ローカルな雰囲気満載のクラフトビール『ウィリーザボートマン (Willie the Boatman)』

少し前に近所のボトルショップに行ったら、たまたまプロモーションをしていて知った『ウィリーザボートマン (Willie the Boatman)』という、クラフトビールのブリュワリー。

シドニーのセントピーターズという場所にあると聞いて、興味を持ったので行ってみました。

このエリア、私にはほとんどなじみがなかったのですが、秘密基地のような面白い場所を開拓出来た気分になって、とても楽しかったです。

ちょっとローカルな雰囲気が強いので慣れていないと勇気がいるかもしれませんが、面白いビールがたくさんありましたよ!

ウィリーザボートマンに行くなら『Precinct 75』へ

はい、このお兄さんの「ブリュワリーにはもっと色んな種類のビールがあるよ!」と言った言葉を頼りに、ウェブサイトで場所を見つけました。

どうやら、セントピーターズの『Precinct 75』というところにあるらしいです。

Willie the Boatman
Precinct 75, Suite 601 / 75 Mary St, St Peters 2044
https://www.willietheboatman.com.au/
木 3pm – 7pm / 金 12pm – 9pm / 土 10am – 7pm / 日 12pm – 7pm

『Precinct 75』ってどんな場所⁉︎

『Precinct 75』に着いてみて、その独特な雰囲気にびっくり。

どうやらここは、昔の工業地帯を再利用した複合型施設なんだそうです。

パッと見は事務所として使われていそうな場所も多いように感じましたが、よく見ると美容院や骨董屋のようなお店などもあり、現在70以上の企業が入っているそうです。

ちょうどアレキサンドリアにある工業地帯を再利用した人気カフェ『The Grounds』に似てますが、そこよりは静かで広い感じです。(そもそも午後4時頃で、閉まっているお店も多かったので)

Precinct 75
75 Mary Street, St. Peters 2044
http://www.precinct75.com.au/
毎日 9am-6pm (各お店の営業時間は異なる)
セントピーターズはシティ中心部から約7km、シドニー空港からは約5km のセントピーターズにあり、最寄駅は St Peters駅か Sydenham駅になります。

無料駐車場スペースはまあまあ広かったです。

夕方だったので人もまばらなせいか、隠れ家みたいな雰囲気を醸し出してました。

看板や標識もたくさん出ています。

ブリュワリーはオシャレで落ち着いた雰囲気だった

という事で、さっそくお目当てのブリュワリー『ウィリーザボートマン』を発見しました!

中に入るとこんなカッコいい感じ。木曜日の午後5時頃だったせいか店内にはオーナーっぽい人とバーテンダーさんだけで静かでしたが、ハンバーガーを売っていたりパーティがあったりする曜日もあるようです。

バーカウンターの横にはビールの樽がたくさんあって、ここでビールを作っているんだと実感させられます。

お店の隅では缶ビールも販売。

オリジナルTシャツやワッペンなども販売してますよ。

お店の隅にはピンボールのゲーム機も。

でも、何を飲むかめちゃくちゃ迷う

さて、さっそくタップのビールを飲もうと思ったのですが、どれも初めて目にするビールばかりで迷ってしまいました。

すごく迷って、バーテンダーさんにおすすめを聞いてみると「どんなビールが飲みたいかによるよ。オレがおすすめでも君が好きとは限らないからね。」との返事。まあ、そりゃそーですね。

散々迷っていたら、バーテンダーさんが「じゃあ、これは?」と色々試飲させてくれました。

試飲してみた感想は、ストロベリー味のビール (写真2段目の右から2番目) は意外とそんなに甘くなくて、麦芽の味も強い感じ。

以前ボトルショップで買ったビール Crazy Ivan (写真一段めのいちばん右) もフルーティで飲みやすかったのですが、1杯めはあっさりして飲みやすかった Marrickville Lager (写真3段目のいちばん左) にしてみました。

そして、最初のビールの写真は撮り忘れてしまいましたが、2杯目の Sex on the beach (写真3段目の右から2番目) は下の写真です。

これ、酸味のあるビールで色も何となく黄色っぽいです。本当はその隣のシトラスビールにしようかと思ったのですが、こっちはもっと酸っぱかったので、これにしてみました。

でも、よく見たらパブロバのペールエール (写真2段目のいちばん左) がありますね!ああ、何で気づかなかったんだろう…。飲んでみたかったなー!

ちなみに Albo というコーンエールのビール缶が$5との事です。

ワインなどもあります。

このブリュワリー、2012年にパットとニックという2人の男性が立ち上げたお店で、ビールの名前は全て友人や地元にちなんでいるとの事。お店も19世紀にこの地域で名前が知られていたスコットランド系の囚人 William Sparks の名前に由来しているそうです。

ほら、やっぱり私好みの面白いお店でしたね!

おわりに

私たちは行ったのが遅かったのでほとんどのお店が閉まってたのですが、この Precinct 75 には他にもカフェやレストラン、ヘアサロン、お花屋さん、アートショップ、家具屋さんなど色々あります。

今度はもっと早い時間に行って探索してみたいなあと思いました。その時はまた記事にしますね!

 

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