こんなに心が躍るチョコレート屋さんがあるなんて!と、久しぶりに胸がときめいてしまった『ココチョコレート (Coco Chocolate)』は、キリビリにあるチョコレート専門店です。
目立たない場所にある小さなお店ですが、店頭に並ぶチョコレートはアーティスティックで洗練された雰囲気が漂っていて、どれも本当に素敵。
ここの商品は、オーストラリアの高級デパート David Jones や、シドニーのモスマンにある Accoutrement、ニューサウスウェルズ州発祥のスーパーマーケット Harris Farm、それから高級食品や職人の作った商品を売るお店などでも取り扱われているそうです。
もちろん国内であればオンラインでも買えるので、ウェブサイトを見てみてください。
思わず「かわいい!」と声が出てしまうチョコレート屋さん
キリビリのメインストリートから少し横道に入ったところにある『ココチョコレート (Coco Chocolate)』は、こじんまりしていますが、かわいらしい外観のお店です。
3a-9b Broughton St/ Bligh St, Kirribilli NSW 2061
https://cocochocolate.com.au/
火〜土 10am–6pm / 日 10am–2pm
このお店の創始者レベッカ・ナイツ (Rebecca Knights) さんは、フランスの名門校でショコラティエとして修行をした後、イギリスで10年自分のお店を経営。ロンドンの高級デパート Harvey Nichols にも出店していた経験があります。
そんな彼女ですが、故郷のシドニーに戻りたい気持ちが強かったようで、2004年にこの比較的静かなエリアであるキリビリにお店をオープンしました。
チョコレートが素敵なのは、そういう経緯があるからなんですね。
たくさんのチョコレートが並んでいる店内は、見ているだけでワクワクしてしまいます。
ファインチョコレートなので値段は高めですが、$7〜$12くらいの小さいボックスもあります。高いものは$45〜なので、プレゼント用にも喜ばれそうです。
レベッカさんの書いたシャンパンの本もあります。
かわいらしい絵の描かれたボックスに入ったオーガニックのダークチョコレートでコーティングされているチェリーチョコレート (10粒$45.95)。これをもらった人は、きっと嬉しいでしょうね〜。
そしてちょっと分かりにくいですが、写真右側にあるタトゥーチョコレート ($45) もかわいいんですよ。
ウェブサイトから画像をお借りしました
ベティ・ペイジをイメージしたボックスにタトゥーアートがプリントされた四角いチョコレートは、ミルク、ホワイト、ダークの3種類。豹柄のリボンはロンドンから取り寄せたものなんだそうです。
そういう絵がプリントされたチョコレートも多く売られているようなのですが、実際にお店に行ってみると中身が見れないようになっていたボックスも結構あったので、事前にネットで確認して目星をつけておいても良いかもと思いました。
The Coco Siren Collection
ちなみにココチョコレートのベストセラーは、このセイレーンコレクション ($49.94) だそうです。あー、かわい過ぎますよね。
食べたいと言われると分かりませんが、ピンクの箱に入ったベーコンとメイプルシロップのチョコレート ($12.95) なんていうのもあります。
オーストラリア産のベーコンとカナダ産のメイプルシロップ味で、ミルクチョコレートとダークチョコレートの2種類。うーん、どんな味なんでしょう…。
そして写真の右下にはこのお店を知るきっかけになったウェンディシークレットガーデンとコラボのチョコレート ($12.95) も写ってますね!
店員さんに許可をもらって写真を撮らせてもらったのですが、素敵なチョコレートがたくさんあり過ぎて、お店にいる時には気付いてませんでした。
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直径10cmある大きなコインチョコレート ($9.95) もインパクトあります!
そして、面白かったのがこちらのピカソのチョコレートパズル ($19.95)。
「え、パズルってパズル??」と思って店員さんに聞いてみると、チョコレートがパズルになっているとのこと。
興味津々だったので、$20くらいなら、と思ってパートナーのバレンタインデーチョコレートとかこつけて買ってみることにしました。
パートナーに渡した時「本当にチョコレート?そうだと祈るよ」なんて言われたので一瞬不安になりましたが、ちゃんとチョコレートでした!面白い‼︎
全部の箱を集めたいと思ってしまうようなかわいい絵がついた小さいチョコレート ($7.95) もありました。
ジンジャービアとピンクジンを買って食べてみることに。
ジンジャービアは、かすかにパチパチと弾けるホッピングキャンディーが入っていて、ほんのりとジンジャーの味。ピンクジンはジンの味がしたかは分かりませんが、おいしかったです。
気になるチョコレートがいっぱいあり過ぎて、私にもまだ物欲が残ってるんだなと思いました (笑)
ココチョコレートへの行き方
ココチョコレートのお店は、ミルソンズポイント駅のすぐ近くです。
Broughton Street の駅の反対側を渡って、ひときわ目立つ教会 (The Bridge Church) を正面に見たら右側に歩きます。
『Kirribilli Village Cafe & Ristorante』が見えたら、そこを左の Bligh Street に曲がるとすぐです。
よく見ると、看板が出てるんですよ。
こちらがそのお店。
そしてシドニー郊外のモスマンには、ココチョコレートのチョコレートスクールもあり、そこでチョコレートの作り方を学んだり、ハイティーパーティをしたりも出来ます。
モスマンのチョコレートスクール
シドニー・チョコレートスクールは、モスマンのシドニーハーバー国立公園、ミドルヘッドにあります。
Building 21, 1110 Middle Head Road, Mosman NSW 2088
https://cocochocolate.com.au/
予約のみ
スクールのバルコニーを貸し切るか、スクール前のバーベキューエリアの芝生 (バブリックスペース) を利用してハイティーパーティやチョコレート作りパーティも可能です。(6人〜)
子供の誕生日、ヘンズパーティ、企業や団体グループ、結婚式など様々な目的で利用されていて、スクールはアルコールライセンスもあるのでスパークリングワインなども提供可能とのこと。
また、2011年に設立された伝統的なフランスのチョコレート作りを学べるチョコレートスクールでは、通年の毎週金曜日、土曜日、日曜日にクラスが開催されています。
過去15000人の受講生がいるとのことですが、現地に行くのが大変な人には40分のオンラインクラスもあります。
カカオの歴史やカカオからチョコレートになるまでの製造工程、テンパリングとは何か、本物のチョコレートの見分け方などを自宅に送られてくるテイスティングパックで実際に味を確かめながら学べ、修了書ももらえるそうです。
興味がある人はウェブサイトで確認してみてくださいね。
おわりに
シドニーの中心部から少し離れた静かなサバーブにある素敵なチョコレート屋さん。ちょっと隠れ家っぽくもありますね。
本当にとてもかわいいので、気になる人は要チェックです!