オージーの大好きなスイーツ、パブロバ♡

オージーの大好きなスイーツ、パブロバ♡

オーストラリアの食べ物、と言ったら何を思い出しますか?
私は具体的な料理よりも、カンガルーとかクロコダイルの肉とかを思い出してしまいます。

オーストラリアで有名なフィッシュ&チップスはもともとイギリスですし、基本的に食文化も生活習慣等もイギリスベースのものが多いです。
かろうじてミートパイは国民的なオーストラリアンフードと言っても良いかもしれませんが…。

もともと移民が集まっている国、オーストラリア。
現在オーストラリアに普及しているおいしいコーヒーは、かつてのイタリア系移民が広めたのは有名な話ですが、当時多くの移民たちが各国のおいしい料理を持ち込んだ為、逆にオーストラリア独自の食文化が発展しにくかったと言われています。

だからオーストラリアにはオーストラリア料理とはっきり言えるものはありませんが、本場の多国籍な料理が楽しめる事が魅力です。

そんなオーストラリアの食文化ですが、オーストラリア独特のスイーツならいくつか思いつきます。

オーストラリアのスイーツ

ぱっと思いつくのはラミントン、アンザックビスケット、それにパブロバ。

ラミントンは、スポンジケーキにココナッツのかかった四角いケーキ。時々ものすごく甘いものもありますが、日本人の口に合っておいしいと思います。

アンザックビスケットは、第一次大戦の時に戦争へ行った旦那さんたちの為に、オーツなどを使って作った日持ちのするクッキーです。(日本で言うカンパン的な存在かな、と。)
このビスケットはオーストラリアのスーパマーケットならどこでも売っていますし、ニュージーランドでも食べられています。

ちなみにアンザッククッキーとも言いますが、クッキーはアメリカ英語。オーストラリアはイギリス英語なので、同じ意味ですがビスケットと呼ぶ方が王道的呼び方です。

これでばっちり!? オーストラリアのスイーツ辞典

そしてパブロバですが、こちらもオーストラリアとニュージーランドでよく食べられる有名な伝統的なお菓子です。
今回はこのパブロバに焦点を当ててみたいと思います。

 

スポンサーリンク



パブロバ(Pavlova)とは

オーストラリア人でパブロバを知らない人はいないと思いますが、日本人には意外と知られていないお菓子だったりしますよね。

パブロバというのは、卵白にグラニュー糖とコーンスターチを入れて、しっかりよく泡立てて焼いた、メレンゲのお菓子です。

下の写真は、昔ファーム仲間の誕生日にケーキ屋さんで買って初めて食べたパブロバ。
おいしいかったですが死ぬほど甘かった記憶があります。基本的にオーストラリアのケーキは日本に比べたらかなり甘めです。

甘さやトッピング等は店によって違いますが、メレンゲの上にクリームとベリー系のフルーツやパッションフルーツ、キウイ等を飾るのが一般的です。

ふわふわしていておいしいので、カフェのメニューにあったらつい頼んでしまいます。

オージーのお宅で手作りされる事も多いですし、手っ取り早くスーパマーケットで土台を買って飾り付けをするという手もあります(笑)

甘くて口の中でふわっと溶けて、私は大好きです♡

パブロバの由来と発祥国

さてこのパブロバ、長い間オーストラリアとニュージーランドの間で、どちらの発祥のお菓子なのか論議されて来ました。
私も実際に「これはうちの国のお菓子だ!」と主張している人たちを何度か目にした事があります。

そんなパブロバですが、名前の由来は1926年にオーストラリアとニュージーランドにツアーで来た、ロシアのバレリーナAnna Pavlovaからだそうです。

(Anna Pavlova in the Fokine/Saint-Saëns The Dying Swan, Saint Petersburg, 1905 https://en.m.wikipedia.org)

バレリーナのパブロバがオーストラリアとニュージーランドに来た年に彼女を記念して両国でパブロバというデザートが作られと言われており、どちらの国が発祥なのかは微妙です。

一番古い記録?

パブロバというお菓子の最初の記述は1926年にDavis Gelatine社が出版した“Davis Dainty Dishes” の第5版に載っているレシピらしいのです。

でも私がこの本について調べていると、これはオーストラリアが出したレシピと書いているサイトもあれば、ニュージーランドのレシピと書いているサイトもあって混乱させられました。

そもそもこの本はカナダやイギリスなどのレシピなど各国のお菓子を集めた本なので、どちらの国のレシピなのかは私には分かりませんでした。

でもどちらにしてもこのパブロバレシピは今のようなパブロバではなくて、オレンジジュース・ミルク・グリーンコーディアルをゼラチンで固めた3色ゼリーのレシピ。なので、現在のパブロバの原型ではなさそうです。

私的に、これはたまたま作った人が何となくパブロバという名前を付けただけじゃないの〜?と思うんですけど、一応これが一番古いパブロバの記録という事になっています。

その他の研究

もともとあったニュージーランドの家庭料理がパブロバの原型ではないかと言う人もいます。

『The Pavlova Story: A Slice of New Zealand’s Culinary History』という本も出しているニュージーランドオタゴ大学のHelen Leach博士は、ニュージーランドの料理本に少なくとも19のパブロバのレシピを見つける事が出来ると言っています。

しかしオーストラリアの方では、1935年に西オーストラリア州パースのEsplanade Hotel のシェフ、Bert Sachseが現在のパブロバのレシピを作ったと信じている人も多いようです。1935年と書かれているのは彼の記述ミスで、本当はもっと早かったのではないかと言い出す人まで。

結局この論争は、永遠に続きそうな気がしますね(^_^;)

まとめ

まあとにかく、パブロバはオーストラリアでもニュージーランドでも昔から親しまれている伝統的なお菓子である事は間違いないですね。

パブロバのレシピは日本語でも簡単に見つける事が出来ますし、オーストラリアならわりとどこでも食べる事が出来ますので、ぜひ試していただきたいです♡

おうちで作れるパブロバレシピもありますので、作ってみるのも楽しいかもしれません。
パブロバを作ろう!〜本格派さんから手抜きさんまで〜

おいしくてハマってしまうかもしれませんよ!