こだわり抜かれた材料で作られた『メッシーナ (Messina)』のジェラートは、35種類の伝統的なフレーバーと、5種類の週替わりスペシャルフレーバーで知られています。
2002年にシドニーのダーリングハーストから始まって以来、5000以上のユニークなフレーバーを生み出してきたメッシーナは、2023年現在ニューサウスウェルズ州に19店舗、ビクトリア州に4店舗、クイーンズランド州に3店舗、キャンベラに2店舗、南オーストラリア州に1店舗、西オーストラリア州もオープン間近です。そして国外では香港に2店舗を展開しています。
シドニーのサリーヒルズ店では常にお客さんが行列になっていて、何年経っても人気は衰えません。
※ 店舗を探す場合はこちらから。
メッシーナのジェラート
創業者のニック・パルンボ氏 (Nick Palumbo) は、シドニーに本格的なジェラートを広めたいという思いで、2002年にダーリングハーストに両親の出身地でもあるシチリア島のメッシーナにちなんだ名前のジェラート店『メッシーナ』をオープンしました。
彼はシチリアで本場のジェラートを学んだ経験もあり、そこからインスピレーションを受けた伝統的な製法で、材料からパッケージに至るまでこだわり続けています。
着色料、香料、防腐剤などを一切使わず、高品質な材料を自然な形で新鮮なまま提供することにこだわり、地元の信用出来る農家や本場イタリアから材料を仕入れることはもちろん、ビクトリア州にある独自の農場で育てたジャージー牛から採れたクリーム含有量の多い風味豊かなミルクを使用。同じくビクトリア州に独自のヘーゼルナッツ農場も持っています。
とにかく「最高のジェラートを提供したい!」という情熱がすごいんです。
ちなみに、メッシーナのアプリもあるので、気に入ったらダウンロードしても良いかもしれません。
週替わりのフレーバーも楽しい!
そして、週替わりのウィークリースペシャルフレーバーも根強い人気の秘密です!実験的な面白いフレーバーもたくさんあり、お客さんを飽きさせません。
今回はその週替わりのフレーバーから『1985』というジェラートを選んでみました。
ココナッツジェラートにチェリージャム、チョコレートチップスが入ってるこのジェラート、おそらく1985年に発売されたお菓子をイメージしていると思われます。
濃厚でとてもおいしかったですよ〜!
ちなみに、カップかコーンかを選べますが、私はコーンが好きなのでコーンにしました。
だた、写真を見たら分かるようにジェラートをモリモリに盛ってくれるので、暑い日はポタポタとジェラートが溶けて手がベタベタになる可能性が高いです (笑) なので夏にコーンを選ぶなら、ウェットティッシュか何かあった方が良いかもしれないですね。
ジェラートケーキも面白い
それからメッシーナといえば、個性的なジェラートのケーキ!
ちょっとお値段は張りますが、そのインパクトは最高。
DR. EVIL’S MAGIC MUSHROOM $85
作っている所もかなりの壮観です!(画像はウェブサイトからお借りしました。)
BLACK FOREST $85
ウェブサイトには、それぞれのケーキの切り分け方の動画も載っていますので、買う時に見ると良いと思います。
さて、そんなメッシーな、もしシドニーいるなら、やっぱり1号店のダーリングハーストか、サリーヒルズ店がおすすめです!
シドニーでメッシーナに行くならここ!
おしゃれな飲食店が多いサリーヒルズにあるメッシーナは、本当にいつも混んでいて忙しそうです。
389 Crown Street, Surry Hills 2010
オーストラリア人は男性であろうと歳をとっていようと関係なくジェラートが好きな人が多いですし、レストランに行った後のデザートでジェラートを食べる人もたくさんいます。
とても小さな店舗ですが夜遅くまで空いているのも、ディナーの後のによる人が多いからなのでしょう。
そして、ダーリングハーストにある1号店。
サリーヒルズ店からそんなに遠くはありませんが、こちらはもっともっとローカルな雰囲気です。
241 Victoria St, Darlinghurst NSW 2010
2015年からは、隣に『Creative Department』というメッシーナが運営するコースメニューが楽しめるレストランがオープンしています。
サリーヒルズ店と同じ並びには、スクランブルエッグやパンケーキで有名な ビルズ もあり、こちらもここが1号店。
この2店はここからスタートして有名になったと思うと、なんだか感慨深いです。
メッシーナ関連商品
「でも近くにメッシーナがない…」という人にも朗報!2020年頃からローカルのスーパーマーケットでもメッシーナのジェラートバーが売られるようになってます。おいしいと評判なので行ってみてください。
そして、過去にはティムタムとコラボもしてます。
- 2017年
Black Forest / Salted Caramel & Vanilla / Choc Mint / Coconut & Lychee - 2018年
Turkish Delight / Choc Cherry Coconut / Iced Coffee
2018年のパッケージは、冷蔵庫で冷やすと “Chill Me! (冷やしてね!)” の文字の部分の色が変わるという面白い仕掛けになってました。
おわりに
オーストラリアはイタリア人が広めたおいしいコーヒーが有名ですが、こんなにこだわったジェラートも食べれるんです!
ぜひぜひ、味わってみてください。