限りなくシドニーのナランバーン寄りのウィロビーにある、ここら辺では唯一のカフェ『ザ・インシネレーター (The Incinerator)』は、かつて焼却炉だった歴史的な建物の中にあります。
同じ建物内にはアートスペースもありますし、近くには公園やウォーキングトラックなどもあるので、ちょっと寄るのにも便利なんです。
おしゃれですし、カクテルやワインなどもあり、いつも多くのお客さんで賑わっています。
ザ・インシネレーターカフェ
カフェは、銀色のオブジェ (エレベーター) が印象的なインシネレーターの建物のグラウンドフロアにあります。
ここまでの行き方は『インシネレーター・アートスペース (Incinerator Art Space)』の記事にも書きましたが、120のループバスで Willoughby Rd at Armstrong St でまで行き、そこからちょっと歩いたところです。
定期的にアート展が開催されている、シドニー郊外ウィロビー (Willoughby) の『インシネレーター・アートスペース (Incinerator Art Space)』には、素敵なカフェもあります。ですが「インシネレーター」という[…]
最近シティからでも気軽に来れて気軽に歩けるウォーキングトラック、フラットロックガリー (Flat Rock Gully) の存在を知ったので、この日は歩く前にここでランチをする予定でした。
日曜日なので混むことを予想して早めに…と思っていましたが、ちょっと寝坊。急いでシティからウィロビー行きのバスに乗り、インシネレーターに到着したのは午前11時過ぎ。
ああ、やっぱり混んでる…。
…と思いきや、外の席は人でいっぱいでしたが、お店の中は意外とガラガラでした。
私が席についてからすぐにお客さんがたくさん入ってきたので、タイミング的にちょうど良かったようです。
ちなみにここのスタッフは白人とアジア人がちょうど半々くらいの印象。
白人のお姉さんに「好きなところに座って」と通されたのですが、メニューを持ってきてくれる気配がないので、せっかちな私はメニューを探してウロウロ。前に来た時もそんな感じでした。
そしたらキッチンにいたアジア人のお姉さんにカウンター越しに「Are you OK?」と声を掛けられ、「店内で食べるならメニューは持っていくから待ってて」とのこと。
で、しばらく席でおとなしく待っていたら、メニューを持って来てくれました。
「コーヒーか何か先に頼む?」と聞かれたので、とりあえずフラットホワイトを。
コーヒーカップにもちゃんとインシネレーターのマークがついてるんですね〜!味は普通かな。
食事を注文
メニューは4枚セットになっています。いちばん上はカクテルやワイン。
そして、2枚目はノンアルコールのドリンクメニュー。
オールデー・ブレックファースト。
オールデー・ランチ。ん、ウォッカのパスタ?
暑くてあまり食欲も出なかったので、サマーフルーティ・フレンチトーストくらいにしておこうかな…とも思ったのですが、$1くらいしか変わらないと思ったので、やっぱりエッグベネディクトにしました。
こちらが注文した The Incinerator Eggs Benedict です。
ハムかベーコンを選ぶと$25だったのですが、選択肢にサーモンも入っていたので思わずサーモンを選んでしまい +$3 かかっちゃいました。
うう、高いなーと感じちゃいますが、最近の急激な物価高でどこも値上がりしてますし、こんなもんなんでしょうね。
とろとろのポーチドエッグやほうれん草に、ハンドメイドのオランデーズソース (Hollandaise sauce) がかかっていておいしかったです。ハッシュドポテトも。
あまりにも暑くて絶対に後で喉乾きそうと思ったので、Lemmy Lime & Bitter も飲みました。
このニュージーランドのドリンクシリーズ、瓶がかわいいんですよね。
ああ、おいしかった。
外の席は人気ですねー!
反対のエレベーター側にも椅子があります。
ちなみに前回は、たまたま10月31日のハロウィンの日に来たので、注文したものがハロウィン仕様で出て来てかわいかったですよ〜!
ハロウィンの仕様のパンケーキとスムージー
Açai & Berry のスムージーの上に何かかかってるなーと思ったら、蜘蛛の形のお菓子でした (笑)
こういうの、思いがけないサプライズで私は好きです。
この時モンブランパンケーキ (Mount Blanc Pancakes) というのがあったので注文したら、こっちにもお化けの砂糖菓子が乗ってました。
モンブランというよりも栗の味がするクリームでしたけどね、おいしかったですよー。
この時のメニューは若干違うので、定期的に変わってるみたいですね。
おわりに
ここはウォーキングやアート鑑賞の合間に来れる、ちょっとしたオアシス的存在のカフェ。
休日にのんびり優雅にカクテルを飲むというのもアリかもしれませんね。
私はこの後、いっぱい歩いて汗をたっぷりかきました!