最初に住む場所は重要!という話と、驚いたゴールドコーストの変わり様

最初に住む場所は重要!という話と、驚いたゴールドコーストの変わり様

今日は、これからオーストラリアに来る人たちに伝えたい、興味深いトピックです。
別に知らなくても大丈夫だけど、知ってたらおもしろいんじゃないか、という話(笑)

オーストラリアに行くと決めたら、次に決めないといけないのは住む場所。
その最初に選んだ場所が、途中で移動しても後々まで影響を受けるという話です。

オーストラリアという国は、たった7つの州と1つの準州、首都特別地区で大きく区切られていますが、国土は日本の21倍!
気候も熱帯雨林や砂漠などもあり、ひとつの国に5種類の気候が存在します。

そんなオーストラリアですから、どこに住むかによって全く雰囲気も生活様式も変わってきます。

それに、場所によって何となく住んでる人 (特に日本人) のタイプも違うので、つまり選んだ場所で今後どんな生活をするのか、どんな人たちと出会うのかが決まってくるかもしれないんですよ。
だから、場所選びはとても大切なんです!

それともうひとつ、どこに行っても最初に住んだ町の影響があり、次の町の印象も変わって来る事があるのに気付きました。

 

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出来るだけたくさんの場所に

以前書きましたが、今年の初めに10年ぶりにゴールドコーストに行きました。
<まとめ> シドニーからブリスベン間のラグジュアリーな旅 2018年1月

ワーホリ時代にゴールドコーストに住んでいた事があるので、今回行くのをとても楽しみにしてました。
あの頃まだ20代だったんですよね。若いって本当に素晴らしい!

20代だったワーホリ時代、限られた2年間の滞在期間中に少しでも多くの場所に住みたかったんですよ。

1カ所に定住して移動しない人も多いですが、私にはあり得ませんでした。
何故かと聞かれたら、んー、

上手く言えないですが、その土地の雰囲気を実際に自分の体で体感して味わいたかったから、ですかね。
数カ月住んでみて、そこに住むのはどんな感じなのか肌で体験してみたかったんです。

理由はよく分からないですが、もともと旅行が好きで、オーストラリアに来た1番の理由も旅でしたから。

実際私が感じたのは、オーストラリアって州や場所が変わるとまるで違う国のように雰囲気がガラッと違うという事です。

ゴールドコーストしか知らないのに「オーストラリアはつまらないから、もう違う国に行こっかなー。」とかいう人が前にいて、オーストラリアのほんの小さな一面しか知らないのにと呆れた事があります。

ワーホリが退屈でつまらないと感じるなら、その人の目的意識の不足か場所の選択ミスなんじゃないですかね?

だって、シドニーひとつ取っても「シドニー大好き💕」という人と「シドニー大嫌👿」っていう人両方会った事ありますし、他の町についてもそういう事はよくあります。

だから、目的意識が低い人はもう仕方ないですけど、ただ単に自分とその場所の相性が合わないだけという可能性だってありますよね?

本当に、人の場所に関する評価ほど当てにならない物はないんですよ〜!これはもう何度も経験済み!

同じ場所でも、すごく良いとべた褒めする人がいるかと思えば、好きじゃないと酷評する人もいる。

行った場所の感想なんて、その人の好みや主観がたくさん入ってますから、参考程度に受け流しておかないとせっかくの出会いを逃すかもしれないですよ〜。

人の言うオーストラリアの地域の感想と、豚骨ラーメンの評価ほど当てにならないものはない事を経験の中で学びました。

女性の女友達に対する「かわいい」の評価はあまり当てにならない、と男性がよく言ってるのとも似てるかもしれません。

それぞれ選んだ理由

それでもオーストラリアに行った事がない人にとって、人の話やガイドブックなどを参考にしながら住む場所を決めるしかないですよね。

私は仕事やお金などの関係で、日本でのワーホリの準備期間が2年くらいかかってしまったので、その間に『地球の歩き方』を見たり資料を集めたりして下調べに充分な時間をかけました。

そのうち何となく「ケアンズだ!」と閃きがあったので、そこを最初の拠点と決めました。…と言えばカッコ良いですが、まあ早い話、南国が好きでずっと夏が良かったので選んだだけです。

ワーホリ最初の半年はケアンズに住んで、ファーム経験を経て、それからケアンズからブリスベンまでの間にあるイーストコーストを長距離バスを利用しながら観光つつ、ゴールドコーストまで行きました。

ファームの次はどこへ住もうか散々悩んだ末に、ゴールドコーストに決めたんです。

理由は、まず南下すれば良いだけだから。

それと、ケアンズは日本人観光客が多くてワーホリの出来る仕事もたくさんあったので、日本人の多いゴールドコーストもきっと仕事があるだろう、と。(実際はなくて大変だったんですけど。)

あと、決め手は「うちの住所はサーファーズパラダイス。」って一度言ってみたかったんです!! なんか響きがカッコ良いじゃないですか(笑)

ちなみに、私は3カ月ごとに場所を移動したかったので、ワーホリが憧れるローカルの仕事 (地元の人が対象にされてる仕事) は全く視野に入れてませんでした。

普通でも最大6カ月しか働けないワーホリは、100件履歴書を配って1件返事が来れば良い方とか言われるくらい仕事を見つけるのが大変で、それでも苦労して探している人もいます。

でも、雇用主側としたら英語も怪しいすぐ辞められるワーホリなんて採算が取れないので、なるべく雇いたくないだろうなって思いましたし、人一倍責任感が強くて真面目だった私は一部のワーホリの人たちがやってるように「6カ月働きます!」と嘘ついて途中で辞めるなんて、人として絶対に出来なかったし。

だから、早く仕事が見つかればそれで良い。とにかく短期間で旅行資金を稼いで、そのお金でまた移動したい。それだけでした。

そう言えばあの頃は、今よりもシティガールとファームガールのタイプがきっちり別れてたような気がします。

私がシティでファームに行ってた事を話すと「すごーい!私は出来な〜い!」とよく言われました。(そしてシティ好きのワーホリは、ビザの為に仕方なくバンダバーグ のファームを選ぶ 笑)。

私はどっちも全然違う魅力で捨てがたく、結局2年の間に都市部の長期滞在3カ所、ファームも3カ所、あとは旅行で短期滞在してたらビザが終了してしまいました😭

ワーホリ中に偶然今のパートナーに出会ったので結果的にオーストラリアには残る事になるのですが、シドニーから長期で出る事は出来なくなりました😅 それからはStuck in Sydney です!

当時のゴールドコーストの感想

とにかくゴールドコーストは新婚旅行でも行く人がいるくらい、日本人から「すごく良い!」と高評価をもらっている場所。

私の友人も新婚旅行でゴールドコーストに行っていたし、ちょっと期待してたんですよね。

で、2007年4月、私が初めてゴールドコーストに来た時の感想は…、

“想像以上に小さい町で、中途半端に都会…。” でした、ごめんなさい。

特に何も感動もなく、おみやげ屋さんがやたら多い小さい町だと思ってしまいました。

ここに来るまでに、散々雄大な自然を満喫してブリスベンのような都会も知ってしまった私は、ゴールドコーストがただの小さな日本人と韓国人街に見えてしまいました。

ゴールドコーストのおみやげ屋さんで働いてた時、「雰囲気が大好きで毎年来てます!」と言う若い日本人女性観光客の人がいたし、ファームで知り合った友人も遊びに来て「観光地って感じで良いね!」と言ってましたが…。

うーん、そうかなあ…?

当時の私には、良さがよく分からなかったんです。
滞在期間が主に冬で、海沿いの町だからとても寒かったのもあるんですかね?

そこで私が、周りの色んな人たちを見て分析した結果、

☆海が近くて波が良いから、サーフィンする人には良い場所。
☆日本人が多くてコミュニティが小さいから、英語が話せなくても海外気分を味わいたい人にとっては良い場所。
☆ファームと同じく、単に有名と言うだけで人が集まる場所。

という見解で納得してました。

全く英語が話せない日本人はケアンズでも多かったですが、ほとんどの人がノーメイクで30歳間近の落ち着いた人が多かったのに比べ、ゴールドコーストはきちんとメイクしてるキャピキャピ系の若い女の子多い感じでした。

大逆転した10年後の感想

そのちょうど10年後、久々にゴールドコーストに来る機会に恵まれて、早速ブロードビーチからサーファーズパラダイスまでひとりで歩いてみました。
(タイミングよくパートナーはゴルフだったので。)

懐かしい思い出のあるゴールドコースト。
トータル4カ月しか住んでないけど、当時の色んな人間関係が渦巻いていたエピソードを思い出しながら歩いてました。

「あれっ!?ゴールドコーストって、こんなに良い所だったっけ!?」

適度に南国の雰囲気が漂っている、気持ちの良い歩道。
適度に栄えてる観光地を歩いていると感じる、楽しい気分。

こんな所に住んだら楽しいかも?とまで思ってしまいました。
真夏だったせいもあるんですかね?夏も住んでたんですけどね。

思えばゴールドコーストいた期間なんて、たったの4カ月なんですよね。
シドニーに10年いて思うのは、最初の4カ月なんてシドニーのほんの表面しか知らなかったって事。

ゴールドコーストもそれなりに歩き込みましたがケアンズに比べたら全然ですし、仕事も少なかったから節約で外食もほとんどしなくてあまり派手に遊べなかったし。

あの短い期間が私にとってはゴールドコーストの全てで、それがゴールドコーストと思ってたんだなあ。

今はシドニーにどっぷり浸かってゴールドコーストに来たもんだから、南国の雰囲気も強調されて飛び込んでくるし、こじんまりまとまってるのもなんか良いなと思ってしまいました。

昔、ケアンズで働いていた時に同じ職場だったワーホリの先輩の言葉を思い出します。

その人はシドニーからスタートして、ファームも経験しながら2年かけて徐々に北上して来た女性だったのですが、その人曰く、

「シドニーに一番最初に住んでしまったから、どこに行っても田舎と思うし、北上すればするほど日本人だらけと思ってしまう。」

私の場合は全く逆。

ケアンズからだったので、どこに行ってもケアンズより建物が外国っぽく見えて感動出来るし、南下すればするほど日本人以外の人種が多いって感じられるので、なんてラッキーなんだろうと思ってたものです。

バンダバーグ の田舎でさえ、外国っぽいキレイな建物がある〜♡と喜んでいたのですよ。

ところが、ゴールドコーストに限っては、特に歴史的建物もなく、都会でも田舎でもない中途半端な場所のように映ってしまってたんですね!
10年後に来てみるまでは、そんなに最初の都市に影響されてるなんて気付きませんでした!

そう言えば「九州や北海道出身の人は、大自然を見慣れているので他県の人たちに比べて感動が薄い。」と誰かが言ってましたが、考えてみるとそうかもしれません。

東京付近出身の人とオーストラリアの自然の良さについて話してても、つい「そういう場所なら九州にもたくさんあるよ!」ってつい言ってしまう事、あります。

だって九州各地の自然もかなり雄大ですよ!こう言うとまた九州自慢なんて言われてしまいそうですが。

戸惑う変化

10年経って、ゴールドコーストはやっぱりすごく変わってました!

一番の違いはまず路面電車(トラム)が出来ている事です!!

あのよく知ってるはずの道路に、友達とバスで通った事のある道路に、ひとりで散歩した場所に、路面電車が???

記憶の中でよく知ってる思い出の場所に電車が走る光景は、何度見ても不思議な気がしてしまいました。
ある日突然10年後の未来に飛ばされたら、きっとこんな感じ。

歩いていると、見覚えのあるお店がちらほらあるんですが、いまいち地理感がつかめない感じでした。(一本道なんですけどね。)

一度行った事があるジャパレス “どんと札幌”。

当時のシェアメイトおすすめだったタイレストラン。

このパンケーキ屋さんも昔からあります。

「うーん、昔Q1ビルにみんなで家から歩いて行った事あるから、ここら辺知ってるはずなんだけど…あのストリートはどこ???」

死ぬほど懐かしいおみやげ屋さんの看板も見つけたけど、え、ここどこ?ってまだ分からない。

目印として助けてくれたのが、ハードロックカフェの大きなギターの看板。
えー、でもサーファーズってこんなんだったっけ??

色々変わってて面影を探しづらかったですが、ようやく場所を把握して昔働いていた職場も行ってみました。

おみやげ屋さんは残ってましたが、ジャパレスは跡形もなく消えてました。
そのエリアは当時のシェアメイトたちも働いてた場所だったのですが、彼らの職場だったお店も全部消えてました。

博多ラーメン(結局一度も行かずじまい)だけ残っていて、あとはチャイニーズ系のレストランとか空き店舗になってる所も多かったな…。さみしー。

しかも、絶対迷わないと思ってた場所で迷ってしまいました。

毎日仕事に行く時通ってたあの道、
当時の彼と仕事終わりに一緒に歩いて帰ったあの道、
シェアメイトと夕飯の買い出しの為に歩いたあの道、
あの道は一体どこに???

行ったり来たりして、ここに違いないという道をやっと見つけました。

そうかなとは思ってたけど、やっぱりここだったのか…。
ナビツアーが移動したのは他の人のブログで知ってましたが、バス停留所もなくなってたし、とにかく全然変わっててびっくり。

この道!様子が変わり過ぎてて、最初確信が持てませんでした。

私の記憶の中では今でも手に取るように思い出せるなじみのある場所のはずなんですが、もうないんですね、あの場所。

住んでた家を見たいと思ったのですが、探すのも苦労しました。
「えっと、ここからこう職場に行って…。」と思い出しながら、やっとたどり着いたシェアハウスだった家は、門がまえが少し変わっていました。

簡単な道だし、すぐ見つかると思ったのに。
昔、この道を何度も何度も、色んな人と歩いたのが嘘みたい。

あのシェアハウスで色んな出来事が起こりましたが、思い入れのある家でした。
もうあのメンバーとはほとんど連絡とってないけど、みんな元気かなあ〜?

昔住んでたシェアハウス。川が目の前でした。

それからサーファーズパラダイスをかなり歩いたんですが、たくさん人がいるのに日本人や韓国人らしき姿をほとんど見かけませんでした。
噂には聞いてたけど、サーファーズの日本人はかなり減ったようですね。

代わりにサウスポートという場所にチャイナタウンを作る計画があって、日本人はそこに住む人が多いのだとネットに書いてありました。

これからも、どんどん時代に乗って変わっていくんでしょうね。

チャイニーズレストランは少なかったですが、一応チャイナタウンっぽくはなってました。

まとめ

また今度、何年か経ってゴールドコーストに来てみたい。
ケアンズやイーストコーストの、過去に私が訪ねた町を再び行ってみたい、そう思います。

もしかしたら、最初の印象とかなり違っているかもしれませんね。