もうかなり前ですが、南米出身のクラスメイトからベビーシャワー (Baby Shower) に招待されました。
ベビーシャワーというのはこれから産まれてくる赤ちゃんと妊婦さんをお祝いするパーティで、最近日本でも芸能人がやっていた事で認知されるようになって来たようです。
国によっても習慣や呼び方も違ったりするようですが、よく知られているのは戦後のアメリカで始まったもの。
オーストラリアでは時々聞くような聞かないような…という感じなのですが、実際どのくらいの人がするんでしょうね?日本人だと日本に里帰りして出産する人が圧倒的に多いですし、お食い初めをしてもベビーシャワーはあまり聞かない気がします。
でも、オーストラリアには様々な国から移住して来た人たちが大勢いますし、招待される事もあるかもしれませんね。
ベビーシャワーって?
ベビーシャワーは出産前の妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんをお祝いするパーティで、仲の良い友人たちを招いてお茶をしながらおしゃべりをしたりゲームをしたりします。育児についての情報交換の場になる事も。
私が招待された南米 (ボリビア) 出身のクラスメイトのベビーシャワーは、彼女の一軒家の自宅で男女ミックスの15人くらいで行われました。
英語に関するクイズや風船送りのようなゲームなどをいくつかして、ケーキやお菓子を食べて楽しくゆったりと過ごします。そして、最後は目隠しをして棒を持った妊婦さんが、周りの声を頼りに木に吊るされたくす玉を割っておしまいという感じ。
手作りのくす玉の中から出てきた大量のお菓子は参加者に配られ、ちょっとした手土産までもらって面白い体験でした。
いつするの?
普通ベビーシャワーは第1子の時にするもので、妊娠8カ月頃 (30週〜36週) にする事が多いですが、特にはっきりとした決まりはないので早めにしたり出産後にしたりする人もいるようです。
主催者と招待される人
アメリカでは本人や親族がベビーシャワーを主催するとプレゼントを催促しているみたいで良くないと思われていた事もあったのですが、最近は妊婦さん自身や家族が主催する事も多くなりました。周りの人がサプライズでする場合もあります。
伝統的には女性のみでお祝いしていましたが、現在では性別はあまり関係なく参加してお祝いする事も増えてます。
会場
自宅をかわいく飾り付けてそこでベビーシャワーをしたりする事もあれば、準備や後片付け等が妊婦さんの負担にならないようにレストランやカフェでする事も。ハイティーパーティとかでも良さそうですよね。
招待状
場所や日時が決まったら、郵送か email で招待状が送られます。私もこんなにかわいい招待状をもらいました。
プレゼントはどうする?
さて、招待されたらプレゼントはどうしよう?と悩む人もいるかもしれませんが、招待状に欲しい物リスト (Wish List) が入っている場合は簡単です。
私が受け取った招待状にもリストの紙が入っていて、それを見ながら自分の予算に合わせて商品を選べるので便利だなあと思いました。
トイザらスという指定もあって、お店に行ったら招待状に書いてある番号を見せて希望商品を言うとすぐ出してくれるという仕組み。これなら悩む必要はありません。
私、何をあげたんでしたっけね。ちょっと前なのではっきり思い出せませんが、オムツかブランケットだったような気がします。
オムツのケーキも人気
欲しい物リストがない場合は、赤ちゃんに関するグッズをあげるのが一般的ですが、オムツをケーキのように飾ったナッピーケーキ (Nappy Cake / Diaper Cake) というのも人気のよう。
これ、値段もピンキリで売ってますが、手作りしても素敵です。動画を見てたら簡単そうだし色んな作り方があって、私も作ってみたくなりました(笑)
ベビーシャワーでオムツケーキにいくつオムツを使っているか当てるゲームをしてる動画もありました。それ、良いアイディアですね!
おわりに
初めてベビーシャワーを知った時は、赤ちゃんが誕生する前に祝う事が新鮮に感じました。
生まれた後もまた赤ちゃんも見に行ったり1歳の誕生日会をお祝いしたり、みんなで集まる機会にもなって良かったです。
色んな文化があって面白いですよね〜。