飴作り職人の技!シドニーのロックスにある『スティッキー (Sticky)』のキャンディ

どこを切っても同じ模様が出てくる細長い棒状の飴。日本では「金太郎飴」が有名ですが、シドニーの人気観光地ロックス (The Rocks) にも、そんな飴細工のお店があります。

2001年から様々なデザインのキャンディを作り続けているスティッキー (Sticky)は、現在シドニーのロックスだけではなく、シンガポール、マレーシア、香港、インドネシア、アメリカ、カンボジア、サウジアラビア、メキシコなど10カ国ほどの国々でも販売されているそうです。

お店の前でキャンディが出来上がる工程を見ることも出来るので、ついつい足を止めて見とれてしまうことも。

1袋$6くらいなので、ちょっとしたお土産にいかがでしょうか。

 

かわいいキャンディがたくさん!

The Rocks

キャンディを作っている『スティッキー (Sticky)』は、ロックスセンターの中にあります。

Sticky Candy

この建物にはお土産屋さんがたくさんあります。ここを奥まで進んでください。

Sticky Candy

お店にはおいしそうでかわいいキャンディがたくさん並べられていて目立つので、すぐに分かると思います。

Sticky
Shop 10, The Rocks Centre, 12-24 Playfair Street, The Rocks NSW 2000
https://sticky.com.au/
毎日 9.30am-5.30pm

 

Sticky Candy

色んな絵柄・色・フレーバーのキャンディが売られていて、見てるだけでも楽しい店内。

来るたびにちょっとずつ置いているキャンディのデザインが違うので、「今日はどんな飴があるのかな?」と、つい覗いてみたくなるんですよね。

そして今回は、シドニーっぽいデザインを発見しました。

Sticky Candy

アボリジナルの旗にオペラハウス、ハーバブリッジまで!

Eri
Eri
わー、かわいい‼︎新作かな?

この時、日曜日の午後1時過ぎ。たまたまこのお店の前を通ったので見ていたら、ちょうどこれからキャンディを作るところでした。

ということで、ちょっと見学することに。

というか、一緒にいた友達がトイレに行きたいというのでこの建物に入ったついでにキャンディを見てたのですが、その友達が「さっきランチ食べたところに忘れ物した!」と走ってそのお店に戻ってしまったので、ここでキャンディを作っているところを見ながら待つことにしたんです。だから偶然でした。

キャンディを作っているところを見学

Sticky Candy

壁にあるフックに白い飴を引っ掛けながら、何度も何度も伸ばして空気を入れています。

Sticky Candy

メインで飴を作っていたお兄さんは8年くらいの経験があるそう。

慣れた手つきでテキパキとキャンディを組み立てたり、隣の女性に指示を出したり、私を含む見物している人たちに丁寧に説明してくれたり、プロだなあっていう感じです。

Sticky Candy

大きな筒状にした後、引っ張って伸ばします。結構長ーく伸びるんですね。

Sticky Candy

ここまで出来るのに大体20〜30分くらいでした。

Sticky Candy

その後、そこにいたお客さんたちに作ったばかりのキャンディを配ってくれたのですが、本当にきれいな文字になってますよね。

 

実はこの様子の一部始終は動画に撮っていて、 YouTube に8分くらいにまとめてアップしているので、興味があれば見てみてください。

Eri
すごい偶然のタイミングで撮った奇跡の動画w

 

このキャンディを作る様子は Instagram や Facebook、Youtube、Tiktok でもライブ配信されているようですよ。

Facebook: @stickylollies
Instagram: @stickylollies
Youtube: @stickysydney
TikTok: @stickyaustralia

※ ライブ配信の時間はホームページの FASQ ページにある Live Shows の項目 をチェックしてみてください。

 

ということで、出来立てホヤホヤのキャンディをその場で袋に詰めてもらいました!

キャンディのデザインも色々

Sticky Candy

今回購入したのは出来立てのキャンディと母の日バージョンのもの、それにシドニーの柄のキャンディも。

Sticky Candy

この日、ちょうど母の日だったので、それに合わせたキャンディも売ってたんです。今年はお義母さん、アデレードに行ってて母の日に会えなかったので、今度会った時にあげようと思って購入しました。

 

Sticky Candy

マルティグラやワールドプライドの時期には、そういうデザインのキャンディも売ってました。

どんなデザインがあるかは、金曜日の午前10時にホームページで補充された在庫がアップデートされるそうですよ。

オンラインで海外発送も可能ですし、ミニマム8kgになりますが結婚式や企業のイベント用にオリジナルのデザインをオーダーすることも出来るそうです。(普段売られているものは1パック100g)

Sticky Candy

あと、キャンディを作る過程で出来る、不要になった端っこの部分の塊も売ってます。

Sticky Candy

これはかなり昔 (2010年) に買ったキャンディの塊です。大きくてちょっと食べにくいですが、面白いですよね。

 

The Rocks

ちなみにですが、このお店の脇にある出入り口から出てすぐ斜め右には無料の歴史博物館があります。

おわりに

偶然ですが、初めて最初から最後までじっくりと工程を見流ことが出来ました。

職人さんって本当にすごいなあと思いますし、これからも色んなデザインのキャンディが誕生していくんでしょうね。

次回、また行くのが楽しみです!

このお店、オーストラリアはシドニーにしかありませんが、同じようなキャンディを作るお店がクイーンズランド州ケアンズのキュランダにあるとケアンズちゃんねるさん (@cairnschannel) に教えてもらいました。ケアンズの情報はケアンズちゃんねるさんの YouTube をチェックしましょう!
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Acknowledgement to Country

This website would like to acknowledge Gadigal peoples of the Eora nations, Aboriginal and Torres Strait Islander people, the traditional custodians of this land and pay our respects to Elders both past and present.このウェブサイトは伝統的な土地の所有者であるエオラ、ガディガルの人々を含むアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老に敬意を表します。