最初に住む場所は重要!という話と、驚いたゴールドコーストの変わり様

私ね、昔ゴールドコーストのサーファーズパラダイスとバーレーヘッズに住んでいた事があるんですよ。ワーキングホリデーの頃なのでもうずっと前の話ですけど。

そして、今年2018年の初めに10年ぶりに訪れたのですが、変わり過ぎていて驚きました。

それと同時に面白い事に気付いたんです。

最初に住んだ場所というのは、その後に違う町に移ってもかなり影響を受けるものなんだなあと。

どこに行っても最初に住んだ町の影響があり、次の町の印象も変わる事があるんだという事を今回身をもって体験したので、その事について書きます。

これからオーストラリアに行く人、特に長期滞在を考えている人にはちょっと参考になるかも?

大逆転した10年後の感想

2018年にゴールドコーストに来る機会に恵まれ、パートナーがゴルフをしている間、私はひとりでブロードビーチからサーファーズパラダイスまで歩いてみたんです。

私がここに住んでた時からぴったり10年後。

懐かしいゴールドコーストを歩いていると当時の色んな人間関係が渦巻いていたエピソードを思い出し、楽しくなったり腹が立ったり、色んな感情がよみがえって来ました。

しばらく思い出に耽っていたのですが、ふと「あれっ!?ゴールドコーストって、こんなに良い所だったっけ!?」と気付いたんです。

適度に南国の雰囲気が漂っている気持ちの良い歩道、適度に栄えてる観光地を歩いていると感じる、楽しい気分。

こんな所に住んだら楽しいかも?とまで思ってしまいました。

昔住んでいた時は主に冬で、今回訪れたのが真夏だったせいもあるのでしょうか?いや、でも夏も住んでましたし…。

当時ゴールドコーストに持った感想を思い出してみる

2007年4月、私が初めてゴールドコーストに来た時の印象は、想像以上に小さくて、おみやげ屋さんがやたら多い中途半端に都会な町でした。

正直、がっかりしてしまったんですよ。

私の友人も新婚旅行でゴールドコーストに行きましたし、日本人から高評価をもらっている観光地なので期待値が大きかったのかもしれません。

ゴールドコーストのおみやげ屋さんで働いてた時に「雰囲気が大好きで毎年来てます!」と話してくれた若い日本人女性がいましたし、ファームで知り合った友人が遊びに来た時も「ここは観光地って感じで良いね!」と言ってたのですが、当時の私にはさっぱり良さがよく分かりませんでした。

私がゴールドコーストを選んだのは「サーファーズパラダイスに住んでます」という響きがカッコ良いから言ってみたいというくだらない理由と、ケアンズからブリスベンまでの間に観光地がたくさんあって長距離バスの最終地点だった事、日本人が多いのでとりあえず職にはあぶれないのではないか?と思ったからでした。(実際は仕事がなくてめちゃくちゃ大変でした)

でも、なぜ多くの日本人は、わざわざここに来たがるんだろう?と不思議でした。

それにもっと長くいたいからと、ワーホリビザから学生ビザに切り替える人も少なくない事にもびっくり!

そこで私が、周りの色んな人たちを見て分析した結果、以下の見解で納得しました。

  • 海が近くて波が良いからサーフィンする人には良い場所
  • 日本人が多くてコミュニティが小さいから、英語が話せなくても海外気分を味わいたい人にとっては良い場所
  • ファームと同じく、単に有名と言うだけで人が集まってるだけ

※ あくまで当時の私の見解で、現在と状況も異なります。

だから最初に住む場所は大切なのです!

思えば、私はケアンズからワーホリをスタートさせて、散々雄大な自然を見て来たりファームで田舎暮らしを満喫して来ましたし、同時にブリスベンのような都会も知ってしまった後でゴールドコーストに来たんです。

だから、その時の私にとってサーファーズパラダイスは特に歴史的建物もなく都会でも田舎でもない中途半端な町で、その小さな地域に日本人と韓国人がたくさん住んでいるように映ったんでしょうね。(当時はそうだったんです)

昔、ケアンズで働いていた時に同じ職場だったワーホリの先輩が「シドニーに一番最初に住んでしまったから、どこに行っても田舎と思うし、北上すればするほど日本人だらけと思ってしまう」と言っていたのを思い出します。

その人はシドニーからスタートして、ファームも経験しながら2年かけて徐々に北上して来た人でした。

私の場合はその逆ルート。ケアンズからだったので、どこに行ってもケアンズより建物が外国っぽく見えて感動出来るし、南下すればするほど日本人以外の人種が多いと感じられるのでラッキーだったな、と密かに思ってたんです。バンダバーグの田舎でさえ「外国っぽいキレイな建物がある〜♡」と喜んでいたのですよ。

が、まさかゴールドコーストでこんな落とし穴があるとは (笑)

そして今回はシドニーにどっぷり浸かってゴールドコーストに来たので、南国の雰囲気が強調されて「こじんまりまとまってる町も良いもんだな〜」という感想を持ったのだと思います。

そう言えば「九州や北海道出身の人は自然を見慣れているので、他県の人たちに比べてオーストラリアの自然に対する感動が薄い」と誰かが言ってましたが、確かにそれはそう。東京付近出身の人と話していると、時々つい「そういう場所なら九州にもたくさんあるよ!」と言いたくなりますもん。

 

自分に合った土地を見付けよう

長期滞在、特にワーキングホリデーの過ごし方は色んなスタイルがあって、1カ所に定住して動かない人もいるし、旅行ばかりする人もいます。

私の場合は中間で、色んな場所にも行きたい、それも行くだけではなく住んでみたい!という気持ちが強かったので、限られた2年間の滞在期間中に可能な限り色んな場所 (約7カ所) に住みました。

そして分かったのは、オーストラリアという国は州や場所が変わるとまるで違う国のように雰囲気や生活がガラッと変わるという事です。

オーストラリアは日本の21倍の国土を持ち、熱帯雨林や砂漠など5種類の気候が存在しますから、当然と言えば当然ですよね。

それに、地域によって住んでる人のタイプも変わってくる側面もあるので、その時に関わったメンバーでも全く印象が変わり、それが面白くてオーストラリアにハマっていったのかもしれません。

例えば、全く英語が話せない日本人はケアンズでも多かったですが、ほとんどの人がノーメイクで30歳間近の落ち着いた人が多かったのに比べ、ゴールドコーストはきちんとメイクしてるキャピキャピ系の若い女の子多いと思いましたし、観光地なだけに現地のオーストラリア人も若くて弾けてる系な感じの人が多いなあと思いました。

私の場合は南国ムードが好きだったので最初にケアンズを選びましたが、そうすると日本で介護職や看護職などバリバリ仕事をして来た人が、休養感覚でワーホリに来たという私と似たような人も多かったです。だから、住むというよりも旅行が好きな人が圧倒的に多かった。

シドニーは人口が多い分多様ですが、旅行に全く興味がなく、キャリアアップとか資格とかに意識が向いている日本人が多くて、最初は面食らいました。

だから、自分に合った地域は大切なんです。

どんな人と出会いたいのか、どんな生活をしたいのか。

以前、ゴールドコーストしか知らないのに「オーストラリアはつまらないから、もう違う国に行こっかなー」とかいう人がいましたが、ワーホリが退屈でつまらないと感じるのは、もしかするとただ単に自分とその場所の相性が合わないだけかもしれませんよ?

「つまらんー!」と言いながらダラダラ過ごすくらいなら、一度移動してみるのもありだと思います。まあ、どこへ行っても変わらない人もいますが。

まあ、来てみないと分からない事もたくさんありますからね。

人のおすすめはあまりあてにならない

よく「オーストラリアでおすすめの場所を教えてください」と聞く人がいますが、聞くなら何が自分にとって重要なのかを把握した上で質問した方が良いです。

行った場所の感想はその人の好みや主観がたくさん入ってますから、参考程度に聞いておくくらいがちょうど良いと思います。

私も今まで散々色んな人の意見を聞いて来ましたが、同じ場所でもすごく良いとべた褒めする人がいるかと思えば、好きじゃないと酷評する人もいます。

九州人の豚骨ラーメンに対する評価と似たようなもので、あまりあてになりません。

でもやっぱりゴールドは変わった!

まあ実際、ゴールドコーストは10年でかなり変わってましたよ。特に町の中心部は様子が変わり過ぎていて、ものすごく戸惑いました。

そりゃシドニーだってメルボルンだってかなり変わったので、不思議はありません。でも、私の記憶の中では今でも手に取るように思い出せるなじみのある場所なのに、あの光景はもうないんだと思うととてもとても変な感じで。

一番の違いは路面電車 (トラム) が出来ている事‼︎ でも、これは最近できたらしいので、長く住んでいる住民の人たちも同じ違和感を感じているかもしれませんが。

(これは数年後、シドニーにライトレールが出来た事で、私も全く同じ体験をします)

あのよく知ってるはずの道路に路面電車が???記憶の中でよく知ってる思い出の場所に電車が走る光景は、何度見ても不思議な気がしてしまいました。

ある日突然10年後の未来に飛ばされたら、きっとこんな感じ。

歩いていると、見覚えのあるお店がちらほらあるんですが、一本道なはずなのにいまいち地理感がつかめない感覚がつきまといました。

昔行った事があるジャパレス “どんと札幌” があって嬉しかった

当時のシェアメイトおすすめと言ってたタイレストランで位置把握

このパンケーキ屋さんもまだあったんだー!と感動

「うーん、昔Q1ビルにみんなで家から歩いて行った事あるから、ここら辺知ってるはずなんだけど…あのストリートはどこ???」

死ぬほど懐かしいおみやげ屋さんの看板も見つけたのですが、まだ「え、ここどこだっけ?」となってました。

ハードロックカフェの大きなギターの看板を見付けて、ようやく「ああ!」となるレベル。でもサーファーズってこんなんだったっけ??

色々変わってて探しづらかったですが、ようやく場所を把握したので、昔働いていた職場も見てみる事に。

OK Gift Shop

おみやげ屋さん、残っていて安心しました。でも、もしスタッフさんが私の事を覚えていても覚えていなくても微妙な気持ちになるので中には入りませんでしたが。

ただ、日本食レストランは跡形もなく消えてましたね。

当時のシェアメイトたちも働いてたエリア…、彼らの職場だったお店も全部消えてました。

博多ラーメン (結局一度も行かずじまい) だけ残っていて、あとはチャイニーズ系のレストランとか空き店舗になってる所も多くて寂しいですね。

もうあのメンバーとはほとんど連絡は取ってませんでしたが、みんな元気かなあ〜?と懐かしくなったり。

しかも、絶対迷わないと思ってた場所で迷ってしまったんです!

この道!様子が変わり過ぎてて、最初確信が持てませんでした。

昔住んでた家をちょっとだけ見に行きたかったのですが、「えっと、ここからこう職場に行って…」と思い出しながら行ったり来たり。

簡単な道だし、すぐ見つかると思ったのに。

毎日仕事に行く時に通ってたあの道、当時の彼と一緒に歩いて帰ったあの道、シェアメイトと夕飯の買い出しの為に歩いたあの道、あの道は一体どこに???って。

ナビツアーが移動したのは他の人のブログで知ってましたが、バス停留所もなくなってたし、とにかく全然変わっててびっくり。昔、この道を何度も何度も、色んな人と歩いたのが嘘みたいです。

場所ははっきりとは書きませんが、やっとたどり着いたシェアハウスだった家は門がまえが少し変わっていて、最初分かりませんでした。

昔住んでたシェアハウス。川が目の前でした

あのシェアハウスで色んな出来事が起こりましたが、思い出をたくさん作った家でしたね…。

日本人はサウスポートにいるんですか?

それにしても、噂には聞いていましたが、あの昔は日本人や韓国人だらけだったサーファーズパラダイス、かなり歩いたにも関わらずたくさん人がいるのにアジア人をほとんど見掛けなかったので驚きました。

なんでも、サウスポートという場所にチャイナタウンを作る計画があって、日本人はそこに住む人が多いのだとか。確かにサウスポートに行ったら日本語が聞こえて来ましたよ。

チャイニーズレストランは少なかったですが、一応チャイナタウンっぽくはなってました

でも、思えばゴールドコーストいた期間は、濃かったとはいえたったの4カ月程度なんです。

シドニーに10年いて思うのは、最初の4カ月なんてほんの表面しか知らないじゃないですか。それなのに、あの短い期間が私にとってはゴールドコーストの全てで、それがゴールドコーストと思ってたんだなあと気付きました。

ゴールドコーストもそれなりに歩き込みましたがケアンズに比べたら全然ですし、仕事も少なかったから節約で外食もほとんどしなくて、基本家でお菓子作りに精を出してましたし、実はゴールドコーストを全然知らない事を再認識。

まとめ

ちょうど10年目に改めて懐かしい土地を訪ねて、色々な事に気付けました。

また何年か経ってゴールドコーストに来たら、どう感じるのでしょうか?

チャイナタウンも立派になっているかもしれませんね。

>Acknowledgement to Country

Acknowledgement to Country

This website would like to acknowledge Aboriginal and Torres Strait Islander people, the traditional custodians of this land and pay our respects to Elders both past and present.このウェブサイトは伝統的な土地の所有者であるアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老に敬意を表します。