ここ数年、1週間〜3週間ほどオーストラリアの国内旅行 (ロードトリップ) をする機会に度々恵まれているのですが、回数を重ねるごとに少しずつ持っておくと便利な物がだんだんと分かって来ました。
基本的に旅行ではいかに軽くてコンパクトにまとめられるかも大切なので、それも考慮して私が旅行する際に持って行って重宝している物を10個ほどシェアしたいと思います。
長期旅行だけではなく日帰りのお出掛けでも役に立つ物もあるので、もし良さそうと思うものがあれば取り入れてみてください!
ポリウレタンのゴム
まず最初に紹介したいのは、どこにでも売っているポリウレタンのゴムです。
ご存知の通り髪を結ぶゴムなのですが、これを持っているといざという時に意外と色んな用途に使えます。
- スナック菓子などの袋を縛るのに便利
- どんどん溜まっていくパンフレット類をとめてまとめられる
- 急に髪ゴムが必要になった時にも困らない
コンパクトなので常にポーチなどに入れておいても邪魔にならず、旅行先で急に髪を結びたくなって「持って来れば良かった」と後悔する事もないので重宝します。しかも安いので遠慮なく使えますし、たまにブチッと切れますが、予備をいくつか持っていれば何も問題ないです。
プラスチックバック
出先で突然欲しくなるのがビニール製の袋です。
最近はスーパーマーケットもレジ袋が有料になっているので袋を持ち歩く人も増えていると思いますが、そういう大きいのではなく小さめな物の方が便利かも。わざわざ買う必要はなくて、服や小物を買った時にもらう小さめの袋をとっておくだけです。
普段はそういう袋をもらわないようにはしてますが、言ってもそんなに頻繁に使う事はないので、あくまでもいざという時のためのストックとして持ってます。
きれいに畳んでポーチに入れて持っておくとコンパクトになって便利ですよ。
- フィッシュ & チップスなどのテイクアウェイでも困らない
- 外でピクニックなどする時に地面やベンチが湿っている時の敷物になる
- ゴミ箱にも便利
フィッシュ & チップスなどを持ち帰りする時に包紙から油が染みて来ることがよくあるので、そういう時に特にビニール製が欲しいと思います。わりと紙袋だけ渡される事も多いんですよね。
こんな感じで
それに長時間のロードトリップだと、ちょこちょこ車をとめてアイスやお菓子などを買う機会も増えると思うのですが、田舎だとなかなかゴミ箱も見付からないので、そういう時にも重宝します。
ちょちょかさばりますが、日帰り旅行とかならコンテナ (タッパー) を持って行っても良いかも。
ビーチサンダル・ビニール製のサンダル
ビーチサンダルやビニール製のサンダルも、私の旅行に行く時の必需品です。
- 突然ビーチやプールに来た時に
- バスルームを素足で歩くのに抵抗がある時
- スリッパ代わりに
オーストラリアの人は全然平気なようですが、日本人ならホテルのシャワールームの床が冷たいコンクリートだった時や、素足で歩きたくないなあと抵抗があるシチュエーションも結構あるのではないでしょうか。
それに、モーテルなどに泊まると基本的にスリッパなんて置いてないので、靴を履いて部屋をウロウロするよりはオープンになっているサンダルの方が楽です。
薄いビーチサンダルだとそんなに荷物にならないので、持っていて損はないと思います。
あと、夏ならビニール製のサンダルを履いて過ごして、それを兼用する事で荷物を減らす事も。
こういう系のサンダルは、なぜか高いものよりも安い方が履き心地が良かったりするので、オーストラリアで買うなら Rubi とかもおすすめです。
食器洗剤とスポンジ
オーストラリア人から見たら「気にし過ぎ」と笑われるかもしれませんが、私は旅行には絶対食器洗剤とスポンジ、出来れば台拭きも持っていきます。
食器用洗剤はトラベル用の詰め替えボトルに入れて、スポンジは半分くらいに切っておくと、そんなにかさばりません。
同じホテルに何泊かする時に部屋にスポンジや洗剤がなかったりする事もありますし、あってもいつのスポンジか分からないくらい古そうなものは使用するのを躊躇してしまうんですよね。
それに、いつかテレビ番組でこっそりホテルに監視カメラを設置して掃除の様子を見たところ、お客さんが使ったコップを軽く水で流して元に戻しているところが映し出された事もありましたし、場所に限らずあまり信用してないんですよね。
中には雑巾まで持っていくという人もいるようですが、私はさすがにそこまではしません。
ティーツリーオイル (アロマグッズ)
私がよく利用しているCarna Aromatics のアロマ製品
これも絶対重宝するティーツリーの精油!
強力な殺菌力や消臭効果などがあるので、これ一本あれば虫刺され、すり傷、ニキビ、トイレや靴などの臭い消しなど何にでも使えますし、トイレの臭い消しにも使えます。
あと、ホテルの部屋が冷房くさかったり癒しが欲しかったりする時もあるので、ラベンダーやお気に入りの精油をも一本くらい持っていても良いかもしれません。
芳香として使う場合はティッシュに垂らしたり、お湯を張ったマグカップに垂らすだけでも充分香りますが、持ち運びに便利なアロマストーンというものもあります。
ただ、肌につける場合は品質には充分注意してください。たまに名前だけで、合成油の場合もありますからね…。
栓抜き
これは旅行というか常に持っておくと便利なものなのですが、栓抜きのキーホルダーも鍵と一緒につけておくと便利です。
オーストラリア産のビールの王冠は手で開けられるものがほとんどですが、それが災いしてうっかり外国のビールを買ってしまうと開けられずに困ってしまうという事がたまーにあるので。(コインなどで開ける人もいますが、素人には難しい)
キーホルダーなので別に邪魔になりませんし、常に鍵と一緒に携帯しているので、忘れる事はありません。
私のはうちのパートナーが昔勤めていた会社のノベルティとしてもらった物ですが、買うならお土産屋さんに売ってるイメージ。これのお陰で何人に感謝されたか。
小さなポーチ & A4ファイル
意外とちょっと小分け出来るポーチやファイルなども、あると便利なんですよね。
インフォメーションセンターで情報収集するとパンフレットや地図などが増えていきますし、旅行中のレシートを全部入れて保管したり。
A4ファイルとかでも良いかも。
ランチバック
小さなランチバックは最近では色んな形・デザインが増えて来ましたが、旅行に持って行くと意外と重宝します。
ちょっとの時間なら一応保冷も出来ますし、食べ物類をひとつにまとめられて使わない時にはコンパクトに折り畳めますしね。
上の写真に載っているイチゴ模様のバックはニュータウンの雑貨屋さんで買ったのですが、かわいいので気に入ってます。メキシコの布を使用してオーストラリアで作られた物で、自閉症や障がいを持った人たちが作ってるそうですよ。
USB 充電器
このひとつのコンセントでたくさん充電出来る4ポートくらいあるタイプの USB 充電器は、最近ますます必需品です。
うちのパートナーはスマホを3つ持っていて、私もスマホとiPad mini が必須なので、ホテルのコンセントが少ないと争奪戦になってしまうので。写真の充電器はシドニーの IKEA で買いました。
ちなみに、パートナーの充電器を収納するボードも良い感じです。
ストール・毛布
あと、持っていける荷物に余裕があるなら、ちょっと大きめのストールやブランケットがあると良いかもしれませんね。特にストールは2004年くらいに日本で千円だったものですが、今でもバリバリの現役です。ちょっと寒い時に羽織ったり、毛布がわりに使えてワーホリ時代はこれにかなり助けられました。
個人的には、ウサギのぬいぐるみのようにたためるブランケットもとても気に入ってます。Kマートかターゲットか、どちらかで数年前に買ったものです。
おわりに
地味ですが、あると本当に便利なんですよ。少しでも参考になれば幸いです。