ブルーマウンテンズ地域にかわいいと言われるルーラ (Leura) という町がありますが、その中でもひときわ目をひく『The Wayzgoose Diner』というかわいいレストランがあります。
でもこのレストランの建物は、1901年に建てられたルーラでは最も古い商業施設なんだそうで、色んな歴史が刻まれています。
ああ、さすがブルーマウンテンズ。色んな想像力がかき立てられるレストランでした。
メルヘンチックなかわいいレストラン
ルーラのメインストリートにある『The Wayzgoose Diner』は、ピンクとグリーンで統一されていてメルヘンチックな外観。軽いブッシュウォークをして来た私は、ここでちょっと休憩することにしました。
174 Leura Mall, Leura NSW 2780
https://www.thewayzgoosediner.com/
月〜木 9am-4.30pm / 金〜日 9am-5pm
さて、中はどんな感じなのでしょうか。ドキドキしながらドアを開けます。
うわー、外観だけではなくて内装もかわいい!正直、ここまで凝っていると思わなくて驚きました。
案内された食事スペースもこんなにおしゃれです。素敵〜。
実は建物は古いのですが、レストランは2020年3月にオーナーさんが変わってリニューアルされたそう。
そう、その時期といえばブルーマウンテンズの半分が燃えるほどの酷い森林火災が落ち着いて来たと思ったら、あのコロナパンデミックが始まってしまう直前です。ただでさえ地元住民は避難し観光客も遠のいてゴーストタウンになっていたのに、コロナのロックダウンにより一時期はテイクアウェイオンリーになっていたとのこと。
でも、それをきっかけにメニューやコンセプトなどを見直されたみたいですよ。ああ、だからこんなに細部までこだわりを感じるんでしょうか。
塩コショウまでピンクとグリーン。ちなみに塩はピンクソルトでした。
この建物、もともとはこの土地を所有していたミルゲート一家の住居として1901年に建てられたもので、その後レストランや印刷所などに利用されていました。1957年には100軒もの建物が焼失する大火災でも生き残り、2015年には壊す計画もあったそうなのですが、住民の反対で存続が決定したんだそうです。
かなり使い込まれた場所なんですね。
メニュー
で、肝心のメニューですが、トーストやバーガーなどの食事系、スコーン、ワッフルなどのおやつ系などがあります。あとキッズメニューも。
今日のスープなど
ちなみに、ここで有名なのは “Flowerpot Scone” ですって。
小さな植木鉢に入った軽くてふわふわしたスコーンは、このレストランの前にあった『Pumpkin Inn (1982-2003)』というカフェのオーナーから引き継がれているレシピなんだとか。わざわざこれを食べに来る人もいるそうですよ。
私も次回来た時は、これを食べてみようと思います。
とりあえず、冷たくて甘いものが飲みたい気分だったので、久しぶりにアイスコーヒー (Iced Latte $4.50) を頼みました。オーストラリアで出てくる典型的な、アイスクリームの上に甘くないクリームがたっぷり乗ったアイスコーヒー。これってデザートのカテゴリーですよね (笑)
今日のお昼ご飯は簡単に済ませていたので、軽食をと思ってターキッシュトースト・アボカド乗せ (Avocado on Turkish Toast $9.90) を。
あら、これってハート型にしてくれてる⁉︎ 一瞬、醤油があれば良いなと思いましたが (笑)、おいしくいただきました。
天気が良くて暖かい日は、外で食べるのも気持ち良さそうですよね。
おわりに
ルーラ中心部はとても小さい町ですが、他にも歴史がありそうな建物の飲食店が色々あります。機会があったら、ぜひ散策してみてください!