」とも思ったものの、$200前後するし、パートナーも食べれるかなあ?と何となく決めかねていたら、予約しそびれました。
まあ、2020年はコロナの影響で家にいる人が多くて予約がすごかったというウワサも聞いたので、どっちにしても間に合わなかったと思います。
うーん、でも次回はちょっと考えてみようかなあ…?
ちなみに今回さりげなくパートナーに「今年は日本風にそばを食べて年越ししてみる?」と言ってみましたが、
とあっさり即答w
ご家庭によっては「家族は食べたがらなくても、ひとりで食べる」という人もいるみたいですが、私は別にそこまで食べたいわけでもないので「まっいっか」となってしまいます。
そう言えば、昔働いていた日本食レストランで鏡開きでお餅をお裾分けしてもらったので張り切ってぜんざいを作ったものの、パートナーがお餅もあずきも嫌いと知ってガッカリした事もありました。
だからお雑煮もアウト。
つくづくこういう時に食文化の違いを痛感しますね。
2020年の我が家の年末
31日のシドニーは雨が降ってました。
気分が緩みモードだったニューサウスウェルズ州ではクリスマス目前にして感染者が出てしまい、再び警戒体制になってしまったのですが、私はもともと家で過ごす予定だったので、あまり外に出なくなったくらいで特に変わった事はありません。
実は私、2018年、2019年と年末年始に長期旅行に出掛けてみて、「やっぱり年末は自宅で過ごすのがいちばん良いかも」と思ったんですよね。
そして家での年末年始は2017年ぶりなので、実はむしろちょっと楽しみなくらいで。
あの時の日記を読み返すと、31日の夕方になって「年明け用のメガネを買い忘れた!」とシドニーの町を歩き回ってますが、今回は普通に買い物で外に出ました。
ケーキを買ったら年明け感が増しました
何となくケーキが食べたくて買ってみたんですが、これが意外と良かったんですよね。
クリスマスはニュータウンにある『Azuki』というケーキ屋さんが人気で行列になっていたそうで、我が家では普段は日本式のケーキは食べないものの、私もチェーン店の『Breadtop』にもなかなかかわいいクリスマスケーキを販売しているのを見掛けて気になってたんですよ。
ただ、そのタイミングでちょうどコロナが蔓延して来ていたので、ちょっとビビって買いに行くのをためらってしまって何となく後悔してたというか、ケーキが食べたいという気持ちが頭の片隅に残ってたんです。
でも、かえってよかったかもしれません。だって、ニューイヤーバージョンのケーキが売られていたので。感激〜!
…と言ってもいつものケーキにチョコプレートが乗ってるだけですけど、気分がちょっと盛り上がりません?
しかも、思い掛けずカレンダーまでもらったので、これで「ああ、2021年が来るのかあ」と更に雰囲気が出てきます。
で、選んだケーキはこれ!
抹茶はパートナーがダメですし、トリプルチョコレートムースは以前買った事があるので、レインボーが面白いかなと。
このケーキね、中を切るとレインボーなんですよ!周りのツブツブがパラパラと落ちまくって大変でしたけど、かわいいでしょ? (笑)
次の年越しもまたケーキ買おうかなあ?
年越しディナー
ケーキを買った後、一旦家に戻ってパートナーと一緒に近くの IGA で買い物。
ワールドスクエアの Coles は人が多いので、今後しばらくはまたこの IGA にお世話になる回数が増える予定です。エクスプレスなので品数が少な目でシーフードは置いてなかったのですが、ありがたい事にお肉はありました。
という事で夕食はマッシュルームの乗ったステーキ。焼くのはうちのパートナーの係です。おいしかったですよ〜。
ちなみにどうでも良い話ではありますが、スパークリングワインも用意して準備万端、さあ食べるぞ!となった時に、このワインのコルクが前代未聞の固さで、奮闘というハプニングもありました。
30分まではいかないとは思いますが、15分くらいは開けようと頑張ってたと思います。しかも、最終的にコルクが折れるという…。
仕方なくワイン用のオープナーを使ったら、今までのは何だったんだろうというくらいあっという間にオープン。もー何なの (笑)
ツイッターで色んな人の様子もちょっと覗けました
ところで、今回の年末はツイッターのフォロワーさんたちとオーストラリアの年越しを共有出来たので楽しかったです。
ごちそうを作ったり年越しそばの準備をしているご家庭もあれば、普段と変わらずカレーだったり、トンカツだったり。年末年始も通常と変わらずお仕事をしている人たちもいて、本当に色々だなあ…と。
それに、シドニーはもちろん、オーストラリアの色んな州に住む日本の人たちの年末の様子が知れるのは楽しかったです。メルボルンやブリスベン、ゴールドコースト、時差のあるパース…。
今は国が違っても世界中の人と繋がる事が可能な時代で、最近ではルワンダ (アフリカ) に住んでる人とも仲良くしてもらって、改めてインターネットってすごいなあ、と思います。
皆さんの食卓が面白い😆 今まで年越しに何食べてたかなー?と振り返ってみたら、2018年はクレアバレーでシーフード、2019年はパートナーの強いリクエストでアデレードのお父さん夫婦と生姜焼き食べてた(笑)
2017年なんてクラッカーとチーズだけだったような…。 pic.twitter.com/9ArBRpcEGT— Eri @オーストラリア (@eri_sakuragi) December 31, 2020
よく考えたら、2017年はツイッターやってませんでしたし、2018年は旅行先のホテルでどっちかというと YouTube ばっかり観ていて、2019年はアデレードのお義父さん夫婦の家にいたのでツイッターは開いてなかったんです。
だから、こんなにガッツリ年末に開いたのは初めてで、たとえ会った事はなくても「全然年末感ないね」と言いながら共有する年末もオーストラリアっぽくて面白いなと思いました。
日本からもシドニーの花火にまつわる思い出をシェアしてくれた人もいて、とっても良かったです。
『紅白歌合戦』が観れるという不思議な安心感
そして今回はなんと、日本のテレビが観れるという状況にあり、『紅白歌合戦』や『行く年来る年』が観れる!と思ったら、ちょっとドキドキしました。
テレビを観る習慣がなくなって久しく、観れる環境になってもほぼ観ない私なので、宝の持ち腐れ感が満載です。でも、1年だけの契約で来年は観れないかもですし、これは観ない手はないですよね。
ただ、今シドニーは夏時間で日本との時差は2時間。
パートナーがスポーツや花火前にやってる歌などを観てる横で日本の歌番組を流すのも微妙だったので、後日観る事にして、実はまだ観てません。(氷川きよしは一瞬観ましたけど)
まあ日本にいた時も年末はカウントダウンであちこち出掛けていたので、もしかしたら高校生以来観てないかもです。
とりあえず、昭和生まれの私は『紅白歌合戦』というワードが年末っぽく感じてしまいます。
そしてさっそくオンデマンドで上がってました!
そして年越し
さて、そうやって過ごしていたら、あっという間にカウントダウンの時間になりました。
我が家の年越しフードはフルーツやチーズの盛り合わせ。張り切って作ったら11時57分になっていて、それからこれを食べたという (笑)
そしてカウントダウンが始まりました!
今年のテーマは「愛と結束 (Love and Solidarity)」だったそうで、ハート型の花火も上がっています。
冒頭で少し触れたように、年末最大のイベントであるシドニー花火はいつもと様子が違います。
午後9時の家族向け花火はキャンセル、年明けの花火も例年よりも短い時間の7分間。いつも混雑するオペラハウス周辺は、許可された一部の人たちを除いて制限されたので、ほとんどの人が家のテレビで花火を観るという状況です。
でも何でしょうね、これをリアルタイムで観てる時って、たとえテレビ画面であろうと不思議とジーンとしてくるんですよね。
ちなみに、うちのアパートからオペラハウスのあるサーキュラキーまではわりと近いのですが、空が赤くなっているのが見える程度でほぼ花火は見えません。
なので家で過ごす時はリアルな花火の音を聞きながらテレビ画面を観るのですが、今年はシドニーにいるほとんどの人が家のテレビで花火を観ていたせいか、外から聞こえる歓声がいつもよりも大きかったような気がします。
シドニーは明けました。
家からはサーキュラキーの方が赤くなってるのしか見えませんが、みんな家にいるので歓声がすごい…。
誰もいない中で上がる花火、短かったけど感動しました。
けど、明けてからの「ホタルの光」未だになれない…💦 pic.twitter.com/VUq9F1rFtT— Eri @オーストラリア (@eri_sakuragi) December 31, 2020
結局午前2時くらいまで起きてて、今年も初日の出は逃してしまいましたねー。朝の5時に猫の餌やりで起きたんですけど、すっかり忘れてました。
あと、猫たちの記念写真も猫に嫌がられて失敗 (笑) また今度チャレンジします。
おわりに
改めまして、あけましておめでとうございます。
次回も自宅で年末を過ごすのか、そもそも1年後の世の中はどうなっているのか分かりませんが、年明けメガネは買い続けるつもりです (笑)
3年前からただブログを書いている生活のように見えて、状況は同じようでかなり変わったなあと実感出来ましたし、次はもっと色々アイディアが出せるかもしれないなあと思ってます。
私の予想では、2021年はもっと世の中で色んな事が起きそうですが、また笑って年末が過ごしたいものですね。
今年もじゃんじゃん記事を書く予定なので、よろしくお願いします!そして、ブログを読んでくれている方々、本当にありがとうございます。
私の初夢は、女3人でお饅頭屋さんに行った夢。
試食したかったのに2人分しかくれず、ほかの店員さんに「私も同じの味見したいです!」って言ったら「同じのと言っても知らないし」と薄笑いされたので「これです、これ!」と友達のお饅頭見せて無事ゲット、という謎の夢でした(笑)— Eri @オーストラリア (@eri_sakuragi) January 2, 2021