メルボルンで最初に訪れたいフェデレーションスクエアとその周辺

メルボルン観光でまず最初に訪れたいフェデレーションスクエア (Federation Square) は、カフェやアートギャラリーなどがある複合施設で、シティ中心部にある一際目立つ建物です。

有名なフリンダーズストリート駅やセントポールズ大聖堂、サウスバンクなども近いので、待ち合わせや観光の拠点としても便利な場所として、メルボルンのアイコン的存在のひとつとなっています。

そんなフェデレーションスクエアについて、詳しく見てみましょう。

フェデレーションスクエア内にある施設

  • ザ・スクエア (広場)
  • アトリウム
  • カフェ・バー
  • イアンポッターセンター (NGV)
  • オーストラリア動画イメージセンター (ACMI)
  • クーリー ヘリテージ トラスト
  • セブンイレブン

など

 

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フェデレーションスクエア

Federation Square

現在フェデレーションスクエアのある場所は、以前は燃料などを収容する建物でしたが、アートの展示やカフェなどを含む大きな公共スペースとして2002年10月にオープンしました。

建物のデザインは世界中から募集され、177の応募の中からロンドンの Lab Architecture Studio とオランダの Karres en Brands 、オーストラリアの Bates Smart という会社が選ばれ、今日のような景観になっています。

ビジターインフォメーションセンターに行きたい人は、タウンホールへ!

少し前まではここにビジターインフォメーションセンターがあり、現在でもまだガイドブックには載っていますが、建物は取り壊されてもうありませんので注意してください。2018年12月にタウンホール駅からフェデレーションスクエアをつなぐ地下トンネルの計画が発表され、改装が始まっています。

※ マイキーカードはフェデレーションスクエア内のセブンイレブンで購入できます。

こちらがフェデレーションスクエアの地図ですが、もっと詳しく知りたい人は、ウェブサイトをチェックしてみてください。

Federation Square
Swanston St & Flinders St, Melbourne VIC 3000
https://fedsquare.com/

ザ・スクエア (広場)

Federation Square

メインの広場、ザ・スクエア (The Square) はU字に建てられた建物の西側にあるオープンスペースです。

この広場に敷き詰められている約47万枚のタイルは Paul Carter というアーティストによってデザインされた “Nearamnew” というアートワークで、西オーストラリア州キンバリーのサンドストーンが使用されています。

Federation Square

広場にある巨大なスクリーン前は、スポーツ観戦や季節行事など様々な目的で多くの人が集まって来る場所です。スクリーンは、少し昔よりもモダンな感じに変わりました。

アトリウム

Federation Square

東側にあるガラス張りの壁が印象的なアトリウム (Atrium) は、光がたっぷり取り込まれた気持ちの良いスペースで、中にはカフェやお店、アートギャラリーなどがあります。イアンポッターセンター、動画イメージセンターなどもここからアクセス可能です。

イアンポッターセンター (NGV)

Federation Square

NGV (National Gallery of Victoria) とも呼ばれるイアンポッターセンター (Ian Potter Centre) は、オーストラリアの絵画、彫刻、写真など2万点以上のコレクションを所蔵している3階建ての美術館。館内にはアボリジニアートや植民地時代のアート、現代アートなどオーストラリア国内の様々な作品が展示されています。

それに対してオーストラリア国外の作品を展示する “NGV インターナショナル” は、フェデレーションスクエアとは別館で、 180 St Kilda Rd の建物です。

NGV 自体は1861年に作られたオーストラリアで最も古い美術館であり、全部で約7万点ものコレクションを所蔵。作品の説明をしてくれるセルフガイドアプリもあるので、事前にダウンロードしておくと良いかもしれません。

The Ian Potter Centre: NGV Australia
https://www.ngv.vic.gov.au/
毎日 10am – 5pm / 入場無料

オーストラリア動画イメージセンター (ACMI)

Federation Square

オーストラリア動画イメージセンター (Australian Centre for the Moving Image) では、オーストラリアの映画やテレビ番組、デジタルアートなど、様々な映像に関する動画を見学出来ます。

ACMI (Australian Centre for the Moving Image)
https://www.acmi.net.au/
毎日 10am – 5pm / 無料

クーリー ヘリテージ トラスト

Federation Square

ヤラビルディングには、オーストラリア南東部のアボリジニ文化を紹介するクーリー ヘリテージ トラスト (Koorie Heritage Trust) があり、作品展示や工芸品販売などが行われています。

Koorie Heritage Trust
https://koorieheritagetrust.com.au/
毎日 10 am – 5 pm

その他

Federation Square

オーストラリアの全国放送局の1つである SBS のメルボルンオフィスとラジオ局もフェデレーションスクエアに。

Federation Square

Federation Square

カフェやレストランなども複数あり、外席も人気です。

Federation Square

こちらがセブンイレブン。メルボルンにはセブンイレブンが多くあるので、何かと重宝します。
オーストラリアのセブンイレブンを楽しむコツを徹底解説!

そして、メルボルンを観光するバスの発着もここ、フェデレーションスクエア前のフリンダーズストリートから。

フェデレーションスクエア周辺

フェデレーションスクエア周辺にも見所がたくさんあるので、少し紹介しますね。

フリンダーズストリート駅

Melbourne

メルボルンで最も象徴的な建物として知られるオーストラリアで最も古い駅であるフリンダーズストリート駅 (Flinders Street Station) は、フェデレーションスクエアのスワントンストリートを挟さんだ向かい側にあります。フェデレーションスクエアが出来る前までは、この駅の時計下が定番の待ち合わせ場所でした。

ここは日本人の間で「魔女の宅急便の舞台ではないか?」と密かにウワサにもなっている場所でもあります。
ジブリのモデルになった⁉︎とウワサされてるオーストラリアの名所

セントポールズ大聖堂

Melbourne

フェデレーションスクエアの反対側、フリンダーズストリートを挟んだ向かい側には1891年に建てられたセントポールズ大聖堂 (St Paul’s Cathedral) があります。この建物はイギリスの建築家 William Butterfield によって設計されたゴシック建築の大聖堂で、一般の人も入れます。

St Paul’s Cathedral
https://cathedral.org.au/
月〜金 8.30am – 6pm / 土 9am − 6pm / 日 7.30am – 7.00pm / 祝日 10am − 4pm

ホーシャーレーン

セントポールズ大聖堂のすぐ横の小さな脇道であるホーシャーレーン (Hosier Lane) はグラフティ (ウォールアート) で有名な場所で、2004年に韓国で放送された韓流ドラマ『ごめん 愛してる』の撮影場所としても知られています。

そして、少し北側に行ったフリンダーズレーン (Flinders Lane) も、オーストラリアのカフェ文化発祥地としておしゃれなカフェが立ち並ぶ人気のある場所です。

プリンセスブリッジ周辺

フェデレーションスクエアとフリンダーズストリート駅の間を通る St Kilda Rd 上にある橋、プリンセスブリッジの周辺には遊歩道やカフェ、フェリー乗り場など様々な楽しみ方があります。
歴史的にも重要なメルボルンのヤラ川に架かるプリンセスブリッジ

橋を渡ればサウスバンクで、橋を降りて右手はサウスバンクプロムナードと呼ばれるボードウォークが続いています。このエリアにはショッピングセンター、レストラン、カジノ、展望台などがあり観光でも人気です。
メルボルンの人気スポット!サウスバンクを歩こう

St Kilda Road に面して建っている印象的な建物は、シアター、バレー、オペラ、野外コンサートなどが行われるアーツセンター (Arts Centre) です。毎日午前11時のガイド付きツアーもあり、毎週日曜日はサンデーマーケットも開催されています。

おわりに

フェデレーションスクエアが出来た当初、実はメルボルンの人々にはあまり人気がなかったそうですが、現在では多くの人で賑わっているのでそんな風には全く感じません。

ここから色んな場所にアクセスしやすいですし、ちょっと休憩するのも良いですね。

 

>Acknowledgement to Country

Acknowledgement to Country

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