クイーンズランド州発祥と言われているラミントン (Lamington) は、チョコレートでコーティングされたふわふわのスポンジにココナッツをまぶしたスイーツです。
オーストラリアのベーカリーにある定番人気スイーツでもあるのですが、これまでラミントンといえばチョコレート味でした。
あってもストロベリーか、たまに抹茶や変わり種のラミントンを出しているカフェなどがあるくらいだったと思います。
そんなイメージを覆したのが『Tokyo Lamington (東京ラミントン)』というラミントン専門店!
私が2020年にシドニーのチャイナタウンで見つけて記事にした時は一時的なポップアップショップだったのですが、その後ニュータウンにお店をオープンしています。
それから記事の情報のアップデートをしていないにも関わらず、今でもよくアクセスが来ているので人気なんでしょうね。
小さいですがとても素敵なお店で、私も大好きなんです。だから改めて紹介しますね。(遅くなてしまいましたが)
オーストラリアの伝統的なスイーツと言えばパブロバやアンザック ビスケットなどが有名ですが、ラミントンもそのひとつです。ラミントン (Lamington) は伝統的なオーストラリアのデザートで、通常はふわふわのスポンジケーキにチョコレ[…]
ちなみに、2022年にはメルボルンの Carlton にも店舗がオープンしましたし、久しぶりに調べてみたら東京でもラミントンを食べれるお店が増えてるようです。なんだか嬉しいですね。
色んな味が楽しめる『東京ラミントン』
『東京ラミントン』がニュータウンに正式にオープンしたというのを知って、私が初めてお店に行ったのは2022年1月になってからでした。
ずっと行きたいと思っていた時にパートナーから「Eri の誕生日はどこ行きたい?」と聞かれたので、真っ先に思いついたのがここだったんです。
そして、それは大正解!
こちらはその時のお店の写真。(閉店後)
今はもうなくなってしまいしましたが、当時は横に RaRa Ramen のビーガンラーメン店があったので、あえてこの写真を載せてみました。
後から気づいたんですけどここ、スイカのケーキで有名な『Black Star Pastry』の1号店があった場所ですね。それが表の通りに移転して、その跡地が『Tokyo Lamington』に。
そもそも『Black Star Pastry』のエディ・スチュワート氏 (Eddie Stewart) と『N2 Extreme Gelato』のミン・チャイ氏 (Min Chai) が一緒に作ったのが『Tokyo Lamington』なんです。
もともとは東京でラミントンを東京で流行らせるコンセプトで作ったお店みたいですが、新型コロナウィルスとぶつかってしまい、計画変更。チャイナタウンにポップアップショップをオープンしている時に、たまたま私が発見したという。
ちなみに東京のお店は以前書いた記事で紹介しているので、気になる人はそちらを見みてください。現在は東京でも想像してた以上に大盛況のようですよ。
そう言えば余談ですが、2022年のこの頃は長かったロックダウンが終わったと思ったら私がコロナをうつされたり色々とあって、「本当にもうで歩いても良いんだよね?」と、おそるおそる出掛けてた時期でした。そう考えると去年のこととは言え、もう遠い昔のようです。
店内には日本の飲み物や本が置いてあり、陶芸品まで売っていて「日本にこんなに関心を持ってくれてるんだなあ」と、なかなか興味深い内装。
そして、ラミントンは壁に展示されている中から選びます。
どれも魅力的で迷っていると、
びっくりしましたが、とっても嬉しかったですね。
ということで、店内では期間限定のグァバラミントンをパートナーとシェア。そしてサーモンのおにぎりとワサビツナのおにぎりを食べました。
しかも、お店の人がラミントンにロウソクまで立てて持ってきてくれて。
ちなみに飲み物はラミントン・ラテ。面白いですよね!
全部おいしくて、とっても幸せな気分になりました。
複数のラミントンをテイクアウェイしても問題なし!
でも、ラミントン10個もどうやって持って帰るんだろう?と思ったのですが、ちゃんと専用のボックスに入れてくれました。
この中に、ラミントンがひとつひとつ箱に入れられて入ってます。
今ウェブサイトを見たら、ちゃんとこんなギフトボックスもあるみたいですね。やっぱりまとめ買いしたい人もいるでしょうからね〜。
2日以内に食べないといけないとのことだったのですが、パートナーと2人で10個なんて無理でしょう (笑)
でも結局3日かけておいしくいただき、とても楽しい思い出になりました。
そんな大好きなお店ですが、気が付いたらあれから1年以上。
だから、今回友人が「行ってみたい」と言ってくれたお陰で、私も久しぶりに来れました。
食事系や飲み物メニューも増えた東京ラミントン
しばらくニュータウンに来ないうちに、広場がプライドスクエア (Pride Square) という名前になってました。そしてレインボーがたくさん!
この間のワールドプライドの頃に変わったんでしょうか?
東京ラミントンは、このプライドスクエアの奥です。
お店の雰囲気は変わってませんが、比べてみると細かい内装は少し変わったみたいですね。そしてメニューも。
ラミントンの数、減った??と思いましたが、単に並べてる棚の配置のせいでそう見えたようです。
それにおにぎりだけではなく、パイやソーセージロール、キッシュなどの食事系も増えてました!これならここで朝ごはんやお昼ご飯も食べれますよね。
面白そうなドリンクも色々あって、抹茶ラベンダーラテが気になって迷ったのですが、柚子エスプレッソにしてみました。
最初飲んだ時に「すっぱい!」と思い、飲んでるうちにおいしくなっていくような不思議な感じ。
ラミントンは店員さんが勧めてくれた抹茶ラテに。中に練乳のようなとろりと甘いクリームが入ってて、とてもおいしかったです。
やっぱり「次回はあれを注文してみたいな」って、何度も足を運びたくなる楽しいお店でした。
もし、この東京ラミントンの元祖、もともとのオーストラリア伝統スイーツ「ラミントン」について詳しく知りたければ、そういう歴史的背景なども含めた記事も書いているので、こちらも読んでみてください。
期間限定フレーバーやコラボも注目!
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東京ラミントンでは期間限定のフレーバーもよく出ているので、インスタも要チェックです!
マルディグラのレインボーラミントンとか、酒チョコレートラミントンとか、イースターバージョンのラミントンなんていうのも。
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たまにコラボもしていて、去年キットカットとコラボしていたのは知ってたのですが、ティムタムで有名なアーノッツ社ともコラボしてたようです。うーん、これは食べてみたかった!
それにたまに独自のグッズも作っていて、前にパートナーに東京ラミントンの靴下をプレゼントしたのですが、ナイキとコラボまでしてたみたいですよ。
これからの東京ラミントンも目が離せませんね!
おわりに
前に私の東京ラミントンの記事をたまたま見たお義母さんに「あれは私にとってはラミントンじゃないわね〜」とコメントをもらったことがあります。
それはそうかもしれなくて、気持ちは分かる気がします。
昔からラミントンに親しんで育った人にとっては抵抗あるんだろうなあ…って。私たち日本人だって、最初はオーストラリア風にアレンジされたお寿司を邪道だと思いますからね。
でも、やっぱり私は「面白いし好き‼︎」と思ってしまうんですよね!
ニュータウン自体色んなお店があって魅力的な町ですし、本当はもっと頻繁に行きたいんですよ。
メルボルンや東京にも出店しているということで、これから新しいラミントンの輪が広がっていくかもですね⁉︎