サザンハイランドにあるボウラル (Bowral) の『チューリップタイム』フェスティバル

サザンハイランドにあるボウラル (Bowral) という町で開催される春のお祭りチューリップタイム (Tulip Time)に行って来ました!

約75,000本のチューリップが植えられているというコルベットガーデン (Corbett Gardens)には、屋台やローカルの商品を売るお店などのストールが色々出て、期間中の金曜日と土曜日にはライトアップもされるようです。

シドニーからだとちょっとだけ遠いですし、都市部に比べればそんなに大きなイベントではありませんが、このイベントが開催されるボウラルにはおしゃれなカフェやお店がたくさんあって、散策するのも楽しい町ですよ!

2022年の開催期間は9月16日 (金) 〜10月3日 (月) です。

チケット購入は事前にネットで

チケット ($13.40) の購入は Tulip Time のウェブサイトからか、『Eventbrite』というアプリから。2022年からは現地ではチケットを買うことは出来ず、ネット販売のみになりましたので、行く人は注意してください。

Tulip Time

入場時間は午前の部と午後の部に分かれています。

Tulip Time

 

Eri
Eri
夜型気味の私は午後の方が心の余裕があると思って、1時半からのチケットにしました。

 

シドニーから車で南に約1時間半 (115km)、電車だとセントラル駅から2時間ちょっとです。

行き方は https://www.rome2rio.com/map/Sydney/Bowral で確認出来ます。

セントラル駅を7時過ぎに出ればボウラル駅にはちょうど9時半に着きますし、帰りも4時過ぎの電車に乗って帰れば6時半ごろにはシドニーに着くので、ボウエル内の観光もしたいならそれくらいの時間がおすすめです。

会場であるコルベットガーデンは、ボウラル駅から徒歩5分程度で着きます。

ランチは会場の屋台で買っても良いですし、町にもカフェやレストランがたくさんあるのでそこで食べるのもおすすめです。(週末はかなり混み合います)

ボウラルに到着!

Tulip Time

セントラル駅から9時6分の電車に乗って、11時20分頃にボウラル駅に着きました。直通もあるようですが、基本的には一度キャンベルタウン (Campbelltown) で乗り換えする必要があります。

Tulip Timeタップするのを忘れないようにね

本当は平日に行きたかったのですが、天気予報を見たら晴れなのが日曜日しかなかったので 25日 (日) に。

そうしたら、想像以上に人でいっぱいでした!

Bowral

とりあえず入場時間が1時半からで時間があるので、まずは町の散策へ。

店頭に並ぶアンティークや雑貨、おしゃれなお店などをどれくらい見るかにもよりますが、中心部の端から端まで歩いてもそんなに時間はかかりません。私もかなりあちこち入って色んなところを見て回ったわりには、時間に余裕がありました。

活気があってもそれくらいの規模なので、観光はしやすいです。

Bowral

ランチは素敵なカフェやレストランがたくさんあるので、本当はゆっくり座って雰囲気を味わいたかったのですが、結局あまりにも人が多いのでボウラルのフレンチカフェでクロワッサンとコーヒーをテイクアウェイして済ませてしまいました。

でも、クロワッサンもパリパリしててとてもおいしかったので満足です。

 

ということで、そろそろ会場へ向かいます!

チューリップ・タイムの会場は混んでいた

Tulip Time

散策している時にたくさんの人が同じ方向に歩いている道があったので、すぐに「あー、きっとあそこが会場なんだろうな」と分かりました。

Tulip Time1ヶ所以外の入り口はクローズされてます

日曜日で、しかもここ最近の唯一晴れということで、きっとものすごい人混みだろうなあ…とは思っていたので、若干遅れて行ったのですが…、

Tulip Time

Eri
Eri
え⁉︎ うわ〜。

Tulip Time

一体どこまで人が続いているの!? と思うくらい長蛇の列!

入り口にはスタッフが数人いて QRコードをピッとスキャンするだけのはずなんですが、まさかここまでだとは思いませんでした。

Tulip Time

一瞬もうチケット放棄して町散策に戻ろうかな、なんて思いましたが (笑) せっかく来たので、しばらく近くにある無料のアートギャラリーライブラリーまでぶらぶら散歩して、戻って来ることに。

でも時間を潰せて30分くらいでしたし、戻ってきても人がどんどん来るので列の長さはあまり変わらず。なのであきらめて並びましたが、10分くらいで中に入れたと思います。

Tulip Time

まあね、ぶっちゃけ柵が低いので中の様子は丸見えで、写真だけなら外からでも普通に撮れるんですよ。

実際スタッフの人が、入りたいけどチケット持っていない人に対して「もう今日のチケットは売り切れだから明日のチケット取って明日来るか、外から写真撮るかだね」なんて勧めてましたし。

とはいえ、入場しないとお店は見れなかったので、やっぱり中に入って良かったとは思いましたけど。

Tulip Time

チューリップ・タイムはこんな感じ

Tulip Time

中に入ると、たくさんの人がベストスポットを探して記念写真に夢中でした。ちなみに所々に QRコードがあって、ひとつひとつの花壇の説明が見れるようになっています。

Tulip Time

アジア系の若い女性が乙女チックなふわふわワンピースを着て記念写真を撮っていたり、YouTuber さんかな?みたいな人が撮影していたり。インド系っぽい人たちもたくさんいました。

とにかく人が多いので、誰かのカメラやビデオになるべく映り込まないように気を遣って歩いちゃいますね。

Tulip Time

何の花かは分かりませんが、ピンクの花が咲く木も何本かあって、そちらも人気な様子。特にしだれ桜みたいに枝が垂れる木がきれいでした。

Tulip Time

Tulip Timeジャズの生演奏も良い感じ

Tulip Timeこんな事務所も

お店もいっぱいあります

Tulip Time

食べ物屋さんだけではなく、雑貨などお店も色々ありました。

Tulip Time

本当に色んなものを売ってて、見てるだけでも面白かったです。

Tulip Time

いちばん右のお店、紫色だったので「占い?」と思ったら、ラベンダーのお店でした。確かにお店の周辺にはラベンダーの良い匂いが。

シドニーよりも少し南にあるゴールバンにある Mt. Wayo Station Lavender Farm のラベンダーなんですって。

 

でも今回いちばん気になったのが、Perry’s Lemon Myrtleレモンマートル商品!

Tulip Time

レモンマートルはオーストラリアの植物で、レモンのような香りが爽やかなのでアロマセラピーでも使われています。

スタッフの人がボディローションどうぞと私の手にプッシュして出してくれて、フワッとレモンのような香りがあまりにも良かったので、思わず大量に購入しようかと思いました (笑) 商売うまいですね。

レモンマートルは、ニューサウスウェルズ州のミッドコーストで作っているそうです。

Tulip Time

とりあえず、今回はレモンマートルのチーズケーキ ($6) だけ。

 

Eri
Eri
はあ、満足!2時間もいたら十分ではないかと思います。

帰路へ

Tulip Time

出口は扉の前にスタッフの人が立っていて、手動で開けてくれます。一日中これをやるのは疲れるでしょうね。

 

3時過ぎに外に出て、また少しぶらついてから駅へ。日曜日なのもあって、夕方は多くのお店は閉まるのでちょっと寂しい感じがします。

ボウラル駅に着くと、黄色い作業ベストを着た女性スタッフが「セントラル駅は陸橋を渡って向こう側よ!」と誘導してくれました。やっぱりこの時期の週末は特別人が多いのかもしれません。

そしてみんな考えることは同じだったようで、4時過ぎのプラットフォームは人で溢れてました。

おわりに

チューリップと言えば、キャンベラのフロリアードが有名ですが、こっち方面もなかなか良いですよ。もちろん規模は小さくなりますけど。

今度は平日にゆっくり来たいなと思います。

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This website would like to acknowledge Gadigal peoples of the Eora nations, Aboriginal and Torres Strait Islander people, the traditional custodians of this land and pay our respects to Elders both past and present.このウェブサイトは伝統的な土地の所有者であるエオラ、ガディガルの人々を含むアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老に敬意を表します。