日本の『やっぱりステーキ (Yappari Steak)』が、2023年8月にオーストラリアのシドニーにもやって来ました!
2015年に沖縄那覇市で小さなお店からスタートし、溶岩石で焼くジューシーな肉厚ステーキがたちまち話題になったステーキレストランは、現在フランチャイズで日本全国に展開中です。
シドニーの「リージェントプレイス店」は海外出店としては2店舗目で、その前月7月には「ネパールチトワン店」もオープンしています。
焼き加減や調味料を好みで調整出来る自分で焼くスタイルのステーキがウリで、他にもガーリックバターライスや牛すじカレー、オーストラリアでは植物由来ハンバーグや野菜カレーなどビーガンメニューも提供。アルコール類もあります。
シドニーのやっぱりステーキ
『やっぱりステーキ』はシドニーの中心部、日本レストランが集中する『リージェントプレイス』のバサーストストリート側、同じく最近オープンしたラーメン屋『博多元助』の左隣です。
ちょっとおしゃれな感じの KFC とタウンホールの間のストリートにある印象的なオレンジ色の看板なので、すぐに分かると思います。
Regent Place Shopping Centre, 101 Bathurst Street Sydney 2000
https://yapparigroup.jp/
11am–10pm
ここで店員さんの案内を待ちます
日本のポップミュージックが流れる店内。平日の午後4時頃という変な時間に来たので、お客さんはまばらでした。
店員さんの話す日本語も少し耳に入っては来ましたが、「いらっしゃいませ!」や「ありがとうございました!」という日本語ネイティブじゃなさそうなアクセントも聞こえてきます。
席に案内されると、店員さんに紙のエプロンを渡されて、色々説明をしてくれました。オーストラリアだったらナプキンを襟元につける人はいますが、エプロンをもらったのは初めてです。
テーブルにあるQRコードで注文する仕組みで、箸やフォークなどのカトラリーはテーブルについている引き出しを引っ張ると出てきます。
しかも、テーブルの下にはマッサージ店に行くとあるような荷物を置くカゴまで!なんかすごいぞ〜。
でも、どれが良いんだろう?と迷ってたら店員さんが様子を見に来てくれたので、おすすめを聞いてみました。そしたら迷わず ♯1の Yappari Steak だと。(やっぱり?)
ということで、いちばん小さい100gを注文。
(最も人気なのは Yappari Steak の150g / $24.90だそうで、100g〜450gから選べます)
最初にスープとサラダが来ました。ドレッシングはテーブル脇にある好きなものを選んで、自分でかけるスタイル。
頼んだのが100gとはいえ、$19.90でご飯とスープとサラダがついているステーキなんて、最近どこも物価がドンっと上がっているオーストラリアなので「安〜!」と思っちゃいました。(もちろん烏龍茶は別料金です)
そして運ばれて来たステーキ。
100gって見た目からしてちょっと少ないようにも感じますが、ご飯は結構お腹にたまりますからね。(腹八分目くらいのボリューム感でした)
レアで来るステーキを切って、自分の好みの焼き加減になるまでジュージューと焼きます。
この溶岩石、富士山のらしいのですが、遠赤外線効果によってふっくらとした焼き上がりになるとウェブサイトに書いてました。うん、確かにおいしかったです。
ステーキの味付けは、塩コショウやオニオンソースなど色々好みで調整。
最近はパブなどでステーキを食べても全く思わなくなった私ですが、オーストラリアに来たばかりの頃はステーキにご飯がないのがつらかったのを思い出します。
やっぱりステーキに白いご飯は最高ですね‼︎
ちなみにアルコールはバロッサバレーのワインやオリオンビール、柚酎ハイがありました。もちろんソフトドリンクも。
帰る時にキッチンを含めたスタッフ全員が大きな声で「ありがとうございました‼︎」と叫ぶ体育会系なスタイル、私はちょっと苦手ですが、おいしいステーキは人を幸せな気分にさせると思いました。
そういえば、最初に紙のエプロンを渡されたので「どんだけ飛び散るんだろう?」と思ったんですけど、全然汚れませんでしたよ。あと、150gでも全然いけたな (笑)
おわりに
シドニーには日本や韓国の焼肉屋さんがたくさんありますし、これはこれでウケそうな気がします。
それにやっぱりステーキには「地域に根ざしたステーキ食堂」という理念があるそうで、日本流のスタイルを引き継ぎつつオーストラリアに合わせたメニューも考えているとのことです。
似たようなスタイルのステーキといえば、この近くにあるペッパーランチも昔からある人気店ですが、またそことは違っていて新鮮でした。今後も楽しみです。