オレンジ色と緑の建物が印象的な『Malika Bakehouse』は、シドニー郊外ボタニーにあるターキッシュ (トルコ) カフェです。
2023年にはサリーヒルズ店もオープンしましたが、元祖はこちら。
オーストラリアでターキッシュブレッドはよく見掛けますが、トルコ人にとってはあれは本当のターキッシュブレッドではないので、このカフェで出来るだけ本物に近いターキッシュブレッドを提供しているとのことです。
他にもシミット (Simit) というゴマがたっぷりのパンのサンドイッチ、トルコ風チリスクランブルエッグのメネメン (Menemen)、トルコのビッグブレックファーストなどを食べてみてはいかがでしょうか。
ボタニーのターキッシュカフェ
そのカフェは、ボタニーの中心部から少し離れた Sir Joseph Banks Hotel の向かい側にあります。隣も人気のフレンチカフェです。
この明るい建物がパッと目をひきます。
ちなみに、Malika というのはアラビア語で「女王」という意味だそうですよ。
1631 Botany Road, Botany NSW 2019
https://malikabakehouse.com.au/
月〜金 5.30am-2pm / 土 7am-2pm / 日 8am-2pm
店内もオレンジ色の壁なので、とてもかわいらしくて華やかな雰囲気です。
さて、何を食べましょうか⁉︎
この時あまりお腹がすいてなかったので、何か軽いものでもと考えてました。
ターキッシュデライトを食べる
カウンターでパッと目に入ったのは、2種類の見たことないタイプのターキッシュデイライトでした。
お店の人に確認したら、やはりどちらもターキッシュデイライトだというので、これを食べてみることにしました。
これがターキッシュデライト⁉︎
一緒に頼んだターキッシュコーヒーもターキッシュデライトがついてくるので、お店の人に「どんだけターキッシュデライトが好きなんだよ」と思われたかもしれません (笑)
コーヒーソーサーに乗っているターキッシュデライトは、どこでも見るタイプ。全然違いますよね。
さっそく口に入れてみようとしますが、か…固い‼︎
フォークでちょっとずつ食べようと思いましたが切るのも大変で、しかもフォークにも固い水飴のようなターキッシュデライトがねっとついて、取れない感じ。
両方とも結構な固さでした。おいしかったですけどね〜。
カフェでターキッシュコーヒーが飲めるのも、何となく嬉しくなります。コーヒー豆の粉が底に沈んでるので、当たり前ですが最後まで飲めないんですけどね。
もしろん普通のコーヒーもあって、豆はマリックビルの Deluca Coffee だそうです。
トルコの朝食は家族や友人と何時間も過ごす儀式のようなものだと言います。
今回は公園を散歩がてら、ちょっと入ってみたいという感じで本当にお腹がすいてなかったのでこれだけでしたが、次回は改めてゆっくり来たいと思います。
ここにくるなら、冒頭で書いたシミットサンドウィッチやメネメンなどが人気らしいですが、ボレキ (Börek) という薄い生地をパイのように何層にも重ねたものの中に具を包んで焼いたり揚げたりして食べるトルコでは朝食の定番の食べ物や、中東風コロッケと表現されるファラフェルのサンドイッチも気になりますね。
おわりに
私はトルコに行ったことがないので何が本場に近いのか分からないのですが、こういう場所でちょっとずつ知っていけたら面白そうです。
シドニーにいながら他国の文化に触れらるというのは、この国の楽しいところではないでしょうか。