日本とオーストラリアの日焼け止め

日本とオーストラリアの日焼け止め

最近シドニーは、何となーく秋っぽい風が吹き始めましたがまだ2月。
夏は終わってないはずのオーストラリアです。

ところでみなさん、日焼け対策はどうしてますか?
日焼け止めは何を使ってます?

11月から2月までは特に日差しが強くて暑い時期ですが、経験した人ならご存知の通り直射日光は強烈です。
オーストラリアのオゾン層は薄くなっていて、紫外線は日本の5倍〜7倍!皮膚ガンの発症率も世界で一番多い国なんです。
だから紫外線の対策はしっかりとしていきたいですよね。

日焼け止めについて

ではその紫外線からお肌を守ってくれる日焼け止め(Sunscreen)について、詳しく見ていきましょう。

まず日焼け止めを買うときに一番注目するのがSPFという表示だと思います。
“SPF30+” とか色んな数字がありますよね。
私はこの数値が高ければ高いほど、紫外線から守ってくれるのだと思っていました。

そして最近ではオーストラリアでもSPF50の日焼け止めが売らるようになりましたが、少し前までは法律上の関係ででSPF30以上は売ってなかったんです。
だから「日焼け止めは日本で買ってきた方が効果が高いし付け心地も良いから、日本で買いだめして来なきゃ!」…そう思っていたんです。でも本当にそうでしょうか?

SPF(Sun Protection Facto)とは?

この数値は日焼け止め効果の持続時間を表す数値であって、実は日差しの強さは実は関係ないんです!

人によって日に焼ける時間は個人差がありますが、だいたい15分〜25分の間と言われています。
その焼ける時間をSPFで1として、SPF30なら日焼けの影響を30倍に遅らせる事が出来るという事。
その人の日焼けが20分かかるなら、20×30で600時間、つまり10時間影響を遅らせる事が出来ると言うことです。

が、どちらにしろオーストラリアでは、日焼け止めをこまめに塗る事を推奨していますので、SPFの高さはそんなに重要ではないかもしれません。
SPF値が高いものを塗ってそのまま放置するよりは、低くてもこまめに塗る直した方がより紫外線予防が出来るそうです。

PA(Protection grade of UVA)とは?

そしてもうひとつ大切な表示がこれ。
+とか++というプラスの数が、紫外線A波の強さからどれくらい守ってもらえるかという目安になります。
A波が紫外線のほとんどを占めてますので、日差しの強い所に行く時はPAに注目しましょう。

紫外線には種類があるのですが、A波とB波が地球まで届いて私たちに悪影響を与えます。
特にA波は肌の奥の真皮まで届き、シワやたるみなどの老化の原因を作ります。
これのA波から守ってくれる数値がPA。+の数が多いほど効果が高い事になります。

そして肌を赤く炎症させ、過剰なメラニン色素を作り出し、シミやくすみを作り出すのがB波。乾燥や皮膚がん、白内障の原因になるとも言われています。このB波から守ってくれるのがSPFの数値なんですね。

SPFもPAも数値が高ければ高いほど良いかというとそうでもなく、数値が高いほど肌には負担がかかるので目的に応じて自分に合ったものを使ってください。

日本とオーストラリア、どちらで買うか

実は、日本とオーストラリアで売られている日焼け止めはタイプがちょっと違うんです!

日焼け止めには紫外線吸収タイプ紫外線散乱タイプの2種類があり、日本は紫外線を吸収して肌に浸透するのを防ぐタイプが主流、オーストラリアは紫外線を跳ね返す紫外線散乱タイプが主流なんです。

日本で主流の吸収タイプはサラッとしていて使い心地が良く、日焼け止め効果の持続時間が長いのが特徴です。ただし、肌への負担は大きいようですね。
反対にオーストラリアで売られている散乱タイプは、比較的肌に優しい代わりにべとつくし白さも残りやすいです。

日本の製品は日本での使用は良いかもしれませんが、日差しが強いオーストラリアでは紫外線を防ぎきれないとも言われていますので、出来ればオーストラリアの物の方が良いのではないかと思います。
どちらを使うにしてもこまめに3時間おきくらいに塗り直す!それが鉄則です。

オーストラリアの日焼け止めは種類も豊富で迷ってしまいます。
ウォータープルーフ、スプレー式、ポンプ式、色々ですし、自然療法の先進国オーストラリア、オーガニックのもの、肌に優しいものなどもたくさんあります。

…でも、でもですね。
一方でどうしても日焼け止めの成分には紫外線反射剤や紫外線吸収剤を入れる必要があり、発がん性物質が入っているというリスクは避けて通れないんですよ。
日焼け止めが原因でガンになっている人もいるのではないか、という話もあるくらいです。

皮膚ガンについてはこちらを。
→ 皮膚ガン発症率の高いオーストラリアと私の日焼け体験

それを言い出すとキリがなくなりますが、私は市販の化粧品やシャンプーなどの肌に付くものの成分がとても気になって仕方ないんです。
アロマセラピーで精油やオイルの事を勉強して来たので、知れば知るほど大量生産の市販の物を使うのが嫌になってきます(^_^;) オーストラリアでこういう人は多いのでは…?
でも、そんな事気にならない人は読み飛ばしてくださいね!

体に良い物にこだわりたい

意外に思うかもしれませんが、天然のアーモンドオイルやホホバオイルなども少し紫外線予防効果があるものもあるんですよ。最近ではラズベリーシードオイルキャロットシードオイルなどが注目されているようです。そういう物を使った方が良いのかどうか、まだ検討中です。

前に一度、アロマのワークショップで日焼け止めを作りました。

シドニーにある、相澤先生がやっているアロマスクール(日本語)。
ここで定期的に行われているクラフトワークショップに参加すれば、初心者でも化粧品やシャンプーなど色々作れますよ。
昔、私に初めてアロマのすごさと便利さを教えてくれた先生で、何でも丁寧に教えてもらえて2010年頃からかなりお世話になっています。

またここで日焼け止め作らせてもらおうかな…?
http://www.marvo-aromatherapy.com

他にも何人か信頼できる日本人アロマセラピストさんがいますが、こういう所がシドニーに住んでいて良かったと思う所です。

でも太陽を浴びる事も大事

今まで太陽光を悪者のように書いて来ましたが、私たちが生きる上で大切なビタミンDの生成を担っている側面もあり、健康促進に一躍買っている事も付け加えておきます。

今まで散々紫外線の危険性について話しておいてアレですが、日光を浴びる時間が少ない人はガンになるリスクが上がるというデータもあるんだそうです。
それに紫外線は骨を構成するカルシウムを作る手助けもしているんだとか。

確かに太陽に当たらない人を想像してみると、何となくひょろひょろしていて不健康な人のイメージがありますよね。何事も適度が大切だって言う事ですね!

とにかくオーストラリアの日差しはとても強くて焼けすぎると本当に痛いです。そうなると絶対肌には良い訳はないので、長時間野外に出る時の日焼け対策はしっかりしてくださいね。