気軽なオーストラリア流のスシなら『寿司ハブ』にしとけば間違いなし

以前からずっとこのブログで紹介したいと思いつつ、なかなかパッとしたネタがなくて先送りして来た『寿司ハブ』というお寿司屋さん。(お寿司屋さんというか “スシショップ” の方がしっくり来ますが)

今回書く機会が巡って来たと思ったのは、たまたまツイッターでこのお店が日本の番組でチラッと紹介されたのを知ったからです。

まあ、結果的にガセネタだったわけですが、私には当たり前すぎて何とも思ってなかったお寿司が、日本では「えーっ!」という反応になるんだな…と知れて新鮮でした。

オーストラリアでは職人さんが握る本格的なお寿司も食べれる反面、誰でも手頃で食べやすいスシロール系のお寿司も人気です。

というか、オーストラリアの人は “Sushi” と言えば巻き寿司を思い浮かべる人の方が多いかも…。

もしそんなカジュアルなオーストラリア流のお寿司を味わうなら、この『寿司ハブ』はおすすめのお店ですよ!

寿司ハブというお店

Sushi Hub

寿司ハブは2006年にニューサウスウェルズ州のカブラマッタ (Cabramatta) から始まった寿司チェーン店で、2018年までに多州も含めて70店舗ほどに増えています。

Eri
Eri
そうそう、それくらいからシドニーでも急にたくさんの店舗を見掛けるようになったんですよね。

昔は今よりもっとお寿司屋さんが乱立していたような印象があるんですが、しょぼいお寿司屋さんに当たると本当にガッカリします。それに引き換え、寿司ハブはおいしくてハズレがない!というのが私の最初の印象でした。(日本人経営ではありません)

私の知り合いは「何か中毒になるような物でも入ってるのかしら?」と言いながらいつも買っていましたが (笑)、それは単に最低12カ月のトレーニングを受けたシェフが、毎日届く新鮮な魚を使って作ったお寿司を提供しているからのようです。

2020年時点で全国に100店舗を目指しているだけあって、こういう形態のお寿司屋さんにしてはしっかりしているのではないでしょうか。そもそも巻きものが多いテイクアウェイ中心のお寿司ですから。

オーストラリアの定番お寿司はこんな感じ

Sushi Hub

という事で、オーストラリア定番の巻き寿司 (スシロール) がこちら!

こういうお寿司はパッと買えてパッと食べれるので便利なので、いつもたくさんの人が入れ替わり立ち代わり買っていきます。

私のおすすめはサーモンアボカドロール (Fresh salmon roll with avocado) か、スモークサーモンとクリームチーズが入ったやつ (Smoked salmon cream cheese roll)です。

Sushi Hub

ここのサーモンはたっぷり入っていておいしいんです。あ、でも私は全然平気ですが、この醤油の味が苦手な日本人ももしかしたらいるかも…???

あと、チキンカツテリヤキチキンテリヤキビーフ天ぷらなどが入ったロールも、この国ではよく見る定番の具材です。これらも別にまずくはないのですが (酢飯のおにぎりという感じ?)、九州生まれの私にとって、やっぱりお寿司は魚ですね。

あ、でもソフトシェルクラブ (カニの揚げたやつ) はオーストラリアっぽくておいしいので、食べてみても良いかも。

ベジタリアンの人は油揚げを味付けしたテリヤキ豆腐ロール (Teriyaki tofu roll) や、海藻とキュウリが入ったロール (Seaweed salad & cucumber roll) をどうぞ。

いなり寿司も人気だよ

Sushi Hub

いなり寿司も人気なのですが、特に上に色々乗ってるいなりはオーストラリアの定番中の定番で、私が昔働いてたレストランのテイクアウェイコーナーでも売れ筋でした。

…が、ツイッターの反応を見ていると、オーストラリアに住んでいる日本の人でも「怖くて食べられない」という人がいるみたいですね?

でも、これ本当においしいので、一度食べてみてください。

Sushi Hub

ちなみに、このいちばん右の海藻いなり (Seaweed salad inari) はわりとどこでもあるトッピングで、うちのオーストラリア人パートナーも大好物。…ただ、確かにおいしいんですけど、ご飯も緑色に染まるくらい鮮やかな緑なので、体に良いかは微妙です。

他にもこのお店にはロブスターやアワビが乗っているものもあって、種類が豊富です。

もちろんにぎりもあるよ

Sushi Hub

にぎりのお寿司もちゃんと売っていて、単品で買えるものもあれば、パックになっているものも。あと、刺身だけとかも置いてますし、炙りサーモンもおいしいですよ。(炙りサーモンは普通 Seared salmon と言うのですが、このお店は Grilled salmon になってます)

Sushi Hub

私はたまーにサーモンだけのパックを買う事があります。

Sushi Hub

あと私がよく買うのは、サンドイッチのお寿司 (Sushi sandwich) ですね‼︎ 上の写真で言うと、左下のやつ。これはこのお店オリジナルだと思います。

ちなみに他にパックに入ってるのは、サーモンアボカドロールとアワビいなり (Abalone salad inari) です。

これらのお寿司は、基本的にテイクアウェイなのですが、大概は店内か店の近くに食べるスペースも設けられています。

それに、時々回転寿司形式で食べれるお店もあるようです。

たまに回転寿司で食べれる場所も

Sushi Hubメルボルンにあったお店

寿司ハブは出来合いのお寿司をテイクアウェイするスタイルのお店が多いのですが、奥に回転寿司があるお店を去年メルボルンで見付けた時は、とても助かりました。

その時私のパートナーはメルボルンで仕事中で、私は数時間だけ市内をうろうろ。グルメ天国のメルボルンと言えど、ひとりでわざわざかしこまったレストランに入る気にもなれなかった私には、この気軽さがちょうど良かったんですよね。

Sushi Hub

お約束のサンドイッチ寿司を食べて、

Sushi Hub

サーモンとアボカドの軍艦巻き。

サーモンの細巻きは、形がかわいいですね。

Sushi Hub

チーズ入りのサーモンも食べました。やっぱりこれは行っておかないと。

という事で、食べる量も自分で調節出来ますし、一人旅の旅行者にとってもありがたいお店だと思います!(お茶は有料ですが、水も出してくれました)

このタイプの寿司ハブは初めて見たので、シドニーにもあるのかな⁉︎ と思ったら、セントラル駅近くにあるヘイマーケットにありました!うどんなども頼めるみたいです。探せば他にもあると思います。

で、このヘイマーケット店なのですが、最初にちょっと言ったように、先週放送された日本の番組で、このお店が一瞬映ったんですよ!世界のお寿司特集みたいなところで。

テレビで紹介された『たこ焼きいなり』…⁉︎

Sushi Hub

テレビに映っていたのはこのお店。

実は私、このブログをやってたお陰で、最近日本のテレビをリアルタイムや録画で観れるようになったんですよ。…と言ってもほとんど観ないので宝の持ち腐れではありますが、オーストラリア特集を観れたりするのは便利ですね。

Eri
だから、日本の番組でオーストラリアやる時は教えて欲しー!

それによると、なんと「オーストラリアではたこ焼きがトッピングされたいなり寿司が人気で流行っている」との事。

うーん、あってもおかしくない気がしますが、別に流行ってはいないと思うんですけどね…。

そんな変なもの売ってたらすぐ気付きそうなものですし、ツイッターの反応を見てもオーストラリア在住の日本人も知らないと…。

それに、この後に実際に見に行った人も何人か「見に行ったけどなかった」と言ってました。

そして判明したお店違い!

という事で、じゃあどうせ家の近所なので、実際にテレビに映ってた店舗に行ってみよう、と見に行ってみました。(暇人ですねw)

でも、天ぷらいなりはあるものの、たこ焼きが乗ったものは皆無。

お店の人に聞いても首を傾げられ「単品なら出来るけど?」と言われました。

…え?どういう事?

 

後で知ったんですけど、たこ焼きいなりがあるのは『HIRO 寿司』さんです!ちゃんとウェブサイトのメニューにも載ってます。

ちょっと〜!TBS さん、最近は現地から日本のテレビ観てる人も結構いるんですよ〜 (笑) すぐ SNS でも拡散されますしね。

ちなみに、もうひとつ紹介されていた『ドーナツのお寿司』も存在は知ってましたが、オーストラリアで生まれて世界中でブームになっているとは思えないくらいひっそりとした知名度のような気が…。

 

おわりに

それにしても、番組を観て思ったのは、世界中には色んなアレンジされたお寿司があるんですね。

初めてオーストラリアのお寿司を見た時は「この発想は日本人にはないなー!」と衝撃を受けた事がたくさんあったのですが、そんな海外のお寿司を逆輸入して日本でも作っている人がいるのは面白かったです。

それに、芸術的な細工寿司は、出来ないとお嫁にいけないと言われた時代もあったくらい伝統的なものだったとは。

それでなぜかキャラ弁が日本で流行ったのが頭に浮かび、きっと本来日本人は発想力が豊かで手が器用な人が多いんだろうな、と思いました。そんな文化も守りつつ、うまく世界の人たちとも融合出来たら良いのではないでしょうか。

まあ、そんなこと言ったら、修行をした生粋のお寿司職人さんたちに怒られるかもですが…。

漫画でアレですが、にぎりひとつ作るのにもかなりの熟練の技がいるんだなあと、昔『将太の寿司』を読んで驚愕しました。

実際、シドニーでも舌が肥えたお客さんは、握るシェフを確認してから来店する人もいますからね。

なので私が思うに、オーストラリアにおけるお寿司というのは、正統派のお寿司と大衆が普段気軽に食べてるお寿司は同じ「Sushi」でも別ジャンルだと捉えておくのが良いと思います。

はあ〜、いつか正統派の高級寿司も紹介したいです!