キッチンの流し下にある給水管が破裂⁉︎ 応急処置出来なくて一瞬詰みました

先週、洗濯機が動かなくなって壊れてしまったのですが、なぜか同じ日の夜にキッチンの流し下にあるメタル製の給水管が破裂して洪水状態になりました。

洗濯機はともかく、キッチンの給水管は水がジャージャーと勢いよく水が飛び出していたので止水栓 (水の元栓) を閉めるしかなく、それによってシャワーを含む家の水全般が熱湯しか使えなくなってしまったんです。

お湯が出るのは不幸中の幸いかもという考え方もありますが、結局修理には1日ちょっとかかってしまいましたし、その間はやっぱり大変でした。

とにかく、今回の事件で改めて「水が使えるってなんて幸せなんだろう」と実感したのと同時に、いざという時のために防水テープでも備えておけば良かったと思った次第です。

オーストラリアでは結構あるあるみたいなので、皆さんもお気を付けください。

トラブルは予期出来ない

Water

キッチンの給水管が破裂したのは、金曜日の日付が変わった午前0時を少し回った頃でした。

私はキッチン近くのリビングにいたものの、パートナーがシャワーを浴び始めたのとほぼ同じタイミングでジャージャーという音がしてたので、シャワーの音だと思ったんです。「今日はやけに音が聞こえるな」くらいで。

しかし、それはキッチンの流し下から聞こえていた音でした。

バスルームからも音が聞こえたそうで、パートナーが慌ててバスルームから飛んで来て、それから2人で大騒ぎ。

パートナー
わー‼︎
Eri
Eri
ぎゃー‼︎

給水管が破れているのを発見し、元栓を閉めた頃にはもうキッチンの床が水浸しでした。

これを片付けるのもまた大変で、バスタオルをたくさん持って来て、床の水を染み込ませたら絞って捨てて、また染み込ませての繰り返し。

本当は体を拭くタオルでキッチンの床なんて拭きたくなかったのですが、大きなタオルじゃないと間に合わなかったんです。

全ての水がストップ

Tap

流し下の止水栓を閉めたので水は出なくなりましたが、お湯だけは出ました。

それはランドリーも洗面所、シャワーも同じで、熱湯しか出ません。トイレの水も、タンクに溜まっていた分のみで止まってしまったんです。

しかも私、実はまだその時夕食で使った食器を洗ってなくて。

床を拭いたバスタオルもすぐに洗濯したかったのですが、洗濯機は壊れてる、手洗いするにも熱湯が熱すぎて触れないで「どんな嫌がらせ?」という感じでした…。

とりあえず、汚れた食器は洗剤を入れた熱湯につけ置きで対応、トイレの水もバケツに水を汲んで使用し、シャワーは私がたまにバスタブ代わりに使っている大きなプラスチックの容器に熱湯を溜めて、冷まして使いました。

…でも手を洗うのも人苦労。蛇口をひねって一瞬だけはぬるいので、その水で急いで洗うしかありません。

びちょびちょの床

キッチンの床はフローリングだったのでそれは良かったものの、小さなユニットの狭いキッチンなので近くのカーペットまで水が侵入。

最初は「カーペットの濡れ方は大した事なくて良かった!」と思っていたら、時間差でびちょびちょになっていきました。

そのうちカーペットがタプタプして来たので、下の階まで水漏れしてないかヒヤヒヤでした。というのも、前に働いていた職場でも似たような事があり、思い出してしまったからです。

あの時は、いつも仕事終わりにスイッチを入れて回して帰っていた洗濯機の水が、朝来たら全て床に溢れていてカーペットが水浸し。下の階から水漏れのクレームが来て大変だったのです。

…が、今回は大量と言ってもたかが知れていたのか、何も言われてないので大丈夫だったみたいです。

ただ、修理には時間がかかりました。

修理に時間がかかった件

Water

こんな状況なので、一刻も早く修理してもらわないと生活に支障が出て困るのですが、今回は運が悪く3つの問題があったので、水が普通に使えるまでに時間がかかってしまいました。

  • アパートのオーナーが海外住み
  • 日曜日だった
  • 同時に洗濯機も壊れていた

住んでいるユニットは貸家なので、通常は何か問題があればまずオーナーに連絡して、オーナーが業者を手配してくれる事になっています。もちろん修理代もオーナー持ち。

ただ問題は、私たちのオーナーはオーストラリアに住んでいないんです。

だから時差があり、事件が起きてすぐオーナーにメッセージを送ったのですが、なかなか返信が来ません。

パートナーも予定していたゴルフをキャンセルして家に待機、私も水全般が使えないという緊急事態なのにただ連絡を待つだけで何も出来ない状況にイライラしてました。

だって、食器が洗えないだけではなく、トイレもシャワーも不便で。

私たち、シドニーの中心部という便利な立地に長く住んでるので、あまりサバイバルには慣れてないのです…。

あまりに連絡が返ってこないので、私はパートナーに「もう自分たちでプラマー (配管工) を呼んだ方が良いのでは?」と提案しましたが、その日は運悪く日曜日。パートナーは休日なので支払い金額も上がるだろうし ($500くらい?)、自分たちが払わなくて良いはずのものを払いたくないと。

まあ、それはそうか。

Eri
Eri
一応書いておくと、水道を修理してくれる配管工は英語でプラマー (Plumber) です。

結局、オーナーと連絡が付いたのは午後4時頃でした。

最初に派遣された人は、ただ来ただけ

午後4時頃にやっと連絡が付き、その日の午後8時半に修理する人が来るとの事。

Eri
良かった!今日中に治るのなら、もう遅くても何でもハッピー‼︎

…ところが、派遣されて来たのはプロの人ではなく、オーナーの知り合いの “ちょっとプラマー的な事が出来る人” だったようです。

費用の問題だと思うのですが、こんな風に普段から業者ではなくオーナー知り合いが修理に来る事もよくあります。

で、いつもはそれでだいたいオッケーなんですけど、今回は「これはオレには治せない」と見ただけで帰ってしまいました。

…えええええええ⁉︎

このパターンはもう慣れっことはいえ、ガッカリでした‼︎ 事前に破損した写真も送ってたんですけどね…。

という事で、もう一度仕切り直し。ちゃんとした業者が来たのは、更に次の日の月曜日正午でした。

次の日業者が来て無事解決!

やっぱりプロは違いますね‼︎

次の日、来てくれた業者の人は「ああなるほど」と状況を確認して「部品を取って来る」と一度出て行った後すぐ戻って来て、給水管ごと交換。あっという間に修理完了しました!あっさりと!

わーい、わーい、わーい‼︎

しかも、水を吸い取る機械 (アクアバックというらしいです) まで貸してくれて。

Water掃除機のように水を吸い上げて中に溜まる仕組み

ああ、本当は前日にこれがあればもっと良かったのですが仕方ないですね。というか、こんな便利な機械があるなんて初めて知りました!

ツイッターでこの事をボヤいたら、全く同じ状況でカーペットがダメになったという人もいましたし、こういうトラブル結構あるのかもしれませんね。

そのプラマーの人、この付近のアパート専属 (?) らしく、このアクアバックという機械を3日貸してくれて、返す時はいつもアパートの掃除をしてくれている韓国人のおじさんに預けて終了。

ふう…。月並みですが、水が普通に使えるという事は本当にありがたい事だなあと思いました。

原因は何だったのか?

洗濯機も一緒に壊れるなんてどういう事⁉︎ というタイミングですが、洗濯機は中古で買った時からあまり調子が良くなかったんです。

お義母さんからも「新しいのを買いなさい」なんて言われていたので、ついに来たか…という感じで別に不思議はありませんでした。(数日使えないくらいなら別に支障もないですし)

でも洗濯機が壊れた夜に給水管破裂なんて、すごい偶然ではありますよね。物が壊れる時は一気に壊れるって本当なんですね…。

パートナーは洗濯機の故障と給水管の破裂が関係あるのでは?と言ってましたが、洗濯機の水は異常なくて、ただ回ったり脱水したりしなくなっただけなのでそれはないだろうと私は思います。実際、来てくれた配管工の人も関係ないと言ってましたし。

つまり、給水管が壊れた原因は謎です。

まあ、私たちだけでもここに10年以上住んでいるので、色々ガタが来てるんでしょう。つい数カ月前は排水管の方が水漏れしてますし、他にもコンセントとか電気系統とかちょこちょこ故障してますから、多分老朽化?

今回のトラブルで学んだ事

カーペットまで侵入した水は、1日経った頃から少しずつ乾き始めて生乾きの嫌な匂いを発し始めていました。

本当はこんな時には殺菌力のあるアロマスプレーを吹きかけておきたい所ですが、ほとんどの精油が猫にとっては毒なので、踏んだら怖いと思って使えず…。

でも、とりあえずよく換気したら大丈夫でした。あと、熱殺菌も良いみたいですよ。

とにかく、カーペットを全部張り替えるような大惨事にはならなかったので、それが救いです。

水漏れとかならまだしも、破損は素人にはどうしようもないなあと思い知った一件でしたが、せめて水に強い防水テープさえあったなら、少しはマシな応急処置出来たのにと思うんですよね。

created by Rinker
スリーエム(3M)
¥652(2024/04/20 03:48:21時点 Amazon調べ-詳細)

本当はいつ使うか分からないようなものは買いたくないのですが、こういうものは念のために常備しておくに限ります。

この手のテープは雨漏りとかにも使えるらしく、うちは30階建ての18階なのでその心配はないものの、あれば何かと使えそうという安心感はあるかもしれません。

Duck Tape

なので、今度バニングスにでも行って探してみようと思っていたら、パートナーがダックテープという丈夫なテープを買って来てくれました。

まあこれで応急処置が出来るのかは半信半疑なのですが…。

あと水が出なかったので、ペットボトル水があって良かったです。(まあ、なかったらうちの場合、すぐ下にスーパーマーケットがあるので買いに行けるのですが)

 

おわりに

久々にちょっとパニクる事態に遭遇して焦りました。

まあ、最近特にトラブルらしい事もなく比較的穏やに暮らしていたので、たまにはこういうハプニングも必要かも?

…とポジティブに考えつつ、洗濯機と一緒に同じくガタが来ていた冷蔵庫も買い替える事になったので結果オーライという事にしておきましょう。(電化製品って多少ガタが来ても、まだ動くと使い続けてしまいません?)

そして、この先も何があるか分からないので、サバイバルにもちょっと慣れておいた方が良いのではないかな、と思いました。(キャンプしたいw)

>Acknowledgement to Country

Acknowledgement to Country

This website would like to acknowledge Aboriginal and Torres Strait Islander people, the traditional custodians of this land and pay our respects to Elders both past and present.このウェブサイトは伝統的な土地の所有者であるアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老に敬意を表します。