「語学を学ぶ事はその国の文化を学ぶ事」なんて言われますが、みなさんオーストラリア人のジョークに笑えますか?
感覚が違い過ぎて、英語の意味は分かるものの、何が面白いのか分からなくてポカーン…としてしまうなんて事も多いのではないでしょうか。
ちょうど “Sunday Telegraph” という新聞に『ベストオージージョーク10選』が載っていたので、これを日本語で解説してみました。
これでオージージョークが理解出来るかも⁉︎
10問のクイズ形式になっているので、楽しみながら答えてみてくださいね。
オーストラリアのジョーク問題10選
さあ、準備は良いですか〜?
スタート‼︎
小さくて毛むくじゃらで、明るい紫色のものは何でしょうか?
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- 答えは『A koala holding its breath!』
息を止めてるコアラ!息を止めて窒息で紫色になったコアラ…。うーん、これって面白いんでしょうか。いきなり意味不明ですね(笑)
戻ってこないブーメランを何と呼ぶでしょうか?
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- 答えは『A stick!』
スティックだね。これは英語が分からないと理解できない問題なのですが、Stick の過去・過去分詞は Stuck ですよね。Stuck には “動かない” という意味もあるので、ブーメランじゃなくてスティックだったっていう。これ、個人的には好きです。
なぜエミューは道路を横切ったのでしょうか?
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- 答えは『To prove he wasn’t a chicken!』
チキンではないと証明する為だろ。これはですね〜、
「Why does the chicken cross the road?」
なぜチキンは道路を横切ったのでしょうか?「To get the other side!」
反対側に渡るためです。という英語圏の人なら誰でも知ってると言われる超有名でくだらないジョークを知らないと面白くないと思います。私も英会話教室でこのジョークを習ってずっとどっちかと言うと冷ややかに思っていたのですが、これを聞いたら思わずクスッと笑ってしまいました。
なぜディンゴは道路を2度横切ったのでしょうか?
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- 『Because he was a double-crosser!』
彼は裏切り者だからだね。“Double-crosser” は、裏切り者という意味があるのですが、つまり “2度横切った” とかけてるんです。でも、なぜオーストラリアに生息する絶滅寸前の犬 (オオカミ) であるディンゴが出てくるのか?多分、人間を襲う危険な動物でもあるから?
コアラの好きな飲み物は何でしょうか?
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- 答えは『Coca Koala!』
コカコアラ!…えっ……。
言うまでもなくただのダジャレなのですが、試しにオージーにこの問題を出すと意外に笑ってくれます (笑) ちなみに favourite のスペルはブリティッシュイングリッシュを使うのがポイント。(アメリカは favorite)
クロコダイルは小さな子供をなんと呼ぶでしょうか?
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- 『Appetisers!』
前菜!うーん、これそのままなんですけど…。ナニソレ。
これも appetiser はブリティッシュイングリッシュです。(アメリカは appetizer)
クロコダイルのお気に入りゲームは何でしょうか?
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- 『Snap! 』
スナップね!スナップというのは、カードゲームの名前で、クロコダイルのしっぽをパシっと鳴らす音も英語だとスナップなので、それをかけてるんですね。
シドニーのハーバーブリッジよりも高く飛ぶ事が出来る動物は何でしょうか?
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- 『All animals, because bridge can’t jump!』
動物全て。だって橋はジャンプ出来ないじゃん。おお、いじわるクイズ!今までで初めて日本語でも面白く感じるクイズかも。ちなみにリアルのパートナーは、いつもこの問題に引っ掛かるので面白いです。
あなたがカンガルーと羊を横切る時、何を得られるでしょうか?
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- 答えは『woolly jumper! 』
羊毛のジャンバー!あはは…、もう分かりますよね?ジャンプとジャンパーをかけてるダジャレです。
カンガルーのお母さんはなぜ悪天候が嫌いなんでしょうか?
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- 『Their joeys have to play inside! 』
子供たちが中で遊ばないといけないからJoey はカンガルーの赤ちゃんの事です。で、普段赤ちゃんはお母さんのお腹の袋に入っていますよね。んー、ごめんなさい、よく分からない (笑)
お疲れ様でした!
オージージョークはどうでしたか?(笑)
おわりに
いやー、本当に意味不明ですよね。というか基本は親父ギャグ。
でも、試しにこのジョークをオーストラリア人にしてみてください。私も何人かにしてみたら、意外とウケて「本当に笑うんだ!」と驚いてしまいました。
ちなみに、最初にこの記事を書いた2018年には「このジョークで笑える日はまだまだ遠いなあ…」と思っていたのですが、久しぶりに読み返すとクスッとなってる自分。
こうやって、だんだんなじんでいくのかもしれませんね。(良いのか悪いのか)