マリックビルにあるギリシャのカフェ『Hellenic Patisserie & Gelato Bar』

シドニーのインナーウエストに位置するマリックビルは、ベトナム人街とギリシャコミュニティが共存しているような町です。

そして、マリックビル駅のすぐ近くにある『Hellenic Patisserie & Gelato Bar (ヘレニックパティスリー & ジェラートバー)』は、もともと1977年創業の歴史あるベーカリーでしたが、2016年からギリシャのスイーツ、ケーキ、ペストリー、自家製ジェラートなどを取り揃えるカフェになっています。

夕方までオープンしてますし、たまにはギリシャの甘いスイーツと一緒にギリシャコーヒーをゆっくり味わう時間を作っても楽しいかもしれませんね！

古くから親しまれてきたお店は駅のすぐ近く

そのギリシャカフェがあるのは、マリックビル駅のすぐ近く、ベトナムレストランが多い通りの反対側になります。

こちらの青と白の大きな建物です。

最近、ギリシャ系カフェでクリスマスのスイーツの存在を知ったので、このお店にはあるか気になって来てみました。

パッと見カフェっぽくない建物に見えるかもしれませんが、一歩お店に入るとスイーツがたくさん並んでいます。

こんなにたくさん並んでいると、何を買おうか迷いますよね？

チョコレートやバクラバ、タルトなど色々。

シナモンビスコッティもちょっと気になりました。

ケーキもたくさんあって、オーストラリアの焼き菓子パブロバなんていうのもあったので、今度パートナーに買って帰ってあげようかな〜なんて。

ティラミスやヌテラ、フェレロのロシェなどのケーキなどまであって、種類は豊富です。

でも今回のお目当てはクリスマスのスイーツ！

クリスマスのスイーツをゲット！

実は入っていきなり見付けてました。

メロマカロマ (Melomakarona)、それに粉砂糖たっぷりのクラビエデス (Kourabiethes) がギリシャの伝統的なクリスマススイーツだそうです。

うん、特にクラビエデスはいかにもクリスマスっぽいですよね。

ということで、クリスマスのスイーツはお持ち帰り。

どちらも特徴的なサクサク感があっておいしかったのですが、特にクラビエデスはアーモンドがたっぷり入ってるらしくて、軽いサクサク感がめちゃくちゃおいしくて、はまりそうでしたよ〜！

これは Melomakarona と Ergolavi

店内で食べるスイーツ

せっかくここまで来たので、お店でもケーキをいただくことにしました。外席が良い感じです。

注文したのはブラックフォレストと、ギリシャコーヒーです。

コーヒーについていたパンはパサパサ感があって、バニラ？のような香りがヨーロッパっぽいと思いました。

ブラックフォレストはムースになっている部分もあって、一般的なブラックフォレストとは違う感じですが、やっぱり甘いなあ‼︎ と思いました。

日本人の口だと激甘と感じる人も少なくなさそうな、典型的なヨーロッパ系のケーキという感じ。

なので、コーヒーを頼んでいたのは大正解でした！

ギリシャコーヒーって基本的にトルココーヒーと同じで、下に砕いたコーヒーが溜まるので、うわずみをコーヒーカップに移して飲みます。このスタイル、たまに飲むとワクワクしますね。

おわりに

うちのオージーパートナーもギリシャ系のスイーツが好きなのでたまに買ってますが、私は特に知識もなく食べていたので、今回クリスマスのスイーツというお題で探したのは楽しかったです。

イギリス文化の強いオーストラリアのクリスマスとはいえ、色んなバックグラウンドを持つ人たちが住んでいるオーストラリアなので、色んな国のクリスマスを齧ることが出来るのは楽しいですよね。

これからはクリスマスだけではなく、色々調べてみようかなーと思いました。

（参考: Vasili’s Taxidi: Hellenic Patisserie and Gelato Bar – Shops Synonymous with Marrickville | Greek Herald）